最終更新日:2025/08/20

ニック・ボストロムの直交性テーゼの妥当性に疑問を投げかける。

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It brings into question the validity of Nick Bostrom's Orthogonality Thesis

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元となった辞書の項目

validate

【動/他】を法的に有効とする;を正当であると証明する;を公式に認可する

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ニック・ボストロムの直交性テーゼの妥当性に疑問を投げかける。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: validate

品詞: 動詞 (verb)

意味(英語): to check or prove the validity or accuracy of something; to make something officially acceptable or approved

意味(日本語): (物事の正しさや妥当性を)確認する・検証する、または正式に有効とする


「validate」は、何かが正しいことを証明したり、公式に認めたりするときに使われる動詞です。例えば、新しいアイデアが正当であるかを証明したり、書類を正式に有効化したりするときに使います。


活用形


  • 現在形: validate / validates (三人称単数)

  • 過去形: validated

  • 過去分詞: validated

  • 現在分詞・動名詞: validating

他の品詞形


  • 名詞: validation (検証、承認)

  • 形容詞: valid (有効な、妥当な)

CEFR レベル:


  • B2 (中上級)


    • 「validate」は、ディスカッションやレポートなどでの意見や証拠の正しさを示す際によく使われる単語で、専門的な場面でも通用します。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし(語頭に見られる明確な接頭語はありません)

  • 語幹: “valid” (ラテン語の「強い、妥当な、価値がある」を表す語源 “validus” から)

  • 接尾語: “-ate” (動詞化する役割を持つことが多い)

派生語や類縁語


  • validation (名詞)

  • valid (形容詞)

  • invalid (形容詞: 無効な)

  • invalidate (動詞: 無効にする)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. validate an idea(アイデアを検証する)

  2. validate data(データを検証する)

  3. validate a theory(理論を検証する)

  4. validate a ticket(チケットを有効にする)

  5. validate results(結果を検証する)

  6. validate one’s beliefs(信念を裏付ける)

  7. validate a decision(決定を正当化する)

  8. validate a model(モデルを検証する)

  9. validate the authenticity(真正性を確認する)

  10. validate one’s feelings(感情を正当だと認める)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “validus”(力強い、有効である)をもとにした “valid” が由来で、そこから “-ate” が付いて「有効性を与える、確認する」という意味を持つようになりました。

使用時のニュアンスと注意点


  • 「validate」は、主に書き言葉やビジネス・専門的な文書でよく使われる単語です。

  • 口語でも使えますが「check」や「confirm」など、よりカジュアルな表現で置き換えられる場合もあります。

  • 感情面で「(相手の意見や感情を)正当だと認める」のように、人を支持するニュアンスでも使われます。

使用シーン


  • ビジネスや公式な場(書類や提案の正当性を証明するとき)

  • 学術研究(仮説やデータの検証)

  • 社会的・心理的文脈(他者の感情を認める)


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb): 後ろに目的語を取ります。例: “validate the data.”

  • 「~の妥当性を確認する」の意で、しばしば前置詞 “for” や “on” とともに使うこともありますが、多くの場合は直接目的語を取ります。

  • 「validate someone’s feelings」のように、人を目的語にするよりも「人の意見や結果」など、やや抽象的な目的語を取ることが多いです。

イディオムや一般的な構文例


  • “to validate one’s concerns” – (人の懸念を正しいと認める)

  • “This study aims to validate our hypothesis.” – (この研究は私たちの仮説を実証することを目指している)

フォーマル/カジュアルな使い分け


  • ビジネス文書や学術的文章では “validate” が好まれます。

  • 日常会話では “check,” “prove,” “confirm” なども代用可能です。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Could you validate my parking ticket?”


    • 駐車券を有効にしてくれませんか?


  2. “I just need someone to validate my feelings right now.”


    • 今はただ、私の気持ちを認めてくれる人が欲しいんです。


  3. “Please validate that this recipe works by testing it.”


    • このレシピが本当にうまくいくか、試して確認してくれない?


(2) ビジネスでの例文


  1. “We need to validate these figures before the meeting.”


    • 会議前にこれらの数字を検証する必要があります。


  2. “The manager asked the team to validate the proposal with real data.”


    • マネージャーはチームに、その提案を実際のデータで検証するよう指示しました。


  3. “Our legal department must validate the contract before we sign it.”


    • 契約に署名する前に、法務部が契約書を正式に確認しなければなりません。


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Researchers are working to validate the experimental results using multiple trials.”


    • 研究者たちは複数の試験を行って、その実験結果を検証しようとしています。


  2. “It’s crucial to validate our hypothesis through peer-reviewed studies.”


    • 査読された研究を通じて仮説を検証することは非常に重要です。


  3. “We aim to validate the reliability of this survey methodology.”


    • この調査手法の信頼性を検証することを目指しています。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. confirm(確認する)

  2. prove(証明する)

  3. authenticate(真正であることを証明する)

  4. verify(検証する)

  5. endorse(承認する)


「confirm」や「verify」は事実を確認するイメージが強い一方で、「validate」はその正当性や妥当性を積極的に裏付ける意味合いがあります。

「authenticate」は主に本物かどうかを証明する際に用いられます。


反意語 (Antonyms)


  • invalidate(無効にする、取り消す)

  • disprove(誤りを証明する)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˈvælɪdeɪt/

    • イギリス英語: /ˈvælɪdeɪt/


  • 強勢(アクセント)


    • 「ヴァ」にアクセントが置かれます: VAL-i-date


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い


    • 大きな違いはありませんが、母音の音の細かいニュアンスが若干異なる場合があります。


  • よくある発音の間違い


    • “validate” の「-ate」を /-eɪt/ ではなく /-ət/ と弱めに発音してしまうケースなど。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “valiidate” や “valdate” といった打ち間違いに注意。

  • 同音異義語との混同はあまり多くありませんが、似た形の “validate” と “valuate”(評価する)を混合する場合もあるので要注意です。

  • TOEIC やビジネス英語の試験で「データの有効性を確認する」「理論を裏付ける」といった文書問題に頻出しがちです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「valid」の部分は「正当な、妥当な」というイメージを持ち、「-ate」で動詞化されて「正当性を付与する」イメージ、と考えると覚えやすいでしょう。

  • 「バリデーション」というカタカナ語としてもITや研究の分野などで使われており、日本語の「バリデーションテスト」を思い出すとつながりがつかみやすいです。

  • スペルを覚えるときは “valid + ate” と分けて考えるとミスが減ります。


以上が “validate” の詳しい解説です。何かを「有効にする・正当と認める・正しいと証明する」といったニュアンスを持つ便利な動詞ですので、ぜひ使い方を覚えておきましょう。

意味のイメージ
validate
意味(1)

を法的に有効とする

意味(2)

を正当であると証明する

意味(3)

を公式に認可する

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