最終更新日:2025/11/06

I went to the tailor to get my pants altered.

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元となった辞書の項目

tailor

【名/C】(男子服の) 洋服屋, 仕立て屋 / 【動/他】(男子服) を仕立てる / 《特定の目的に合うように》 (物・計画など) を作る 《to ...》 / 【動/自】仕立て屋をする

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私はパンツを直しに仕立屋に行きました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: tailor

品詞: 名詞 / 動詞

CEFRレベル: B2(中上級レベル / 日常生活での応用力を身につける段階)

意味(英語)


  • (名詞) A person whose occupation is making, mending, or altering clothes, especially for men.

  • (動詞) To adjust or adapt something so that it fits a particular purpose, person, or situation.

意味(日本語)


  • (名詞) 衣服(特に紳士服)の仕立てやお直しをする人、仕立て屋さんです。オーダーメイドや個人の体に合わせて服を作る専門家を指します。

    「服をオーダーメイドで仕立てたり直したりする職業の人」という感じで、実際のお店でも利用します。

  • (動詞) 何かを特定の目的や状況・人に合わせて調整する、という意味です。書類や計画、プログラムなどを“合わせる”というニュアンスで使われます。

活用形


  • 名詞: tailor (単数) / tailors (複数)

  • 動詞:


    • 原形: tailor

    • 三人称単数現在形: tailors

    • 過去形・過去分詞形: tailored

    • 現在分詞・動名詞: tailoring


他の品詞例


  • 形容詞: tailored(仕立てられた、フィットするように調整された)


    • 例: a tailored suit(仕立てられたスーツ)



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • “tailor” には明確な接頭語と接尾語はありませんが、中世英語やフランス語起源の “taillour” などがかかわっています(語源は後述)。

詳細な意味・ニュアンス


  1. 名詞


    • 仕立て屋: 衣服のサイズ直しやオーダーメイドに対応する専門家


  2. 動詞


    • 調整する: 特定の目的・人・場面・サイズに合わせて変える(計画、プラン、方法などを“しっくり合うように”カスタマイズするイメージ)


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. tailor-made (テイラー・メイド) – オーダーメイドの

  2. bespoke tailor (ビスポーク・テイラー) – 仕立屋(完全オーダーメイドを得意にする人)

  3. master tailor (マスター・テイラー) – 熟練の仕立て屋

  4. tailor a solution (解決策を調整する)

  5. tailor a program (プログラムを合わせて作る/調整する)

  6. tailor one’s approach (取り組み方を目的に合わせて調整する)

  7. tailor something to (〜に合わせて何かを調整する)

  8. digital tailor (デジタル仕立て屋; オンラインでオーダーメイド支援するサービスなど)

  9. tailor advice (アドバイスを対象に合わせてカスタマイズする)

  10. tailor the fit (フィット感を調整する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “tailor” は、中世英語の “tailour” や古フランス語の “taillour” に由来し、“tailler(切る)” という動詞からきています。元々は布を切って仕立てる人という意味が中心でした。

ニュアンスと使用時の注意


  • 名詞の“tailor” は、職業名・役割として比較的フォーマルに使われますが、カジュアルにも「お直し屋さん」という感覚で日常的に使われる場合もあります。

  • 動詞の“tailor” は、ビジネスや公式文書などで「カスタマイズする」「調整する」というキーワードとしてよく使われます。口語でも「合わせる」というニュアンスで気軽に用いられることがあります。

  • 特にビジネスシーンでは、「tailor a proposal」(提案を相手に合うように調整する) のように、個別ニーズに合わせるときに好まれます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞 “tailor”


    • 可算名詞です。例: a tailor / two tailors


  2. 動詞 “tailor”


    • 通常は他動詞として、「tailor + 目的語 + to/for ...」の形で使われます。

    • 例文: “They tailored the course to beginners.”(コースを初心者向けに調整した)


よく使われる構文・イディオム


  • tailor something to[for] 目的: 何かを(目的)に合わせる

  • tailor-made: 完全に合わせて作られた、特注の


5. 実例と例文

日常会話での例文(3文)


  1. “I need to find a good tailor to fix these pants.”

    (このパンツを直してくれるいい仕立て屋さんを探さなきゃ。)

  2. “My aunt used to work as a tailor. She made all our clothes by hand.”

    (私のおばは仕立て屋として働いていて、私たちの服は全部手作りでした。)

  3. “I decided to tailor my workout routine to focus on leg strength.”

    (脚の筋力にフォーカスできるように、トレーニングメニューを調整してみたよ。)

ビジネスシーンでの例文(3文)


  1. “We tailored our marketing strategy to match the local culture.”

    (私たちはローカル文化に合うようにマーケティング戦略を調整しました。)

  2. “The presentation was tailored to address the client’s specific concerns.”

    (プレゼンテーションはクライアントの特定の懸念点に対応できるように作り込みました。)

  3. “It’s important to tailor each email template for the target audience.”

    (ターゲット層ごとにメールテンプレートを調整することが重要です。)

学術・専門的文脈での例文(3文)


  1. “This study aims to tailor the training modules for different proficiency levels.”

    (この研究は、異なる熟練度レベル向けにトレーニングモジュールを調整することを目的としています。)

  2. “We need to tailor the questionnaire to ensure more accurate data collection in cross-cultural studies.”

    (異文化間研究でより正確なデータを収集できるように、アンケートを調整する必要があります。)

  3. “By tailoring the curriculum, educators hope to improve individualized learning outcomes.”

    (カリキュラムを調整することで、教育者たちは個々の学習成果の向上を図っています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. adjust(調整する)


    • やや広範囲で「少しだけ変化させる」という意味。

    • 例: “Adjust the seat height.”(座席の高さを調整する)


  2. modify(修正する)


    • ある程度変更を加えて目的に合うようにする。主に書類や計画などに使う。


  3. customize(カスタマイズする)


    • 個人の好みやニーズに従って作り変える。製品やサービスに対してよく使う。


反意語


  • standardize(標準化する)


    • 個別対応ではなく、一律の規格に合わせるイメージ。


  • mass-produce(大量生産する)


    • オーダーメイドとは逆で、同じものを大量に生産すること。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈteɪlər/

  • アメリカ英語: [テイ-lər]

  • イギリス英語: [テイ-lə]

  • 強勢は最初の音節“tei-”に来ます。

  • 間違えやすい発音例としては /ˈtaɪlər/(タイラー)などと混同することがありますが、実際は /ˈteɪlər/ に近い発音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリング: 「tailer」「taylor」と間違えることがあります。


    • 正しくは “t-a-i-l-o-r” です。


  • 同音異義語注意: “Taylor” は人名(例: Taylor Swift)ですが、発音はほぼ同じです。文脈で区別します。

  • TOEICや英検などでも、ビジネスシーンの「~に合わせて調整する」意味で出題されることがあります。特に「tailor our services to meet clients’ needs」などの例文として見かける可能性が高いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “tailor” の由来: 布を切る(to cut)というフランス語 “tailler” に由来します。“tail”(しっぽ)や“cut” のイメージとあわせると、一度で覚えやすいでしょう。

  • 動詞でも使う際は「ニーズに合わせて“ちょきちょき”切って形づくる」イメージを思い浮かべると、暗記しやすいです。

  • 覚え方のコツ: 「仕立て屋さんは服を “カットして” 調整してくれる人 → 勉強や仕事、プランを “テイラー(Tailor)” するのは“服を仕立てるように合うように調整する”」と結びつけると理解しやすいかもしれません。


以上が “tailor” の詳細解説です。名詞としては「仕立て屋」、動詞としては「合わせて調整する」という二つの重要な使い方がある単語なので、ぜひ覚えておいてください。

意味のイメージ
tailor
意味(1)

(男子服の)洋服屋,仕立て屋

意味(2)

〈男子服〉‘を'仕立てる

意味(3)

(特定の目的に合うように)〈物・計画など〉‘を'作る《+名+to+名》

意味(4)

洋服屋(仕立て屋)をする

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