最終更新日:2025/10/06

I need to schedule a consultation with my doctor.

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元となった辞書の項目

consultation

〈U〉〈C〉(…との)相談,協議《+with+名》;専門家との相談・〈C〉協議会,(専門家の)会議

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私は医者との相談を予定する必要があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: consultation

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): The act of discussing something with someone or seeking advice or opinion.

意味(日本語): 何かについて誰かに意見や助言を求めたり話し合ったりする行為。

「consultation」は、「専門家や関係者と協議をする・相談をする」といったニュアンスを持つ名詞です。医師や弁護士などの専門家に意見を求めるときや、社内で取り決めをする際など、「話し合い」の正式な場面でよく使われます。


  • 可算・不可算: 通常は可算名詞 (例: have a consultation / have multiple consultations)

  • 活用形: consultation (単数形), consultations (複数形)

他の品詞形


  • 動詞: consult (相談する)


    • 例: I will consult my lawyer about this issue.


  • 形容詞: consultative (協議の, 相談のための)


    • 例: a consultative meeting (協議会)


CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): ビジネスや公式な場面でも使えるようになるレベル。日常会話よりも少しフォーマルな単語なので、日常的に使いこなすには中上級レベルが目安になります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: con- (共に、いっしょに)

  • 語幹: sult (ラテン語 consulere「助言を求める、相談する」に由来)

  • 接尾語: -ation (名詞を作る語尾)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. legal consultation (法律相談)

  2. medical consultation (医療相談・診察)

  3. consultation fee (相談料、診察料)

  4. consultation with a specialist (専門家との相談)

  5. consultation process (協議・相談のプロセス)

  6. conference consultations (会議での協議)

  7. remote consultation (オンライン・電話での相談)

  8. consultation paper (諮問文書、検討資料)

  9. preliminary consultation (事前相談)

  10. consultation session (相談セッション、協議セッション)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の consulere(「慎重に考える」「意見を求める」)から派生しています。

  • 歴史的背景: 古くは政治や法的な文脈で「意見を求める」ために使われ、そこから医療やビジネスの現場などへと広がりました。

  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 比較的フォーマルな響きがあるため、仕事や専門的な分野での「相談」、「協議」を表すときによく使われます。日常会話で使うと少し硬い印象を与える場合があります。

    • 口語では「相談する」の表現に「check with」「ask for advice」などを使うことが多いですが、より公式な場面や専門性が高い話題なら「consultation」が適切です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 名詞として、可算扱いされることが多い。「a consultation」の形をとる。

    • 「in consultation with 〜」で「〜と協議のうえで」という表現が可能。


  • 一般的な構文例:


    1. have a consultation with + 人/組織: (人・組織と)相談する

    2. seek a consultation from + 人/機関: (人・機関から)相談や助言を得ようとする

    3. in consultation with + 人/組織: (人・組織と)協議して


  • フォーマル/カジュアル:


    • 「consultation」はフォーマル度が中〜高めの単語。ビジネス文書や正式なメール、医療・法的文脈などで頻出です。カジュアル会話では「talk to〜」「ask for advice」と表現する場合が多いです。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I had a quick consultation with my friend about my travel plans.”

    (友達に旅行の計画についてちょっと相談してみたんだ。)

  2. “After a brief consultation with my family, I decided to adopt a puppy.”

    (家族と少し協議した後、子犬を迎えることに決めました。)

  3. “Could we have a consultation later about our weekend schedule?”

    (週末の予定について後で話し合えるかな?)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “I scheduled a consultation with the marketing team to discuss our new campaign.”

    (新しいキャンペーンについて話し合うため、マーケティングチームとの協議を予定しました。)

  2. “Let’s arrange a consultation with our legal department before signing the contract.”

    (契約にサインする前に法務部と相談の場を設けましょう。)

  3. “The manager decided on the budget in consultation with the finance director.”

    (マネージャーは財務担当と協議のうえで予算を決定しました。)

(3) 学術的・専門的文脈での例文


  1. “Our team will hold a consultation with experts to refine the research methodology.”

    (研究方法を改善するために、専門家との協議を開きます。)

  2. “Following several consultations with medical professionals, the study was approved.”

    (複数回の医療専門家との協議を経て、その研究は承認されました。)

  3. “He published a paper on policy-making after extensive consultations with policymakers.”

    (政策立案者との広範な協議を経て、彼は政策立案に関する論文を発表しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. discussion(ディスカッション)


    • 「議論・話し合い」。やや広い意味合いで使われる。よりカジュアルにもフォーマルにも幅広く使用。


  2. meeting(ミーティング)


    • 「会合・会議」。目的をもって複数人が集まるシーンで使われる。


  3. conference(カンファレンス)


    • 「会議・協議」。大規模または公式な場面での集まりを指す。


  4. consult(動詞形の”相談する”)


    • 動詞として使う時に置き換えが可能。名詞形の「consultation」がややフォーマル。


反意語 (Antonyms)


  • はっきりとした反意語はないが、independent decision (独断)unilateral action (一方的な行動) など、“相談や協議をしない”ニュアンスの表現が対比として挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • イギリス英語: /ˌkɒn.sʌlˈteɪ.ʃən/

    • アメリカ英語: /ˌkɑːn.səlˈteɪ.ʃən/


  • アクセント(強勢): 「ta」の部分にストレスが置かれます(-ta-に強勢)。

  • よくある発音の間違い:


    • 語尾の “-tion” を「ション」としっかり発音せず、「ションン」と曖昧にしてしまうミス。

    • “con-” 部分を強く発音しすぎてアクセントの位置がずれがち。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “consaltation” や “consulation” などと書いてしまう間違いがある。

  • 同音異義語との混同: 「consultation」は特に目立った同音異義語はありませんが、似たスペリングである「consulation」(本来存在しない単語)と混同しないよう注意。

  • 試験対策:


    • ビジネス英語や法律英語の文脈で頻出。

    • TOEICや英検などでも、ビジネスシーンや医療シーンなどで「consultation」の出題が見られることがある。文脈で判断できるように慣れておくのが望ましい。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語頭の“con-”=“一緒に”“sultation”=“相談”のイメージで覚えるとスムーズです。

  • 「コンサルを受ける(consultする)→コンサルテーション(consultation)」と関連付けると覚えやすいです。

  • 発音も “con-sul-TA-tion” とリズムをつけて唱えると記憶に残りやすくなります。


以上が「consultation」の詳細な解説です。フォーマルな場面や専門的な分野での「相談・協議」のニュアンスを持つ名詞として、ビジネスや学術分野などで頻繁に登場しますので、ぜひ文脈に合わせて使い分けてみてください。

意味のイメージ
consultation
意味(1)

〈U〉〈C〉(…との)相談,協議《+with+》;専門家との相談・〈C〉協議会,(専門家の)会議

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