最終更新日:2025/11/26

The librarian helped me find a book.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

librarian

名詞

司書,図書館員,図書係

このボタンはなに?

司書は私が本を見つけるのを手伝ってくれました。

このボタンはなに?
解説

名詞 “librarian” の詳細解説

1. 基本情報と概要

単語: librarian

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形:


  • 単数形: librarian

  • 複数形: librarians

意味 (英語)

A librarian is a person who works in or manages a library, organizing and assisting people with finding information and resources.

意味 (日本語)

図書館員のことです。図書館で働き、蔵書の整理、利用者のサポート、情報の管理などに責任を持つ人を指します。「図書館の資料を探すお手伝いをする専門家」というニュアンスを持っています。

CEFRレベル目安


  • B1(中級): 「職業や役割」を表す単語なので、日常英語学習の中級レベルで習得できる単語です。専門用語ほど難解ではありませんが、職業としての意味をしっかり理解しましょう。

「librarian」は名詞ですが、形容詞や動詞に派生した用法はあまり一般的ではありません。関連語としては、後述する「library (名詞)」などがあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • library (図書館) + -arian (「~に関係する人」を表す接尾辞)


    • “-arian” は「~に関連する人」を示すことが多い接尾辞です。たとえば「vegetarian(菜食主義者)」などの例があります。


派生語や関連語


  • library (名詞): 図書館

  • librarianship (名詞): 図書館学、または図書館員の職務や専門分野

  • librarianism (あまり一般的ではない): 図書館業務に関する思想や考え方を指す場合がある

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. chief librarian(主任司書 / 図書館長)

  2. assistant librarian(助手の図書館員)

  3. university librarian(大学図書館の司書)

  4. public librarian(公共図書館の司書)

  5. head librarian(館長、主任図書館員)

  6. reference librarian(レファレンス担当司書、利用者相談係)

  7. cataloguing librarian(目録作成担当の司書)

  8. digital librarian(デジタル資料を扱う司書)

  9. librarian training(司書養成、司書研修)

  10. librarian certification(司書資格)


3. 語源とニュアンス

語源


  • librarian は「library(図書館)」に由来し、ラテン語の「līber(本)」が語源のひとつとされています。そこから「liber + -ary (場所を示す接尾語) → library」となり、さらに「-ian(人を表す接尾語)」がついて「図書館に関わる人」となったのが librarian です。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「図書館で働く専門家」という意味合いが強いので、単に「図書館の受付の人」というよりも、蔵書管理や情報専門家としての役割を強調します。

  • 場合によっては図書分類の専門知識をもった人を指し、フォーマルな文脈でも用いられます。カジュアルな場面でも「うちの図書館員さん」「司書さん」という感覚で使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞として可算名詞 (countable noun) です。単数・複数に注意しましょう。たとえば “librarian” (単数) / “librarians” (複数) となります。

  • 前に冠詞を置いて “a librarian” や “the librarian” として用います。

  • 文章で使う場合は所属する組織とともに表現されることが多いです (例: “She is a librarian at the public library.”)。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I asked the librarian to help me find a good mystery novel.”

    (面白いミステリー小説を探すのに司書さんにお願いしました。)

  2. “The librarians here are always so friendly and helpful.”

    (ここの図書館の司書さんたちはいつも親切で助かります。)

  3. “My cousin works as a librarian in a small town library.”

    (私のいとこは小さな町の図書館で司書として働いています。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We decided to consult the corporate librarian for research materials on market trends.”

    (市場動向の調査資料を手に入れるために、企業内の図書館員に相談することにしました。)

  2. “Our university librarian hosted a workshop on effective database search strategies.”

    (大学の司書が、効率的なデータベース検索方法に関するワークショップを開催しました。)

  3. “The head librarian approved the purchase of new reference books for the law department.”

    (図書館長は法学部のために新しい参考書を購入することを承認しました。)

学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “The research librarian provided invaluable assistance in locating historical archives.”

    (歴史的なアーカイブを探すうえで研究図書館員は非常に有益な助けをしてくれました。)

  2. “She is pursuing a master’s degree in Library Science to become an academic librarian.”

    (彼女は大学・研究機関の司書になるために図書館情報学の修士号を取得しようとしています。)

  3. “An experienced reference librarian can greatly enhance the quality of scholarly research.”

    (経験豊富なレファレンス司書は学術研究の質を大幅に向上させることができます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  • information specialist (情報専門家): 図書館だけにとどまらない、情報提供の専門家という幅広い意味。

  • archivist (アーキビスト / 古文書管理者): 資料や文書の保管・管理専門家。図書館ではなく公文書館などで働くことが多い。

  • curator (キュレーター): 博物館や美術館などでコレクションを管理し、展示の企画を行う専門家。

反意語 (Antonyms)

明確な反意語は存在しませんが、職業として「司書」と対照的な職種を考えるならば、図書館と全く無関係な職種、例: “construction worker(建設作業員)” のように全く異なる分野の職業を指す場合があります。ただし一般的には “librarian” の直接的な反意語に当たる語はありません。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語 (AmE): /laɪˈbrɛriən/

  • イギリス英語 (BrE): /laɪˈbrɛəriən/

アクセントの位置


  • 「bré」あたりに強勢がきます。

  • アメリカ英語では [laɪ-BRER-ee-uhn] のように “r” の音がやや強く、イギリス英語では [laɪ-BRER-ree-uhn] のように “eə” の部分が少し長めに発音されることがあります。

よくある発音の間違い


  • “library (ライブラリー)” と “librarian (ライブレアリアン)” の区別が分かりにくいことがあります。

  • “br” の部分を「ブ」と短く発音するのではなく、しっかり [brair] のように響かせるように意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: librarianra の順番を間違えやすい (“libarian” など)。

  2. libraryとの混同: 「librarian」と「library」をごっちゃにして、「I'm a library.」と言わないように注意しましょう。

  3. 資格試験での出題例: TOEICなどのリスニングで “librarian” と “libary” の聞き取りを問われることがあり、スペル問題より聞き分けが重要な場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「librarian」は「library(図書館) + -arian(〜に関わる人)」で「図書館に関わる人」とイメージすると覚えやすいでしょう。

  • 「ライブラリーの管理人 = ライブレアリアン」という音のつながりで覚えると混同を防げます。

  • 図書館といえば「知識や情報の宝庫」。そこを専門的に扱う存在であることをイメージすると、単語のニュアンスがより頭に入りやすくなるでしょう。


以上が名詞 “librarian” の解説です。図書館で働く人を指す大切な単語ですので、しっかり覚えておきましょう。

意味のイメージ
librarian
意味(1)

司書,図書館員,図書係

TOEIC英単語(TSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★