最終更新日:2025/10/28

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元となった辞書の項目

meaningful

形容詞

《...にとって》有意義な,意義のある《to / for》;《人に》理解しやすい《to》

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解説

以下では、形容詞「meaningful」について、学習者向けにできるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

・単語


  • meaningful

    (形容詞:A2〜B1レベル目安/初級〜中級)

・意味(英語)


  • having a serious, important, or useful quality or purpose

・意味(日本語)


  • 「意味のある」「重要な」「意義深い」というニュアンスを持つ単語です。

    たとえば、人とのやり取りや、行動・出来事などが「ただあるだけでなく、深い意味や価値をもっている」ことを表現するときに使います。

    日常会話でも「意味のあるやりとりをしたい」「意義のある時間を過ごしたい」というときに使われる、割とよく目にする形容詞です。

・品詞・活用


  • 品詞: 形容詞 (adjective)

  • 活用形


    • 原級: meaningful

    • 比較級: more meaningful

    • 最上級: most meaningful


・他の品詞形


  • 「meaningful」の元となっている名詞は「meaning」です。


    • 名詞: meaning (意味)

    • 副詞: meaningfully (意義深く、意味深く)

    • 名詞形: meaningfulness (意義のあること)



2. 語構成と詳細な意味

・語構成


  • 「meaning (意味)」 + 接尾語「-ful (〜に満ちた)」

    → 「meaningful」は「意味に満ちた」「重要な」という感じを表します。

・派生語・類縁語


  • meaning: 名詞で「意味」

  • meaningless: 「意味がない」「無意味な」

  • meaningfully: 副詞で「意味ありげに」「意義をもって」

・よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10例


  1. meaningful conversation(意味のある会話)

  2. meaningful relationship(意義深い関係)

  3. meaningful moment(意味深い瞬間)

  4. meaningful glance(意味ありげな視線)

  5. meaningful progress(意義ある進展)

  6. meaningful result(有意義な結果)

  7. meaningful impact(大きな影響)

  8. meaningful change(意味のある変化)

  9. meaningful discussion(建設的な議論)

  10. meaningful contribution(意義ある貢献)


3. 語源とニュアンス


  • 「meaningful」は「meaning(意味)」から派生した形で、語源としては古英語「mǣnan(意味する)」が由来とされています。

  • 歴史的に「-ful」は「満ちている」という感覚を示す接尾語で、たとえば「hopeful」(希望に満ちた)や「helpful」(助けになる)なども同じ語構成です。

  • 日常会話だけでなくビジネスやフォーマルな文脈でもよく使われます。


    • カジュアル: 自分の体験や友情について「本当に意義があるね!」というニュアンス。

    • フォーマル: 会議やレポートなどで「この変更には大きな意味がある」と伝えるときに使える。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞なので、名詞を修飾して「(名詞)が意義深い」「(名詞)が重要である」という意味を与えます。

  • 主に叙述用法(補語として使う)でも、限定用法(名詞の前で修飾する)でも使えます。


    • 叙述用法: This experience is meaningful to me.

    • 限定用法: We had a meaningful conversation.


  • 可算/不可算などの区別: 形容詞のため、その点はありません。


  • 構文例


    • It is meaningful to + 動詞の原形: 「〜することには意味がある」

      例: It is meaningful to reflect on your mistakes.

    • find + 目的語 + meaningful: 「〜にとって〜が意味のあるものだと思う」

      例: She found his advice quite meaningful.



5. 実例と例文

① 日常会話での例文(3つ)


  1. “I want to have a meaningful conversation with my grandparents this weekend.”

    (今週末は祖父母と意義深い会話をしたいな。)


  2. “Spending time with friends is always meaningful to me.”

    (友だちと過ごす時間はいつも私にとって意味があるよ。)


  3. “He gave me a meaningful look, but I’m not sure what it meant.”

    (彼は意味ありげな目でこちらを見たけれど、何を伝えたかったのかはよくわからない。)


② ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We need to engage in a meaningful discussion about the project budget.”

    (プロジェクトの予算について、有意義な議論をする必要があります。)


  2. “Her presentation offered meaningful insights into our target market.”

    (彼女のプレゼンは、私たちのターゲット市場に対して有益な洞察をもたらしてくれました。)


  3. “It’s crucial for us to make meaningful connections with potential clients.”

    (見込み客と意義のあるつながりを構築することが私たちにとって不可欠です。)


③ 学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The study yielded meaningful results that could influence future research.”

    (その研究は将来の研究に影響を与え得る意味のある結果を得た。)


  2. “A meaningful interpretation of the data requires careful statistical analysis.”

    (データの意義深い解釈には、慎重な統計分析が必要だ。)


  3. “For a meaningful comparison, the samples must be taken under the same conditions.”

    (意義深い比較を行うには、サンプルを同じ条件下で採取する必要がある。)



6. 類義語・反意語と比較

・類義語 (Synonyms)


  1. significant(重要な)


    • 例: This research is significant for the future of medicine.

    • 「重要度が高い」というニュアンスで使われる。


  2. important(重要な)


    • 例: It’s important to recognize your accomplishments.

    • 一般的に「大切」「重要」なことを示す。


  3. purposeful(目的のある)


    • 例: She leads a purposeful life.

    • 「目的意識がある」や「意図している」というニュアンスが強い。


・反意語 (Antonym)


  • meaningless(無意味な)


    • 例: The message seemed meaningless without context.

    • 「意味や価値を感じられない」という意味。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈmiː.nɪŋ.fəl/

  • 強勢: 最初の「mee」の部分(第1音節)にアクセントがあります。

  • アメリカ英語とイギリス英語での発音: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では [ˈmiː.nɪŋ.fəl]、イギリス英語でもほぼ同様です。

  • よくあるミスで、最後の「-ful」の部分を「-full」と書いたり、「-ing」を「-in」だけに聞き間違えることがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: 「meaningful」の最後を「-full」と重ねないように注意。

  2. 同音異義語との混同: 「mean (平均/意味する)」「meanwhile (その間)」などとは混同しないようにしましょう。

  3. 試験対策: 「use meaningful language」など、TOEIC・英検などで「意義のある行動」「有益な分析」という文脈で出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 意味(meaning)+ 満ちている(-ful) → 「意味に満ちた」 → meaningful

  • 「-ful」は「いっぱいにする」イメージなので、「meaningにあふれた」という感じで覚えやすいです。

  • 「意義深い」「価値がある」「やりがいがある」と多様なニュアンスで使える単語なので、覚えておくと会話や文章がワンランク上に感じられます。


以上が形容詞「meaningful」の詳細解説です。何かを評するときに、単なる「good」や「nice」ではなく「meaningful」と言い換えると、ぐっと表現が豊かになります。ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
meaningful
意味(1)

《...にとって》有意義な,意義のある《to / for》

意味(2)

《人に》理解しやすい《to》

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