最終更新日:2024/06/12

監督者はチームの仕事を監督する責任があります。

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元となった辞書の項目

supervisor

名詞

監督者,管理人

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解説

1. 基本情報と概要

単語: supervisor

品詞: 名詞 (countable noun, 可算名詞)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 日常会話というよりは、職場やビジネスで使われやすい単語。中級から上級レベルの英語学習者が目にする機会が多い単語です。

意味(英語):

A person who oversees and directs the work or performance of others, usually in a workplace or organizational context.

意味(日本語):

他の人の仕事や作業を管理・監督する人、いわゆる「上司」や「管理者」にあたる存在のことです。会社やプロジェクトチームのリーダーや、現場で部下の進捗を確認する人に使われます。「現場を見守り、管理する」ニュアンスがあります。

活用形(名詞なので活用はありませんが、複数形・所有格など)


  • 単数形: supervisor

  • 複数形: supervisors

  • 所有格: supervisor’s (単数), supervisors’ (複数)

他の品詞形


  • supervise (動詞): 〜を監督する

  • supervision (名詞): 監督、管理

  • supervisory (形容詞): 監督上の、管理上の


2. 語構成と詳細な意味


  • 語源パーツ:


    • 「super-」: 「上に」「超えて」を意味する接頭語

    • 「vis/videre」(ラテン語): 「見る」という意味

    • 「-or」: 行為者や役割を表す接尾語


  • つまり、「上(から)見る人」というニュアンスがもとの由来です。

10個のよく使われるコロケーション(共起表現)


  1. “immediate supervisor” — 直属の上司

  2. “report to a supervisor” — 上司に報告する

  3. “supervisor’s approval” — 上司の承認

  4. “on-site supervisor” — 現場監督

  5. “shift supervisor” — シフト監督者

  6. “designated supervisor” — 指定された監督者

  7. “supervisor’s feedback” — 上司のフィードバック

  8. “ask for a supervisor” — 上司を呼ぶ (クレーム対応などで)

  9. “under the supervision of ~” — ~の監督のもと

  10. “a new supervisor was appointed” — 新しい上司が任命された


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “supervidēre”(super(上)+vidēre(見る))に由来し、「上から見る人」として「監視・監督する人」という意味が広がりました。

  • 歴史的背景: 産業革命などで工場労働者を管理・監督する役割が必要になり、「supervisor」という肩書きが組織内で一般化しました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 比較的フォーマルなビジネス文脈・職場で使われます。カジュアルに「ボス」「manager」と混同しても通じますが、より具体的に「監督役」というニュアンスを表す単語です。

    • 口語でもビジネス現場などで普通に使いますが、日常会話だけだとあまり登場しません。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “I spoke to my supervisor.” (私は上司と話しました) のように冠詞がつく、または複数形になることがあります。

  • 一般的な構文・イディオム:


    1. “to have a meeting with one’s supervisor” — 上司と打ち合わせをする

    2. “to act as a supervisor” — 監督役を務める

    3. “Please contact your supervisor.” — あなたの上司に連絡してください、という丁寧な指示文


  • フォーマル度: ビジネス文書や公式なやり取りで使われることが多い。カジュアルに言うときは “boss” と言い換える場合もあります。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “My friend got promoted to supervisor at the restaurant.”

    (友人はレストランで管理者に昇進しました。)

  2. “I need to ask my supervisor for time off next week.”

    (来週休暇を取りたいので上司にお願いしなきゃ。)

  3. “He’s the supervisor for the volunteer group.”

    (彼はそのボランティア団体の責任者です。)

(2) ビジネスでの例文


  1. “Please submit the report to your supervisor by Friday.”

    (金曜日までに上司へレポートを提出してください。)

  2. “A good supervisor provides clear instructions and feedback.”

    (優れた管理者は明確な指示とフィードバックを与えます。)

  3. “The supervisor will evaluate your performance at the end of the quarter.”

    (四半期の終わりに上司があなたの業績を評価します。)

(3) 学術的・専門的な文脈での例文


  1. “My thesis supervisor advised me to revise the methodology section.”

    (論文指導教官に方法論の章を修正するよう助言されました。)

  2. “During clinical rotations, a supervisor observes and mentors the interns.”

    (臨床実習では、上級指導者が研修医を見守り指導します。)

  3. “The research supervisor provided crucial insights for the laboratory work.”

    (研究指導者が実験作業において重要なアドバイスをくれました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • manager (マネージャー): 組織を管理・運営する人。より大規模な範囲や全体を统括するニュアンスが強い。

  • overseer (監督者): かなりフォーマル/古風な響きがあり、立場を強調するニュアンス。

  • boss (ボス): より口語的で幅広い。上下関係をカジュアルに表す。

反意語


  • (直接的な反意語はありませんが、「部下」「従業員」にあたる)


    • subordinate (部下)

    • employee (従業員)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • アメリカ英語: /ˈsuːpərˌvaɪzər/

    • イギリス英語: /ˈsuːpəvaɪzə/


  • 強勢(アクセント)の位置: “su” の部分に強勢。 “SU-per-vi-sor”

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • アメリカ英語: 「r」の発音がしっかり聞こえる (su-pər-vai-zər)

    • イギリス英語: 語尾の「r」はあまりはっきり発音しない (su-pə-vai-zə)


  • よくある間違い: 「superviser」のように “s” と “v” の位置を混乱して書いてしまうスペルミスに注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルの混同: supervise(監督する)と似ていますが、-or で終わる名詞形に注意。

  2. 同音異義語との混同: 特に “supervisor” と音が似ている単語は少ないですが、“supervisor” / “superviser” の誤記がよくあります。

  3. 試験対策: ビジネス英語や仕事上の管理職を問う文脈でTOEICなどに出題される可能性があります。報告・指示といったパラグラフで目にする機会が多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語頭の “super-” は「上に」「超える」のイメージ: Superman が空を飛び回るように、監督者は常に上から見渡しているイメージをすると覚えやすい。

  • “visor” は “vision”(視覚) との関連を連想: “super + vision” で「上から見る人」と理解すると頭に残りやすい。

  • スペリングのコツ: super + vis + or と3つに分けて考えると間違いにくい。

以上が、名詞 “supervisor” の詳細解説です。職場や研究室などで「監督する人」「管理役の人」を指す基本的かつ重要な単語ですので、ビジネス英語やアカデミックシーンでよく使われるのでぜひ覚えておきましょう。

意味のイメージ
supervisor
意味(1)

監督者,管理人

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