最終更新日:2024/06/12

定期的な運動は心臓病のリスクを減らすのに役立ちます。

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Regular exercise can help reduce the risk of heart disease.

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元となった辞書の項目

reduce

動詞

〈他〉《...まで》〈数量など〉を減らす《to ...》 / 〈程度・地位など〉を下げる / 《ある状態・形に》…をする, を変える

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定期的な運動は心臓病のリスクを減らすのに役立ちます。

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解説

以下では、英単語の「reduce」について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

単語: reduce

品詞: 動詞 (他動詞・自動詞の用法あり)

CEFRレベル目安: B1(中級)


  • 日常的によく使われる重要単語です。

  • 「サイズや量、程度を“減らす・少なくする”」という意味です。

  • 「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」と言うと、たとえば「出費・コストを減らす」「騒音を減らす」など、量や程度を下げたいときに便利な動詞です。

活用形


  • 原形: reduce

  • 三人称単数現在: reduces

  • 過去形: reduced

  • 過去分詞: reduced

  • 現在分詞・動名詞: reducing

他の品詞になった例


  • 名詞: reduction (意味: 減少、削減)


    • 例: “We need a reduction in costs.”(コストの削減が必要だ)


  • 形容詞: reductive (簡略化しすぎる、還元的な)


    • 例: “His argument was too reductive.”(彼の主張は単純化しすぎていた)



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • re-: 元の形に戻す、後ろへ、減少させる、などのニュアンスを持つ接頭語

  • -duce: ラテン語由来の “ducere” (導く、引く)に関係する語幹

他の単語との関連性(派生語・類縁語)


  • produce(生産する)

  • induce(誘発する)

  • deduce(推論する)

これらはすべて同じラテン語の “ducere” が語源です。

よく使われるコロケーション(10個)


  1. reduce costs(コストを減らす)

  2. reduce expenses(出費を削減する)

  3. reduce risks(リスクを軽減する)

  4. reduce waste(無駄を減らす)

  5. reduce stress(ストレスを軽減する)

  6. reduce speed(速度を落とす)

  7. reduce emissions(排出量を減らす)

  8. reduce noise(騒音を減らす)

  9. reduce weight(体重を落とす)

  10. reduce inflammation(炎症を抑える)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の “reducere” (re-「後ろへ」+ ducere「導く」) がもとになっています。

  • 元々は「元の状態に戻す」というニュアンスがあり、そこから「量や度合いを下げる、減らす」という意味につながりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「減らす」「縮小する」といった意味で、比較的ニュートラルに使われます。

  • 口語・ビジネスの両方で使われ、フォーマルすぎずカジュアルすぎないバランスのとれた単語です。

  • ただし「(誰かを地位・境遇的に)貶める」という文脈で否定的な意味にも使われることがあります。例: “He was reduced to poverty.”(彼は貧困に陥った)。


4. 文法的な特徴と構文


  • 動詞 “reduce” は、主に他動詞として「何かを減らす」対象を伴います。


    • 例: “We need to reduce our spending.” (私たちは支出を減らす必要がある)


  • まれに自動詞的に「減る」の意味で使われることもありますが、少しフォーマルなニュアンスになりがちです。


    • 例: “Our spending has reduced compared to last year.”(昨年と比べて私たちの支出は減っています)


一般的な構文


  • reduce + 目的語


    • 例: “They reduced the price.”(彼らは価格を下げた)


  • reduce + 目的語 + to + 状態


    • 例: “His injury reduced him to helplessness.”(彼の怪我は彼を無力な状態にしてしまった)


  • be reduced to 〜 (受動態でしばしば使われる)


    • 例: “He was reduced to tears.”(彼は泣くはめになった)



5. 実例と例文

ここでは、日常会話・ビジネス・学術的文脈で、それぞれ3例ずつ示します。

A. 日常会話


  1. “I need to reduce the amount of sugar I eat.”


    • (私は食べる砂糖の量を減らす必要がある)


  2. “Could you reduce the volume of the TV? It’s too loud.”


    • (テレビの音量を下げてくれない? うるさすぎるよ)


  3. “Let’s reduce our waste by recycling more.”


    • (リサイクルをもっとして、ゴミを減らそう)


B. ビジネス


  1. “We have to reduce expenses to meet our budget goals.”


    • (予算目標を達成するために経費を削減しなくてはならない)


  2. “Our company aims to reduce its carbon footprint by 30%.”


    • (当社はカーボンフットプリントを30%削減することを目標としている)


  3. “We decided to reduce staff overtime to improve work-life balance.”


    • (私たちはワークライフバランス改善のために残業を減らすことを決めた)


C. 学術的な文脈


  1. “This medication can help reduce inflammation in the affected area.”


    • (この薬は患部の炎症を抑えるのに役立つ)


  2. “The new algorithm seeks to reduce computational complexity.”


    • (新しいアルゴリズムは計算の複雑さを減らすことを目指している)


  3. “Researchers aim to reduce the margin of error in the experiment.”


    • (研究者たちは実験における誤差を減らそうとしている)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. decrease(減少する)


    • reduce より「自然に減少する」というニュアンスが強い場合あり。


  2. lessen(減らす)


    • 感情や影響にも使いやすい。例: “lessen the impact”


  3. lower(下げる)


    • 具体的に「高さやレベルを下げる」ときに使われることが多い。


  4. diminish(減少させる)


    • 影響力や効果が小さくなるイメージ。ややフォーマル。


反意語


  1. increase(増やす)

  2. expand(拡大する)

  3. boost(増加させる、強化する)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /rɪˈdjuːs/ (イギリス英語), /rɪˈduːs/ (アメリカ英語)

  • アクセント位置: “re-DUCE” のように、後ろの “duce” にやや強勢がきます。

  • イギリス英語では “djuː” のように “デュース” 気味、アメリカ英語では “duːs” のように “ドゥース” 気味に発音します。

よくある発音の間違い


  • アクセントを “RE-duce” のように前半に置いてしまうこと。

  • イギリス英語での “djuː” の音がうまく出せず、ただの “duʊ” になりがち。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “reduce” は “re” + “duce” です。間違って “reduece” などと書かないように注意。


  2. 同音異義語との混同


    • “re-dress” (着せ直す/償う) などとは発音・意味が異なるので注意。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検で、「コスト削減」「リスク軽減」の文脈でよく出題されます。

    • 言い換え表現(decrease, lower, cut downなど)もセットで覚えると得点アップにつながります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「re = 後ろへ」「duce = 引く(導く)」から「後ろへ引いて小さくする」イメージで覚えると良いです。

  • 「produce(生産する)」の逆を考えると「reduce(減らす)」だと覚えやすいかもしれません。

  • スペルのポイントは “re” + “duce”: “Reduction” という名詞形も合わせて覚えておくと便利です。

  • フラッシュカードやアプリで、ビジュアル(コストが下がっていくグラフなど)と一緒に覚えるとイメージが定着しやすいでしょう。


以上が、英単語「reduce」の詳細な解説です。量や程度を下げる・小さくするという意味合いで、日常会話からビジネス、学術的分野まで幅広く使われる重要な単語です。ぜひ、派生語やコロケーションも含めて覚えてみてください。

意味のイメージ
reduce
意味(1)

《しばしば受動態で》(ある状態・形に)…‘を'する,変える,至らせる《++to+(do*ing*)》

意味(2)

(単純な要素・部分に)…‘を'分解する,還元する《++to+

意味(3)

…‘を'(…に)換算する,約分する《++to+

意味(4)

〈数量などが〉減る;〈程度・位などが〉下がる

意味(5)

(あるところまで)〈数量など〉‘を'減らす,小さくする;〈程度・地位など〉‘を'下げる《++to+

意味(6)

《話》〈人が〉減量する

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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