最終更新日:2025/11/30
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She looked at herself in the mirror.

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元となった辞書の項目

mirror

動詞

…‘を'鏡に映す;〈鏡が〉…‘を'映す / (鏡に映すように)…‘を'映し出す,描き出す

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解説

1. 基本情報と概要

単語: mirror

品詞: 動詞 (もともとは名詞 “mirror” から派生)

意味(英語): to reflect something, to resemble or imitate something closely

意味(日本語): 「(何かを)反映する、映し出す、模倣する」という意味です。

「鏡に映すように、何かをそっくりそのまま反映・再現するイメージで、システムを複製したり、人の行動をまねするような場面で使われます。」

活用形:


  • 原形: mirror

  • 現在形: mirror / mirrors (三人称単数)

  • 過去形: mirrored

  • 過去分詞: mirrored

  • 現在分詞・動名詞: mirroring

他の品詞形:


  • 名詞: a mirror (鏡)

  • 形容詞形は特になし(「mirror-like」などは形容詞的表現として使われることがあります)

CEFRレベル目安: B2(中上級)


  • 動詞としては日常会話で使う頻度はやや低めですが、ビジネスや学術的文脈でも使われることが多い単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: 「mirror」はもともと名詞ですが、動詞としては「reflect(映す・反映する)」のニュアンスを受け継いでいます。

  • 接頭語・接尾語: 特に区別できる接頭語・接尾語はありません。

派生語や類縁語


  • mirror image (名詞): 鏡像

  • mirror-like (形容詞的表現): 鏡のような、よく映すような

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(例と日本語訳)


  1. mirror an image(画像を反映・複製する)

  2. mirror someone’s actions(誰かの行動をそっくり真似する)

  3. mirror reality(現実を映し出す)

  4. mirror the data(データをミラーリングする/複製する)

  5. mirror each other(互いを映し合う/そっくりな行動をする)

  6. mirror the server(サーバーをミラーリングする、同じコピーを作る)

  7. mirror a situation(状況を反映する)

  8. mirror changes(変更内容を反映する)

  9. mirror in code(コード上で複製・反映する)

  10. mirror societal trends(社会的傾向を反映する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “mirror” は、古フランス語の “mirer”(見る、眺める)に由来し、さらにラテン語 “mirari” (驚く・不思議に思う)に遡ります。

  • 名詞 “mirror” が「鏡」を意味し、その動詞形として「鏡のように映す、反映する」という意味が派生しました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「そのまま反映する・写す」という直接的なイメージを持っている語です。

  • 日常会話ではややフォーマルな響きがありますが、ビジネスやコンピュータ関連の文脈(データを“mirror”する)ではよく使われます。

  • 人の行動や感情を“mirror”して共感を示す、という文脈でも使用されます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞としての使い方


    • “mirror + 目的語” の形をとります。

    • 例: “The new policy mirrors our company’s values.”


  2. イディオムや一般的な構文


    • “mirror back”: 「(相手に)フィードバックのように行動や感情を映し返す」

    • “mirror itself in something”: 「~に(現象や状態が)反映される」


フォーマル/カジュアル


  • ITやビジネス文脈ではフォーマル寄りに聞こえやすいですが、日常でも「真似をする」というより抽象的な表現として使われます。


5. 実例と例文

日常会話シーン (3例)


  1. “I tried to mirror my friend’s workout routine to get fitter.”


    • 友達のワークアウトを真似して体を鍛えようとしたんだ。


  2. “They say children often mirror their parents’ habits.”


    • 子供は両親の習慣をよく真似すると言われているよ。


  3. “When you talk to someone, unconsciously you might mirror their gestures.”


    • 誰かと話すとき、無意識に相手のジェスチャーを真似しているかもしれない。


ビジネスシーン (3例)


  1. “Our team’s new approach mirrors the strategies used by top companies in the industry.”


    • 私たちのチームの新しいアプローチは、業界トップ企業の戦略を反映しています。


  2. “We plan to mirror the server to ensure continuous data backup.”


    • データの継続的なバックアップを確保するため、サーバーをミラーリングする予定です。


  3. “Make sure our marketing material mirrors the core values of our brand.”


    • マーケティング資料には、ブランドのコアバリューがしっかり反映されているようにしてください。


学術的・専門的シーン (3例)


  1. “The data clearly mirrors the demographic changes in the region.”


    • そのデータはその地域の人口統計の変化を明確に反映している。


  2. “His theory mirrors the latest findings in cognitive psychology.”


    • 彼の理論は認知心理学の最新の発見を反映している。


  3. “This model attempts to mirror real-world conditions in laboratory settings.”


    • このモデルは、実験環境で現実世界の条件を再現しようとしている。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. reflect(反映する)


    • “mirror” とほぼ同義ですが、こちらのほうが「光を反射する」という直接的な意味で使われることが多いです。


  2. copy(複製する)


    • 「同じものを作る・真似る」というニュアンスが強く、IT関連では “mirror” と同様に使う場面があるが、「鏡のように」よりは「完全に複製する」感覚。


  3. emulate(模倣する)


    • 「感心や尊敬の意をもって模倣する」というニュアンスがあり、ビジネスシーンでは「優れたモデルをまねする」ときに使われます。


  4. replicate(再現する/複製する)


    • 分子生物学やITでも使われ、技術的に正確に同じものを「再現する」という意味合いが強いです。


反意語 (文脈に応じて)


  • diverge(異なる方向に進む)、contrast(対照をなす)


    • 「反映する」「同じようになる」の反対として、「異なる意見や状態になる」ことを表します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈmɪr.ər/ (アメリカ英語・イギリス英語でほぼ同じ)

  • アクセント: 第一音節 “MI-” に強勢が置かれるイメージです。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、イギリス英語では後ろの “r” がやや弱く発音される傾向があります。

  • よくある発音の間違い: “mi-roar” や “mee-row” のように伸ばしすぎたり、母音があいまいになりすぎたりするケースがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • 「miror」や「mirrorr」と綴ってしまう誤りが起きがちです。


  2. 同音異義語との混同


    • 特にありませんが、音が近い “mere (単なる)”などとは区別しましょう。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検では、IT文脈やマーケティング分野などの長文に出てくる可能性があります。

    • “mirror” の意味を“reflect”の同義語として問われることがあるので、意味を混同しないように注意が必要です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「鏡」は見たままを映す → 動詞の“mirror”も、相手やデータをそっくりそのまま映し出す・写し取るイメージ。

  • 勉強テクニック: 実際に鏡を連想して、「そっくりそのままコピーする」というイメージを頭に焼き付けましょう。

  • スペリングのポイント: rが連続するので「mir-ror」と区切って覚えると綴り間違いを防げます。

以上が、動詞“mirror”の詳細な解説です。鏡で映し出すように“mirror”は「反映する」「模倣する」のイメージを意識しながら覚えると使いやすいでしょう。

意味のイメージ
mirror
意味(1)

(鏡に映すように)…‘を'映し出す,描き出す

意味(2)

…‘を'鏡に映す;〈鏡が〉…‘を'映す

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