最終更新日:2025/11/30

私の咳はひどくなりつつあります。

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My cough is getting worse.

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元となった辞書の項目

cough

動詞

せきをする,せき払いする / せきのような音を出す / …'を'せきをして吐き出す《+up(out)+名,+名+up(out)》

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解説

以下では、英単語 “cough” (動詞) について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

意味 (英語 / 日本語)


  • 英語: to force air from your lungs suddenly, making a sharp noise, usually because of irritation in your throat or lungs

  • 日本語: 咳(せき)をすること

「cough」は、「のどや肺の刺激によって急激に空気を吐き出す」という意味の単語です。例えば風邪をひいたり、ほこりを吸い込んだときなどに使います。日常会話でも頻繁に登場する、身近で使いやすい単語です。

品詞


  • 動詞 (主に自動詞)

  • 名詞 (「咳」という行為や音を指すとき)

活用形


  • 原形: cough

  • 過去形: coughed /kɔːft/ (英), /kɑːft/ (米), /kɔft/ (米)

  • 過去分詞: coughed

  • 現在分詞: coughing

  • 三人称単数現在形: coughs

他の品詞になった例


  • 名詞 “cough”: 「咳」という行為そのものや、その音を指します。

    例) I have a bad cough. (ひどい咳が出る)

CEFRレベルの目安


  • A2 (初級) 〜 B1 (中級) 程度

    医療・健康関連の文脈でも使われるので覚えておくと便利です。


2. 語構成と詳細な意味

“cough” は接頭語・接尾語を含まない単語で、擬音語・擬態語由来(音を表すために生まれた)の言葉とされています。

関連語


  • 名詞 “cough” : 咳

  • 動詞 “cough up” : (嫌々ながら) 支払う / (痰などを) 吐き出す (句動詞)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. cough up blood (血を吐く / 血痰が出る)

  2. hacking cough (激しい咳)

  3. persistent cough (長引く咳)

  4. mild cough (軽い咳)

  5. cough medicine (咳止めの薬)

  6. cough drop (咳止めドロップ / のど飴)

  7. dry cough (乾いた咳)

  8. cough up phlegm (痰を咳き出す)

  9. cough and sneeze (咳やくしゃみをする)

  10. smoker’s cough (喫煙者特有の咳)


3. 語源とニュアンス

“cough” は中英語「coughen」など、のどを鳴らす音を表す擬音的な語から変化してきたと言われています。主に体の生理現象を直接表す語ですので、特にフォーマルさを意識せず、日常的な口語表現として頻繁に使われます。


  • 日常会話でもビジネス会話でも、咳という単純な動作を伝えるためによく使います。

  • 文章でもカジュアルからフォーマルまで広く使われますが、医学論文などでも専門用語としてそのまま登場することがあります。

  • 「cough」は、基本的にネガティブな印象ではなく、生理現象として客観的に伝える語です。文脈によっては病気の症状を示唆する場合もあるので、健康状態に関してデリケートに扱うシチュエーションでは丁寧な言い回しとの併用を考慮することがあります。


4. 文法的な特徴と構文

動詞として


  • 自動詞 (最も基本的用法): He coughed loudly. (彼は大きく咳をした)

  • 句動詞 “cough up”:


    • (痰や異物を) 咳き込んで外に出す: She coughed up some phlegm.

    • (俗語) 嫌々ながら金や物を支払う: He had to cough up the fine. (彼は罰金をいやいや支払わなければならなかった)


名詞として


  • She has a terrible cough. (彼女はひどい咳が出ています)

    → 可算名詞として扱われることが多い: “a cough,” “the cough,” “her cough” など。

イディオム・一般的な構文


  • have a cough: 咳をしている

  • can’t stop coughing: 咳が止まらない

  • a coughing fit: 咳の発作


5. 実例と例文

日常会話、ビジネス、学術的な文脈で、それぞれ3つずつ例文を示します。

日常会話


  1. “I think I’m catching a cold; I’ve been coughing all morning.”

    (風邪をひいたかも。朝からずっと咳が出てるんだ。)


  2. “Could you pass me a cough drop? My throat feels scratchy.”

    (のど飴取ってくれる? のどがイガイガするんだ。)


  3. “He started coughing after breathing in the dusty air.”

    (彼はほこりっぽい空気を吸い込んで咳をし始めた。)


ビジネス


  1. “I apologize for coughing so much during the meeting. I’m a bit under the weather.”

    (会議中に何度も咳をして申し訳ありません。ちょっと体調が優れなくて。)


  2. “Please see a doctor if you keep coughing for more than a week.”

    (1週間以上咳が続くようなら医者に行ってくださいね。)


  3. “The presentation was interrupted by his persistent cough.”

    (彼のしつこい咳でプレゼンテーションが中断されました。)


学術的な文脈


  1. “Chronic coughing may be a symptom of an underlying respiratory disease.”

    (慢性的な咳は、呼吸器系の潜在的な疾患の症状である可能性があります。)


  2. “The study examined the efficacy of various cough suppressants in adults.”

    (その研究では、大人におけるさまざまな咳止め薬の有効性を調査しました。)


  3. “A productive cough is characterized by the presence of sputum.”

    (湿性咳は痰を伴うという特徴があります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “clear one’s throat” (のどを鳴らす/咳払いする)


    • 本格的な咳ではなく、一瞬「エヘン」と声を出してのどをすっきりさせるニュアンス。


  2. “hack” (ガサガサした咳をする)


    • 激しく空咳をしているイメージ。


  3. “splutter” (むせて咳をする)


    • 液体が気管に入り込んだときなど、むせながらしゃべるイメージ。


反意語

直接的な反意語はありませんが、あえて身体動作上対比を挙げるなら、 “breathe normally” (普通に呼吸する) などが考えられます。明確に「咳をしないこと」を示す単語としての反意語は特に存在しません。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA


  • イギリス英語 (RP): /kɒf/

  • アメリカ英語: /kɔːf/ または /kɑːf/ に近い発音 (地域差あり)

アクセント


  • 「cough」の単語ひとつなので、特に強勢は単語全体にかかります。

  • イギリス英語では “o” が「オ」に近い音、アメリカ英語では「コーフ」や「カーフ」に近い音になることがあります。

よくある発音の間違い


  • “though,” “tough,” “through” などの “-ough” 系列の単語とは母音や子音の発音が異なるため、混同しやすいので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスとして “coff” や “caugh,” “cof” などがありがちです。

  • “cough” と “tough” / “though” / “through” / “bough” など、“ough” を含む単語は綴りが似ているものの、発音が大きく違うため、繰り返し確認が必要です。

  • TOEIC や英検などの試験では、健康状態を問うリスニング問題や、ちょっとした会話表現の中で出題されることがあります。文脈から「咳が出ている」と理解できるようにしておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “cough” は、のどの不快感を「コフッ」と示す擬音イメージから覚えるとよいでしょう。

  • 同じ “ough” でも単語により読み方が異なるので、個別に音を身につけてしまうのがコツです。

  • 「咳」の動作は日常生活でも体感しやすいので、自身の体験とリンクさせると習得が早まります。


以上が “cough” の詳細な解説です。風邪やアレルギーなど、普段の生活でもよく耳にする単語ですので、発音やスペリングに気をつけながら、ぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
cough
意味(1)

せきをする,せき払いする

このボタンはなに?
意味(2)

せきのような音を出す

意味(3)

…'を'せきをして吐き出す《+up(out)+名,++up(out)》

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