最終更新日:2025/11/26

明日雨が降らないことを願います。

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I hope it doesn't rain tomorrow.

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元となった辞書の項目

rain

動詞

《通例itを主語にして》雨が降る / 雨のように降る / (…に)…‘を'雨のように降らす《+名+on(upon)+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: rain

品詞: 動詞 (※同じスペルで名詞もありますが、ここでは動詞として解説します)

意味


  • 英語: “to rain” means that rain (water droplets) is falling from the sky. Usually used impersonally as “It rains.”

  • 日本語: 「雨が降る」という意味です。「天気が雨になっている状態を表す動詞」です。

「雨が降る」という自然現象を表すときに使われる、基本的な天気関連の単語です。日常会話では「It’s raining.(雨が降っているよ)」のように使って、天候について伝えます。

活用形


  • 原形: rain

  • 三人称単数現在形: rains (例: It rains every day.)

  • 現在分詞・動名詞: raining (例: It is raining now.)

  • 過去形・過去分詞: rained (例: It rained yesterday.)

他の品詞形


  • 名詞: rain(例: We had heavy rain this morning.)

  • ※派生語として “rainy” (形容詞: 雨の、雨が多い) などがあります。

CEFRレベル


  • A2: 初級

    (天候の話題は日常生活において頻繁に登場するため、初級レベルから学習される単語です)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「rain」はごく短い単語で、はっきりとした接頭語や接尾語はありません。語幹として “rain” がそのまま存在し、名詞・動詞どちらの用法でも使われます。

派生語・類縁語


  • rainy (形容詞): 雨の、雨が降りやすい

  • rainbow (名詞): 虹

  • rainfall (名詞): 降雨量

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. pour with rain(土砂降りになる)

  2. rain heavily(激しく雨が降る)

  3. rain lightly(小雨が降る)

  4. acid rain(酸性雨)

  5. rain on someone’s parade(人の楽しみを台無しにする)

  6. give someone a rain check(後日改めて誘いを受ける/延期する)

  7. rain down (on)(~に大量に降りかかる)

  8. cease raining(雨が止む)

  9. rain or shine(雨でも晴れでも/天気にかかわらず)

  10. caught in the rain(雨に降られる)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “regnian” や “renian” に由来し、もとは「雨が降る」という意味で使われていました。

  • その後、中英語を経由して modern English の “rain” になったとされています。

ニュアンス・使用時の注意


  • 天気を表す動詞として最も一般的。多くの場合は it を主語にして使う(一種の「非人称主語」)のが特徴です。

  • “rain down on” のように比喩的に使って、「(何かが)大量に降りかかる」と表現することもあります。

  • 口語・書き言葉のどちらでも日常的に使われます。比較的カジュアルな場面でよく見られますが、ビジネスメールなどでも天候を説明する際には問題なく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 非人称動詞としての用法


    • 通常、天候を表す「雨が降る」という意味で “It rains.” のように it を主語にします。

    • 例: “It’s raining outside.”


  2. 他動詞的用法 (比喩的)


    • “to rain (something) on (someone)” のように比喩的表現として使われる場合、目的語を取って「(感情・言葉・物などを)雨のように降らせる」という意味を持つことがあります。

    • 例: “They rained confetti on the winners.”


  3. 名詞としての用例


    • 不可算名詞として “rain” を使う場合が圧倒的に多いです(例: “We had a lot of rain yesterday.”)。ただし、比喩的・文学的には可算扱いされる場合もあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “It’s raining. Don’t forget your umbrella!”

    (雨が降ってるよ。傘を忘れないでね!)

  2. “I got caught in the rain on my way home.”

    (帰り道で雨に降られちゃった。)

  3. “It might rain later, so let’s take our raincoats.”

    (後で雨が降るかもしれないから、レインコートを持っていこう。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Unfortunately, the outdoor event had to be canceled because it rained all morning.”

    (残念ながら、午前中ずっと雨だったため、屋外イベントは中止になりました。)

  2. “We’ll hold the meeting indoors whether it rains or shines.”

    (雨でも晴れでも、会議は屋内で行います。)

  3. “I’ll take a rain check on lunch today; I have an urgent meeting.”

    (今日はお昼をキャンセルさせてください。急ぎのミーティングが入ってしまいました。)

学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “According to the meteorological data, it’s expected to rain intermittently throughout the week.”

    (気象データによると、今週は断続的に雨が降る見込みです。)

  2. “Precipitation models predict that it will rain heavily in coastal regions.”

    (降水量の予測モデルによれば、沿岸地域では激しい雨が降る見通しです。)

  3. “In arid zones, it may not rain for several months at a time.”

    (乾燥地帯では、数か月間全く雨が降らないこともあります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. pour(土砂降りになる)


    • “It’s pouring outside.” は「バケツをひっくり返したような雨が降っている」イメージ。


  2. drizzle(霧雨が降る、小雨が降る)


    • “It’s drizzling.” は「細かく弱い雨が降っている」ニュアンス。


  3. shower(にわか雨が降る)


    • “We might have a few showers in the afternoon.” は「短時間・断続的に雨が降る」イメージ。


反意語


  • to clear up(雨が止んで晴れる)


    • “It’s expected to clear up this afternoon.” で「午後には晴れ間が出る」という意味。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /reɪn/

  • アクセント: 1音節の単語なので、特に強勢の位置は意識しにくいですが、 /reɪn/ の母音 “ei” をしっかり伸ばして発音するのがポイント。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらもほぼ同じ /reɪn/ で、明確な違いはほとんどありません。

  • よくある間違い: “rein” (手綱) や “reign” (統治する) とスペルがよく似ており、音も同じように聞こえるため混同に注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. つづりの混同: “rain” (雨)・“rein” (手綱)・“reign” (統治) は発音が同じですが意味が全く異なります。文脈で判断しましょう。

  2. 非人称構文: “It rains” のように 「it」が主語になる使い方は、日本語の「雨が降る」と構造が異なるため、慣れないうちは混乱しがちです。

  3. TOEICや英検などでの出題例: 天候表現(“It’s raining cats and dogs.”などのイディオムを含む)や、予定・状況を表す問題でよく見かけられます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペリングの覚え方: “rain” は R + ain。ほかの似た綴りの単語に気をつけながら、「雨」というイメージと一緒に覚えると混乱が減ります。

  • イメージ: 雨が上から「レイン(reɪn)」と降ってくる雰囲気を思い浮かべると、つづりと音が結びつきやすいでしょう。

  • 感覚的な暗記術: “Rain” の “ain” =「えいん」と発音しながら、雨が降り落ちるイメージを繰り返し思い浮かべると、自然と口が動くようになります。

以上が、動詞 “rain” の詳細な解説です。日常的に使われる基本的な単語ですが、さまざまな表現や比喩があるので、ぜひ使い分けを覚えてください。

意味のイメージ
rain
意味(1)

〈U〉〈C〉,雨降り,降雨

意味(2)

《the rains》(熱帯地方などの)雨期,雨季

意味(3)

〈C〉《比喩(ひゆ)的に》《a ~》(…の)雨《+of+〈複数〉》

意味(4)

《通例itを主語にして》雨が降る

意味(5)

雨のように降る

意味(6)

(…に)…‘を'雨のように降らす《++on(upon)+

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