最終更新日:2024/06/11
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Look at the beautiful sunset!

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元となった辞書の項目

look

動詞

〈自〉(ある状態に)見える / 〈他〉をじっと見る

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解説

1. 基本情報と概要

単語: look

品詞: 動詞(自動詞・他動詞として使われることが多い)

CEFRレベル: A1(超初心者レベルから学ぶ、とても基本的な動詞です)

英語の意味:


  • To direct your eyes in order to see something

  • To appear or seem in a certain way

日本語の意味:


  • 「見る」「目を向ける」「〜のように見える」などの意味があります。

    例えば、「Look at that!(あれを見て!)」のように「視線を向ける」場面や、「You look happy.(うれしそうに見えるね)」のように「〜のように見える」場面で使います。とてもよく使われる基本動詞なので、状況によって訳し方が変わるのが特徴です。

活用形:


  • 原形: look

  • 三人称単数現在形: looks

  • 現在進行形: looking

  • 過去形: looked

  • 過去分詞形: looked

他の品詞になった場合の例:


  • 名詞形(非公式ではあるが、カジュアルな口語的表現): “have a look” (「ちょっと見てみる」のように “Look” が名詞として使われます)

  • 形容詞形/副詞形はありませんが、副詞的に “look around” のようなフレーズで使われることはあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: look


    • 元々の古英語 “lōcian” に由来するとされています。


“Look” は短い単語なので、明確な接頭語や接尾語はありません。ただし、様々な句動詞(phrasal verbs)として使用されます(例: look after, look for, look into など)。

詳細な意味


  1. 見る(視線を向ける): 目を向けることで対象を観察する


    • 例:「Look at the board.(ホワイトボードを見て)」


  2. (〜のように)見える: 感覚や外見を表す


    • 例:「You look tired.(疲れているように見えるね)」


  3. 捜す: “look for” の形で「〜を探す」

  4. 世話をする: “look after” の形で「〜の面倒を見る」

  5. 調べる: “look into” の形で「調査する」

  6. 期待・楽しみにする: “look forward to” の形で「〜を楽しみにする」

など、前置詞・副詞との組み合わせで多彩な意味を持ちます。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. look at ~(〜を見る)

  2. look for ~(〜を探す)

  3. look after ~(〜の世話をする/面倒を見る)

  4. look into ~(〜を調査する)

  5. look forward to ~(〜を楽しみにする)

  6. look up ~(〜を調べる、検索する)

  7. look around(周囲を見る、見回す)

  8. look out!(危ない!、気をつけて!)

  9. look to ~(〜に頼る、〜を当てにする)

  10. take a look(ちょっと見る、ちらっと見る)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 古英語の “lōcian” に由来します。もともと「注意して見る」「視線を向ける」といった意味を持っていました。

ニュアンスや使用時の注意点:


  • 「look」は日常会話からフォーマルな文章まで、幅広い場面で使われるオールマイティな動詞です。

  • 「視線を向ける」という物理的な動作はもちろん、「〜のように見える」という状態を表すときにもしばしば使われます。

  • 「You look good.」と「You look well.」は微妙に違い、「looks good」は「見た目が良い」、「looks well」は「健康状態が良さそう」とニュアンスが変わる場合があります。

口語 / 文章 / カジュアル / フォーマル:


  • 口語:友達同士の「Look at this!(これ見て!)」など

  • 文章:レポートで「Let us look into this matter.(この問題を調査しましょう)」など

  • カジュアルとフォーマルの両方で使えますが、フォーマルな場面では “examine” や “investigate” を使うこともあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 自動詞・他動詞の使い分け


    • 自動詞的に「look + 前置詞/副詞」(例: look at ~, look around, look for ~)

    • 他動詞的には「look a person in the eye(人の目を真正面から見る)」などの表現で対象を直接取ることもあります。


  2. 補語を伴う構文


    • 「S + look + 形容詞」の形で状態を表す:


      • 例: “You look happy.”(あなたはうれしそう)



  3. イディオム


    • “look forward to ~”: 重ねてですが「〜を楽しみにする」というイディオムで to の後ろは名詞形 or 動名詞が来る(to は前置詞扱い)。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Look at the sky! It’s so beautiful tonight.”


    • (空を見て!今夜はとてもきれいだね。)


  2. “I need to look for my keys; I can’t find them anywhere!”


    • (鍵を探さなくちゃ。どこにも見当たらない!)


  3. “You look really happy today. Did something good happen?”


    • (今日はとても楽しそうに見えるよ。何かいいことあった?)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Let’s look into the customer feedback more closely before we decide.”


    • (決定する前に、顧客からのフィードバックを詳しく調査しましょう。)


  2. “I will look over the report by tomorrow and get back to you.”


    • (明日までにレポートに目を通して連絡します。)


  3. “Please look after these files while I’m away.”


    • (私が不在の間、このファイルを管理しておいてください。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Researchers need to look at multiple sources of data to draw a reliable conclusion.”


    • (研究者は信頼できる結論を導くために、複数のデータソースを見る必要があります。)


  2. “We will look into the historical context of this event to understand its impact.”


    • (この出来事の影響を理解するために、歴史的背景を調査します。)


  3. “Please look for alternative hypotheses that might explain the results.”


    • (この結果を説明できる別の仮説を探してみてください。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. watch(じっと見る)


    • 「ずっと見守る」「見張る」というニュアンスが強いです。

    • 例: “Watch TV” は「テレビを見る」、一方 “Look at TV” は少し不自然で、単に視線を向けているだけのイメージ。


  2. see(見える・理解する)


    • 視界に入ってくる、または「分かる」という意味を含むことも。

    • 例: “I see what you mean.”(言っていることが分かる)


  3. observe(観察する)


    • 主にフォーマルな文脈で、「注意深く見る」というニュアンス。


  4. glance(ちらりと見る)


    • ちらっと見る、一瞬だけ見るニュアンス。


  5. gaze(じっと見つめる / うっとり見つめる)


    • 長時間じっくり見る感じで、ロマンチックだったり、感嘆の念がある場合が多いです。


反意語


  • ignore(無視する)


    • 「見る」こと自体をしない・視線を向けないイメージ。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号:


  • 英語(米国): /lʊk/

  • 英語(英国): /lʊk/

どちらも同じように発音されますが、アメリカ英語のほうが “ʊ” の母音がやや短音で、「ルック」とはっきり発音する傾向があります。

強勢(アクセント)の位置:


  • 一音節語なので、特別なアクセントの移動はありません。語中で強勢は自然に先頭にきます。

よくある発音間違い:


  • “look” と “luck”(/lʌk/)を混同する場合があります。 “look” は日本語の「ルック」に近い感じ、“luck” はアに近い母音音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス:


    • “look” を “lok” と書いてしまうなどのミスに注意。


  2. 同音異義語との混同:


    • “Luke”(人名)と似たスペリングですが全く別物。


  3. 前置詞の使い分け:


    • “look at” と “look for” を混同しがち。「at」は対象を見る、「for」は対象を探す。


  4. TOEIC・英検などの試験対策:


    • 句動詞として “look for/ look forward to/ look into/ look after ~” などが頻出します。とくに “look forward to ~” の to は前置詞なので、その後ろが動名詞形になる点(“look forward to seeing you” など)に注意。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  1. “Lukeをルックで見る”イメージ:


    • “look” と “Luke” はスペリングが似ているので、「スター・ウォーズのルークを見る(look at Luke)」とイメージすることで語感で覚える。


  2. 句動詞のグループ学習:


    • “look” はたくさんの前置詞・副詞と組み合わさるので、5〜10個くらいまとめて覚えると効率的です。


  3. 意識して口に出す:


    • よく使う動詞なので、繰り返し声に出して発音する習慣をつけると自然に身につきます。



イメージとしては、「視線を向ける」基本動作から「〜のように見える」という主観的な判断まで幅広くカバーするのが “look” です。日常会話やビジネス、学術的シーンなど、あらゆる場面で登場しますので、前置詞や文脈に合わせて活用できるようになると、とても便利な表現力が身に付きます。

意味のイメージ
look
意味(1)

目を向ける,眺める

意味(2)

(ある状態に)見える

意味(3)

〈状況・事態が〉(…に)傾く,向かう《+to(toward)+

意味(4)

《命令の慣用表現で注意や要求・抗議など》

意味(5)

…‘を'じっと見る;…‘に'目をやめる

意味(6)

…‘に'ふさわしく見える

意味(7)

…‘を'(顔つき)で表す

意味(8)

〈家などが〉(…の)方を向いている,(…を)見渡せる《+on(upon,into,to,toward,over)+

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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