最終更新日:2025/02/25

私は屋根裏部屋で隠された宝物を発見する。

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I discover a hidden treasure in the attic.

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元となった辞書の項目

discover

動詞

〈今まで知らなかった物・場所〉‘を'発見する,見付ける / 〈今まで知らなかった事〉‘を'発見する,悟る

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私は屋根裏部屋で隠された宝物を発見する。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: discover

品詞: 動詞 (verb)

意味(英語): to find something or to become aware of something that was not known before.

意味(日本語): 今まで知らなかったものを見つける、あるいは気づくこと。「新しく発見する」というニュアンスです。たとえば、「新しい事実に気づく」「宝物を見つけ出す」といった場面でよく使われます。


  • 活用形:


    • 原形: discover

    • 三人称単数現在形: discovers

    • 現在進行形: discovering

    • 過去形・過去分詞形: discovered


  • 他の品詞への変化例:


    • 名詞形: discovery(発見)

    • 形容詞形: discoverable(発見可能な)


  • CEFRレベルの目安:


    • B1(中級)

      日常的な文脈で使われる動詞です。情報を得る文脈や新しい物事に気づくシーンで頻繁に使うため、ある程度英語学習を進めた段階で理解しやすい単語です。



2. 語構成と詳細な意味


  • ** 語構成 **


    • 接頭語 dis-: 「否定・分離」などの意味を持つ接頭語です。

    • 語幹 cover: 「覆う」という意味を持つ語幹です。

    • もともと「覆いを取り去る」「隠されたものを取り除く」というイメージから、「発見する」「拾い出す」という意味に発展しました。


  • 関連語や派生語:


    • discovery(名詞):発見

    • discoverable(形容詞):発見できる

    • undiscovered(形容詞):未発見の


  • よく使われるコロケーション(共起表現)やフレーズ(各日本語訳付き)


    1. discover a new species(新種を発見する)

    2. discover the truth(真実を発見する・真相に気づく)

    3. discover hidden talents(隠された才能を見いだす)

    4. discover a mistake(ミスを見つける)

    5. discover new opportunities(新しい機会を見つける)

    6. discover resources(資源を発見する)

    7. discover a passion(情熱を見いだす)

    8. discover a secret(秘密を見つける・秘密を知る)

    9. discover an error(エラーを発見する)

    10. discover a solution(解決策を見つける)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    古フランス語の “descovrir” (現代フランス語では “découvrir”) に由来し、ラテン語の “discooperīre” (dis-「取り去る」 + cooperīre「覆う」) を起源とします。

    「覆いを取り去る」ことで「隠されたものを見つけ出す」というニュアンスがもとになっています。


  • ニュアンス・注意点:


    • 何か新しい事実や物事を初めて見つける、あるいは初めてその存在に気づくときに使われます。

    • 会話でも文章でもよく使われますが、文脈上フォーマル/カジュアルどちらにも対応できます。たとえば学術的な論文での「新しい発見」から、カジュアルな会話での「面白い店を見つけたよ」まで使い幅が広いです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞として使われる(何を発見したのかという目的語が必要)。

    例: I discovered a new café near my office.


  • 一般的な構文:


    • discover + 目的語

      例: We discovered a hidden door.

    • discover + (that) + 文

      例: They discovered (that) the machine was broken.


  • イディオム的表現:

    とくに定着したイディオムは少ないですが、「discover new horizons(新しい地平を開く=新しい世界を見出す)」のような比喩的な表現が使われることもあります。


  • フォーマル / カジュアル:


    • ビジネスメールや論文で「調査の結果~を発見した」というフォーマルな表現によく用いられます。

    • 日常会話でも「見つけてワクワクする」ような場面で気軽に使われます。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. I just discovered a great bakery around the corner!

    (角を曲がったところにすごくいいパン屋さんを見つけたよ!)

  2. You'll never believe what I discovered in my closet today.

    (今日クローゼットの中で何を見つけたか、きっと信じられないよ。)

  3. We discovered a beautiful park while we were driving.

    (ドライブ中にきれいな公園を発見したんだ。)

(2) ビジネスでの例文


  1. We discovered a new market segment that could boost our sales.

    (我々の売上を伸ばすかもしれない、新たな市場セグメントを発見しました。)

  2. Our team discovered a more efficient way to process the data.

    (チームは、データを処理するより効率的な方法を見つけました。)

  3. After careful research, we discovered the root cause of the problem.

    (入念な調査の結果、その問題の根本原因を突き止めました。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. The scientists discovered a new antibiotic compound in the soil sample.

    (科学者たちは土壌サンプルから新しい抗生物質の化合物を発見しました。)

  2. She discovered a pattern in the experimental data that no one else had noticed.

    (彼女は実験データの中に、ほかの誰も気づかなかったパターンを見出しました。)

  3. This research has discovered significant evidence supporting the new theory.

    (この研究では、新たな理論を裏付ける重要な証拠が見つかっています。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. find out(見つける / 知る)


      • よりカジュアルなイメージで「新事実や情報を知る」ことが中心。


    2. detect(見つける / 感知する)


      • 検出する、気付くといったニュアンスが強い。主に科学的・技術的文脈で使われやすい。


    3. unearth(掘り起こす)


      • 本来は地中から掘り出すイメージだが「隠れたものを見つける」場合に比喩的に使う。


    4. uncover(覆いを取る/ 暴く)


      • 隠されたものを見つける、暴露する場合に使用。ややフォーマルで、秘密・不正を「暴く」イメージにも用いられる。



  • 反意語 (Antonyms)


    1. conceal(隠す)

    2. hide(隠す)


discoverは「発見する」、反対に「隠す」側の行為がこれらの反意語になります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語 (BrE): /dɪˈskʌv.ə/

    • アメリカ英語 (AmE): /dɪˈskʌv.ɚ/


  • 強勢(アクセント)の位置: “dis*cov*er” の “cov” の部分にアクセントがあります。


  • よくある発音の間違い:


    • “di-”を「ディ」ではなく「ディス」のように曖昧に発音してしまうことがあります。正しくは「ディス(dɪ)」の短い音に近いイメージです。

    • アメリカ英語の場合、語尾の “-er” の「アー」を曖昧にしすぎないよう注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「discover」「discovery」 のスペリングミスに注意。特に i と o の位置を入れかえたり、「covered」の形に混同することがよくあります。

  • 「find」と「discover」の混同


    • 「find」は単に「見つける」。すでにあるものを見つける場合でも使います。

    • 「discover」は「発見する」というニュアンスがやや強く、未知のものや気づいていなかった事実を見出すイメージ。


  • 試験での出題例


    • TOEICなどでは「発見した」「見いだした」という表現を必要とするビジネス文脈(レポートや調査結果)で出題されることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “dis + cover = 覆いを取る” というイメージ

    「覆い(dis)を取り除く(cover) → 隠れていたものが見えてくる → 発見する」というストーリーで覚えましょう。

  • 動作イメージ

    ちょっとした宝探しや秘密を暴く探偵のイメージと絡めると記憶に残りやすいです。

  • スペルのコツ

    “dis” と “cover” をそれぞれしっかり覚えてつなげると、スペルを間違いにくくなります。たとえば “discover” の真ん中に “cover” が入っている、と意識するとよいでしょう。


「discover」はビジネスや学術的な場面から日常会話まで幅広く使われる便利な動詞です。「何か新しい事実や物事を見つけた、気づいた」というシーンをイメージしながら、接頭語やスペル・発音に注意して学んでみてください。

意味のイメージ
discover
意味(1)

〈今まで知らなかった物・場所〉‘を'発見する,見付ける

意味(2)

〈今まで知らなかった事〉‘を'発見する,悟る

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