最終更新日:2025/09/11

The shareholder meeting will be held next week.

正解を見る

株主総会は来週開催されます。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

shareholder

【名/C】株主

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

以下では、英単語「shareholder」について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

● 英単語: shareholder

● 品詞: 名詞 (countable noun)

● 日本語の意味: 株主

意味の概要 (英語と日本語)


  • 英語: A shareholder is a person or organization that owns shares in a company.

  • 日本語: 株式を所有している人、または団体のことです。「会社の株を持つ人」というイメージで、企業に対して出資をするオーナーの一部といえます。主にビジネスや経済の文脈で使われ、「会社の経営に対して議決権を持つ」「配当を受け取る」などの意味合いがあります。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

ビジネス文脈や経済ニュースなどでもよく登場しますが、経済やビジネスに詳しくないと出てこないため、B2(中上級)くらいの単語と考えてよいでしょう。

活用形と他の品詞形


  • 「shareholder」は名詞で、複数形は「shareholders」となります。

  • この単語は、他の品詞(動詞や形容詞)には通常変化しませんが、関連語として「stockholder」(同義語) があります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • share + holder


    • share … 株式、または分け前・分配といった意味

    • holder … 所有者、持ち主


2つの要素が合わさって「株を所有している人=株主」という意味になります。

他の単語との関連性・コロケーション(10個)


  1. shareholder meeting

    (株主総会)

  2. major shareholder

    (大株主)

  3. minority shareholder

    (少数株主)

  4. shareholder value

    (株主価値)

  5. shareholder rights

    (株主の権利)

  6. shareholder equity

    (株主資本)

  7. individual shareholder

    (個人株主)

  8. institutional shareholder

    (機関投資家, 法人株主)

  9. shareholder returns

    (株主還元 [配当や自社株買いなど])

  10. shareholder approval

    (株主の承認)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「share (持ち分、株) + holder (持つ人)」。

  • 歴史的使用: 近代的な会社制度が発達してから広まった言葉とされ、会社の所有構造を示すために使われるようになりました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 基本的にビジネスや経済関連の文書で広く使われ、フォーマルな場面でも問題なく使えます。

  • 口語ではあまり頻繁には使いませんが、企業ニュースやビジネス会話などでよく登場します。

  • カジュアルな会話では、株式投資の場面でも「I’m a shareholder in XYZ」と言えば伝わります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「shareholder」は可算名詞です。必ず「a」や「the」などの冠詞をつけたり、複数形の場合は「shareholders」となります。

  • 一般的な構文としては “[主語 + be動詞 + a shareholder in + 会社名]” や “the company’s shareholders” の形で使われます。

イディオムや一般的な構文


  • be (a) shareholder in 〜

    「〜の株主である」

  • one of the largest shareholders

    「最大級の株主の一人」

フォーマル/カジュアルのどちらにも対応できる単語ですが、使用自体はビジネス寄りです。


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)での例文


  1. I just bought some stocks, so now I’m officially a shareholder in that tech company!

    (株を買ったから、あのテック企業の株主になったよ!)


  2. Have you ever thought about becoming a shareholder to invest in the future?

    (将来のために投資をして株主になることを考えたことある?)


  3. My friend is a shareholder in a local café; she loves being part of the business.

    (友人は地元のカフェの株主で、そのお店の一員であることを楽しんでいるよ。)


ビジネス文脈での例文


  1. All shareholders are invited to attend the annual general meeting next Friday.

    (来週金曜日に開催される年次総会には、すべての株主が招待されています。)


  2. The company aims to maximize shareholder value through strategic investments.

    (その企業は戦略的投資を通じて株主価値を最大化することを目指しています。)


  3. Major shareholders have the right to influence key decisions within the company.

    (大株主は、企業の主要な意思決定に影響を及ぼす権利を持っています。)


学術的・専門的文脈での例文


  1. Shareholder theories suggest that maximizing shareholder wealth should be the primary goal of corporate governance.

    (株主理論では、株主の富を最大化することが企業ガバナンスの主要な目標であると示唆しています。)


  2. Researchers analyzed the effects of shareholder activism on corporate social responsibility initiatives.

    (研究者たちは、株主アクティビズムが企業の社会的責任イニシアチブに与える影響を分析しました。)


  3. Economic models often assume rational behavior on the part of the shareholders when evaluating market outcomes.

    (経済モデルは、市場の結果を評価する際、株主の合理的行動を前提としていることが多いです。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. stockholder(株主)


    • 「shareholder」とほぼ同義ですが、米国では “stockholder” の方が多く使われる傾向があります。


  2. investor(投資家)


    • 「株主」に限らず、さまざまな投資対象(株式以外にも債券や仮想通貨など)に投資する人を指します。


  3. equity owner(株式の所有者)


    • より専門的・ビジネス的な表現で、厳密には「持ち分所有者」という意味です。


反意語


  • debtor(債務者)


    • 借金をしている側を表すので、企業にお金を出してもらっている側という点で「株主」とは反対の立場です。


  • 厳密な反意語はありませんが、「株主」は企業に出資する立場、借り手(borrower/debtor)は資金を借りる立場、といった対比が可能です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈʃeə(r)ˌhəʊldər/ (イギリス英語), /ˈʃerˌhoʊldər/ (アメリカ英語)

  • アクセント位置: 「share」の部分に強勢がきます(SHARE-holder)。

  • イギリス英語では「share」の発音が /ʃeə(r)/ のように曖昧母音(r)が入ったりしますが、アメリカ英語なら /ʃer/ で、より短く聞こえます。

  • つづりの「-holder」を「-hoder」と間違えないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. つづり間違いに注意: 「sharholder」や「shareholer」などとよくスペルを落としがちです。

  2. 同音異義語と混同しにくいが要注意: “share” だけだと「共有する、シェアする」という動詞もあり、まとめて覚えるとわかりやすいでしょう。

  3. 資格試験・TOEIC: ビジネスに関するリスニングやリーディングで、企業関連の話題の中で出題される可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「share(株式)を hold(持つ)人 → shareholder」と覚えると、イメージしやすいです。

  • 「株主総会」とセットで「shareholder meeting」と覚えるとビジネス文脈で役立ちます。

  • 語頭の「share-」が「シェアする、分け合う」という意味に通じるので、会社の“所有を分かち合う人”というイメージを持つとよいでしょう。


以上が「shareholder」の詳しい解説です。ビジネスや経済関連のトピックだけでなく、英字新聞やニュース、株式投資について話をするときにもよく見かける重要な単語です。スペルを間違えないようにしながら、ぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
shareholder
意味(1)

株主

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / フラッシュカード

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★