最終更新日:2025/08/08

The data points are grouped into a cluster based on their similarities.

正解を見る

データポイントは類似性に基づいてクラスタにグループ化されます。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

cluster

【名/C】《花・果実などの》ふさ《of ...》 / 《密集した人・物などの》集団, 群れ / 【動/自】《...のまわりに》群がる《around ...》

このボタンはなに?

データポイントは類似性に基づいてクラスタにグループ化されます。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: cluster

品詞: 名詞 / 動詞


  • 名詞 (noun): 「似たものが集まった小さな集団、房(ふさ)、塊(かたまり)」

    例: a cluster of grapes (ブドウの房)

日本語では「集団」「房」「塊」などを指し、同じようなものが近い場所に固まっているイメージです。

たとえば、星の集まりやブドウの房、建物の群れなどを言うときに使います。

「同じ種類のものが一か所にかたまっている」というニュアンスで使われます。


  • 動詞 (verb): 「集団・塊になって集まる」「群れをなす」

    例: People clustered around the street performer. (人々はストリートパフォーマーの周りに群がった)

周囲や特定の場所に人やモノがぎゅっと集まるイメージです。「~の周りに引き寄せられて集まる」というときに使います。

活用形(動詞の場合)


  • 現在形: cluster / clusters

  • 過去形: clustered

  • 過去分詞: clustered

  • 現在分詞 / 動名詞: clustering

他の品詞形


  • 形容詞形: clustering (例: clustering effect「集団化の効果」)

  • 名詞形: cluster(元々名詞ですが、動詞から見て名詞形という例でも使われる)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): ある程度英語に慣れた学習者向けの単語です。学術的な文献やビジネス文書でもよく見られ、日常的にも耳にする機会があります。


2. 語構成と詳細な意味

語源的には、古英語の「clyster」が由来とされています。はっきりとした接頭語・接尾語はなく、ひとかたまり(束)を表す語幹として「cluster」が存在します。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. a cluster of stars(星の集まり)

  2. a cluster of grapes(ブドウの房)

  3. cluster analysis(クラスター分析)

  4. technology cluster(技術クラスター・テクノロジーの集積地)

  5. cluster around(周囲に群がる)

  6. a cluster of buildings(建物の集団)

  7. cluster bombs(クラスター爆弾)

  8. a cluster of flowers(花の房・花束)

  9. cluster headache(群発頭痛)

  10. data cluster(データの塊)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 上述のように古英語「clyster」から派生し、「房」「塊」「かたまり」という意味で使われてきました。

  • ニュアンス: 「周囲にギュッと集まっている」「ひとかたまりになっている」というイメージがあります。特定領域に同種のモノや人が固まっている状態を表すので、「特定のポイントやエリアに集中している」状況を強調したいときに用います。

使用時の注意点


  • 口語/文章: どちらでも使用されます。日常会話では「a cluster of 〜」というフレーズをよく耳にしますし、学術的文脈では「cluster analysis」など専門用語としても多用されます。

  • カジュアル/フォーマル: 場面を選ばず広く利用できますが、科学・ビジネス文書ではよりフォーマルな文脈でもよく登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての“cluster”


    • 可算名詞 (countable): 例) Three clusters of grapes. (3房のブドウ)


  • 動詞としての“cluster”


    • 自動詞 (intransitive verb) が中心: 例) People clustered around the speaker.

    • 主に「(人・物が) 集まる」「~の周囲に群がる」という構文で使います。

    • 他動詞的に使う例は少なめですが、技術系の文書で「to cluster data」(データを分類/まとめる)というような使い方も見られます。


一般的な構文


  • Noun構文:

    A cluster of + (複数の同種のもの)

    例) A cluster of bacteria (細菌の集団)


  • Verb構文:

    (Subject) + cluster(s) + (around/around something)

    例) Students clustered around the notice board. (学生たちが掲示板の周りに群がった)



5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “I found a small cluster of wildflowers in the backyard.”

    (裏庭で小さな野生の花の房を見つけたよ。)


  2. “Kids clustered around the ice cream truck as soon as it arrived.”

    (子どもたちはアイスクリームトラックが来るやいなや、その周りに群がった。)


  3. “She showed us a cluster of shells she collected on the beach.”

    (彼女はビーチで集めた貝殻のかたまりを私たちに見せてくれた。)


5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “We should analyze the cluster of customer feedback to identify trends.”

    (顧客フィードバックのかたまりを分析して、トレンドを把握すべきです。)


  2. “Our company is part of a new technology cluster in this region.”

    (当社はこの地域の新しい技術クラスターの一部を担っています。)


  3. “Multiple suppliers have clustered in the area to reduce transportation costs.”

    (複数のサプライヤーが物流費を削減するため、その地域に集中しています。)


5.3 学術・専門分野での例文


  1. “The researchers applied a hierarchical cluster analysis to the dataset.”

    (研究者たちはそのデータセットに階層的クラスター分析を適用した。)


  2. “A cluster of galaxies was discovered by the astronomy team.”

    (天文学チームは銀河の集団を発見した。)


  3. “We need to examine how these data points cluster together to form distinct groups.”

    (これらのデータポイントがどのように集まって明確なグループを形成するかを調べる必要があります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. group(集団)


    • より一般的で、「人やものの集まり」を幅広く指す。


  2. bunch(房、束)


    • 果物や花束などにしばしば使われる。カジュアルなニュアンス。


  3. assembly(集会、集合体)


    • ややフォーマルな印象で「人が集まる場」を主に指す。


  4. collection(収集物、一団)


    • 「集められたもの」というニュアンス。特に趣味や展示など。


反意語 (Antonyms)


  • scatter(散らばる / 散らす)

    → clusterが「集まる」のに対し、scatterは「バラバラに散る」という意味。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA表記 (イギリス英語 / アメリカ英語):

    /ˈklʌs.tər/ (英), /ˈklʌs.tɚ/ (米)


  • アクセント: 先頭の「clu-」の部分に強勢があります。


  • イギリス英語: 語尾の -er を「ə(ア)ー」とやや弱めに発音します。


  • アメリカ英語: 語尾の -er を「ɚ(アr)」のように r を強調して発音する傾向があります。


よくある発音の間違い


  • 「claster」と濁らずに「a」を強調して発音してしまうケースがある。

  • 「klu-」の部分を「クラ-」にしてしまうと、やや日本語的な響きになり、英語らしい強弱が失われる。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “cluster”の「u」を抜かして「clster」と書いてしまう誤り。

  • 同音異義語との混同: 目立つ同音異義語はないが、“clutter” (散らかす、雑然)と混同しないよう注意。

  • 試験対策: TOEICや英検で、グラフや統計の説明文中に“cluster analysis”や“a cluster of data points”などと出題されることがあります。読解問題で出ても慣れておくとスムーズに理解できます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚えやすいイメージ: “a cluster of grapes”という場面を思い浮かべると、「ブドウの房(=ひとかたまり)」という視覚イメージが湧きやすいです。

  • スペリングのポイント:c-l-u-s-t-e-r」と母音 “u” を入れること、最後は“er”で終わることを意識しましょう。

  • 勉強テクニック: 「散らばる(scatter)」との対比で一緒に覚えると、それぞれ反対のイメージで記憶に残リやすくなります。


以上が“cluster”の詳細解説です。何かを“ひとつの塊”や“集まり”としてイメージしたい場合に非常に便利な単語ですので、ぜひ覚えて使ってみてください。

意味のイメージ
cluster
意味(1)

(花・果実などの)ふさ《+of+

意味(2)

(密集した人・動物・物などの)集団,群れ(group)《+of+

意味(3)

(…の回りに)群がる;群生する《+together around(round)+

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 和訳 / フラッシュカード

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★