最終更新日:2025/07/28

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元となった辞書の項目

remain

動詞

残る / 居残る, 留まる / 相変わらず...である, ...のままである

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解説

1. 基本情報と概要

単語: remain

品詞: 動詞 (自動詞)

意味(英語): to continue to be in the same place or state; to stay or continue to exist

意味(日本語): 同じ場所や状態のままでいる、あるいは存続し続けること

「remain」は、「そのまま居残る」「状態を保つ」というニュアンスで使われる動詞です。たとえば、「まだ何かが残っている」「引き続き同じ状態でいる」といったイメージを表します。

活用形:


  • 現在形:remain / remains (三人称単数)

  • 過去形:remained

  • 過去分詞:remained

  • 現在分詞:remaining

他の品詞形:


  • 形容詞形としては「remaining」(残りの、まだある) という使い方ができます。例: “the remaining tasks” (残っている仕事)

  • 名詞形としては「remainder」(残り、余り)、「remnant」(残存物) などの単語があります。

CEFRレベルの目安: B2 (中上級)

比較的よく使われる語で、文章表現やビジネス文書などでも目にします。日常会話での登場頻度はそこまで高くありませんが、意味を押さえておくと非常に便利です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成: 「re- (再び) + main (ラテン語の manēre=とどまる)」が語源とも言われています。


  • 「re-」そのものに「再び」の意味があることも多いですが、ここでは必ずしも “再” というニュアンスは強くなく、元々「とどまる (stay)」という意味合いを強調しています。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選:


  1. remain calm (落ち着いたままでいる)

  2. remain silent (沈黙したままでいる)

  3. remain unchanged (変わらずに残る)

  4. remain anonymous (匿名のままでいる)

  5. remain consistent (一貫性を保つ)

  6. remain unclear (不明瞭なままである)

  7. remain in force (効力が維持される)

  8. remain on alert (警戒を続ける)

  9. remain relevant (関連性を失わない)

  10. remain loyal (忠誠を保つ)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “remanēre” (re- + manēre) に由来し、「とどまり続ける」という意味を持ちます。フランス語を経由し、古期英語の “remaindre” となり、現代英語の “remain” に至りました。

ニュアンスや使用時の注意点:


  • 「続けてそこに存在する」「残る」という静的なイメージを持ちます。

  • 状態が変わらずに「残る」ことも含意する場合があります。

  • カジュアルすぎず、やや文章向きかビジネス向きの単語として使われることが多いです。

  • 口語でも「Stay」の代わりに使うことはありますが、日常会話では「stay」のほうが自然に聞こえる場合もあります。


4. 文法的な特徴と構文

文法ポイント:


  • 自動詞(Verb, Intransitive)として用いられます。目的語は取りません。

  • 「remain + 形容詞/過去分詞/名詞補語」で補語をとる構文がよく使われます。例: “He remained silent.” (彼は沈黙したままだった)

例: 構文


  • remain + [形容詞] → “remain calm,” “remain open,” “remain steady”

  • remain + [過去分詞] → “remain unchanged,” “remain involved” など(文によっては受動的なニュアンスを与える)

  • remain to be done → “More tasks remain to be finished.” (まだ終わっていない仕事がある)

フォーマル/カジュアルの違い:


  • 「remain」は多少フォーマル寄りですが、日常会話でも一定の頻度で使われます。

  • ビジネスや公的な文書、公式発表などでは「remain unchanged」「remain effective」などがよく登場します。


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文


  1. “I’ll remain here until you come back.”

    (君が戻ってくるまで、ここにい続けるよ。)


  2. “Even after the party ended, a few people remained.”

    (パーティーが終わった後でも、何人かはまだ残っていたんだ。)


  3. “Despite the noise, he remained calm and focused.”

    (あの騒音にもかかわらず、彼は落ち着いて集中していたよ。)


5.2 ビジネスシーンでの例文


  1. “It is crucial that our policies remain consistent throughout the project.”

    (プロジェクト全体を通して、私たちの方針が一貫していることが重要です。)


  2. “Sales remain flat compared to last quarter.”

    (売り上げは前四半期と比べて横ばいのままです。)


  3. “The final decision remains with the board of directors.”

    (最終決定権は役員会にあります。)


5.3 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “Despite numerous studies, some uncertainties remain regarding the side effects.”

    (多くの研究があるにもかかわらず、副作用に関しては依然として不確定な点が残っています。)


  2. “It remains to be seen whether this approach will yield significant results.”

    (この手法が大きな成果をもたらすかどうかは、まだわかりません。)


  3. “The validity of the hypothesis remains in question.”

    (その仮説の妥当性は依然として疑問視されています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. stay (とどまる)


    • より口語で、「その場に留まる」という意味でよく使われます。


  2. continue (続ける)


    • 状態やアクションが持続するイメージで、remainと似た場面もありますが、他動詞として目的語を取ることも多い。


  3. persist (続く)


    • 少し硬めで、「困難にめげず続く」というニュアンスがやや強め。


反意語 (Antonyms)


  1. leave (去る)


    • ある場所から離れる。


  2. depart (出発する)


    • よりフォーマルな「去る」「出立する」。


  3. disappear (消える)


    • 存在が見えなくなる。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /rɪˈmeɪn/


  • アクセントは「re-MAIN」の“MAIN”に強勢が置かれます。

  • アメリカ英語とイギリス英語で顕著な違いはほぼなく、両者ともに /rɪˈmeɪn/ と発音されます。

  • 母音の /eɪ/ は「エイ」とはっきり発音するのがポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス “remine” と書いてしまわないように注意(i と a の位置がよく間違えられます)。

  • 「remind (思い出させる)」と混同しがちなので注意してください。

  • 英検やTOEICの読解問題などで、後置される補語の意味や用法を問う問題が出題されることがあります。文脈に合わせて「何がどう『残る』」のかを把握しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「remain」は「re- + main (manēre) 」で「再び留まる」イメージ。

  • 「Stay」の少しフォーマル版、と覚えると混乱しにくいです。

  • 「remain calm」をまずフレーズごとに覚えると、使い方の感覚がつかめます。

  • “remind” や “emanate” (発する) など、似たスペルの単語もあるので、つづりと意味をセットで把握することが大事です。


以上が動詞「remain」の詳細解説です。ぜひ例文やコロケーションを通じて、自然な使い方に慣れてみてください。

意味のイメージ
remain
意味(1)

残る,存続する

意味(2)

居残る,留まる;滞在する

意味(3)

相変わらず(…)である , ...のままである

意味(4)

残っている

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