最終更新日:2024/06/11
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私は芸術を通じて自分の気持ちを表現します。

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元となった辞書の項目

express

動詞

(思想・感情など) を表現する / を示す

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私は芸術を通じて自分の気持ちを表現します。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: express

品詞: 動詞 (Verb)

意味(英語)


  • To convey (a thought or feeling) in words or gestures.


    • 「考えや感情を言葉やしぐさで伝える」という意味です。


意味(日本語)


  • 「表現する」「伝える」


    • 「自分の気持ちや意見、考えなどを具体的な形(言葉や文章、身振りなど)で伝える」というニュアンスの単語です。「言葉で伝える」という意味だけでなく、芸術的な表現などにも幅広く使われます。


活用形


  • 原形: express

  • 三人称単数現在: expresses

  • 過去形/過去分詞形: expressed

  • 進行形: expressing

他の品詞形


  • 名詞: expression(例: “facial expression” = 「顔の表情」)

  • 形容詞: expressive(例: “He is very expressive.” = 「彼はとても表現力豊かだ。」)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 学習者レベルとしては比較的早い段階で習う単語ですが、感情や意見を伝える文脈でもよく使うため、中級程度の理解があると自然な使い方がしやすいです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • ex-:ラテン語由来の接頭語で「外へ」を表す

  • press:ラテン語の”premere”(押す)に由来

「押し出す→外へ出す」というイメージがもともとあり、そこから「内面の気持ちや考えを外に出す→表現する」という意味に発展しました。

関連語・派生語


  • expression (名詞):表現、表情

  • expressive (形容詞):表現力のある、表情豊かな

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. express an opinion – 意見を表明する

  2. express gratitude – 感謝の気持ちを表す

  3. express concern – 懸念を示す

  4. express regret – 後悔の意を表する

  5. express anger – 怒りを表す

  6. express feelings – 感情を表現する

  7. express condition – 状態を表す(契約や状況説明などで)

  8. express approval – 賛成(承認)を表す

  9. express doubt – 疑念を示す

  10. express oneself – 自己表現をする


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の 「exprimere」(ex-「外へ」+ premere「押す」)が語源です。フランス語を経由して英語に入り、「感情・思考を言葉などで外に出す」という意味合いで使われてきました。

使用時の注意・ニュアンス


  • 自分の言葉で思いやアイデアを「はっきりと伝える」イメージです。

  • 「反対意見をはっきり示す」「感謝や感情を伝える」など、意見や感情を積極的に外に出すニュアンスがあります。

  • 口語でも文章でも広く使われ、フォーマルにもカジュアルにも対応可能です。シーンによっては、よりくだけた表現として “to put it” (例: “Let me put it this way.”) とする場合もありますが、意味としては似ています。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞 (transitive verb)


    • 通常は「express + 目的語」という形で使われます。目的語には意見、感情、気持ちなどが入ります。

    • 例: “I want to express my gratitude.”(私は感謝の気持ちを伝えたい)


  2. 再帰的に使う場合


    • express oneself「自己表現をする」:そのあとに「in + 方法」が続くことも多いです。

    • 例: “He expresses himself in music.”(彼は音楽で自己表現をする)


  3. 名詞用法は “expression” になる


    • 動詞のまま名詞としては使いません。必ず “expression” という形をとります。


  4. 使用シーン


    • フォーマル/カジュアルともに使えますが、ビジネスやプレゼンなどフォーマルな場面では「意見表明」や「感謝を述べる」ニュアンスで特に活躍します。



5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)


  1. “I need to express how I really feel about this movie.”


    • 「この映画について本当はどう思っているのか伝える必要があるんだ。」


  2. “She always finds a way to express herself through art.”


    • 「彼女はいつも美術を通して自己表現をする方法を見つけるんだ。」


  3. “It’s hard for him to express his emotions openly.”


    • 「彼は自分の感情を率直に表すのが苦手だ。」


ビジネスシーンでの例 (3つ)


  1. “Thank you for the opportunity. I’d like to express my enthusiasm for this project.”


    • 「この機会をいただきありがとうございます。このプロジェクトに対する熱意をお伝えしたいと思います。」


  2. “I recommend we express our concerns to the client in a polite yet direct manner.”


    • 「礼儀正しく、しかし直接的な形でクライアントに懸念を伝えることをおすすめします。」


  3. “Could you express your thoughts on the new policy in the meeting?”


    • 「新しい方針について、会議であなたの考えを述べていただけますか?」


学術的な文脈での例 (3つ)


  1. “Researchers express the importance of replicating the experiment for accurate results.”


    • 「研究者たちは正確な結果を得るために実験を再現することの重要性を述べています。」


  2. “Many historians express doubts about the reliability of that source.”


    • 「多くの歴史家がその資料の信頼性に疑念を示しています。」


  3. “To express complex mathematical ideas, one needs clear formulas and thorough explanations.”


    • 「複雑な数学的アイデアを表現するためには、明確な式と丁寧な解説が必要です。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. convey (伝える)


    • 「表現する」というより、「情報や感情を伝達する」ニュアンス。

    • 例: “He conveyed his feelings through poetry.”


  2. articulate (はっきりと述べる)


    • 伝えたい内容を明確に言語化するイメージ。特に口頭表現で「はっきりと言う」という含み。

    • 例: “She can articulate her ideas very clearly.”


  3. state (述べる)


    • 公式や文書でよく用いられる表現。「はっきり言う/述べる」というやや堅めの印象。

    • 例: “He stated his decision at the press conference.”


反意語 (Antonyms)


  • 明確な反意語としては「感情を押し殺す」「沈黙する」などが対比になりますが、単語としては “suppress” (抑える), “conceal” (隠す), “keep silent” (黙る)などが間接的に反意の機能を果たします。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ɪkˈsprɛs/ または /ɛkˈsprɛs/

  • アメリカ英語 (AmE): [イクスプレス] のように “ex” 部分を [ɪk] もしくは [ɛk] と発音。

  • イギリス英語 (BrE): 基本的に同じ発音ですが、地域によってわずかな違いがあります。

  • アクセント: “-press”の部分に強勢があります (/ex-PRESS/)。

  • よくある間違い: “ex” を[eks]としっかり言いすぎる、または強調箇所を間違えて “EX-press” のように前半にアクセントを置いてしまうケースがあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “e-x-p-r-e-s-s” の順に気をつけましょう。

  • 同音異義語との混同:


    • 「express(表現する)」と「expresso(誤:本来は“espresso”)」を混同しないようにしましょう。


  • TOEICや英検などの試験対策:


    • 記述問題や穴埋め問題で “express an opinion” や “express concern” のようなコロケーションが頻出です。ビジネス文書やスピーチ表現としてもよく問われます。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「内側の気持ちを外にプレスする (押し出す)」→ express という覚え方で、語源ごと覚えるとわかりやすいです。

  • 「エクスプレス電車」は「速達のように早く目的地に“送り出す”」という意味の “express” と語源を同じくします。「外へ(ex-)素早く押し出す(press)」というイメージが共通しています。

  • 英単語学習の際は、名詞形・形容詞形(expression, expressive)もあわせて覚えることで、使える幅が広がります。


以上が動詞「express」の詳細解説です。何かを伝えたいときに、積極的に使ってみてください。自分の感情や意見を、しっかり外に押し出す感覚で覚えると、自然と表現力がアップします。

意味のイメージ
express
意味(1)

(言葉以外で)…‘を'示す,表す(indicate);〈数字・記号・式などが〉…‘を'表す

意味(2)

《英》〈荷物など〉‘を'至急便で送る

意味(3)

(言葉で)〈思想・感情など〉‘を'表現する,言い表す,述べる

意味(4)

(…から)〈果汁など〉‘を'絞り出す《++from+

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