最終更新日:2025/11/29

これは新しい携帯電話です。

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元となった辞書の項目

new

形容詞

(その状態になってまだ時間がたっていなくて)新しい;《名詞の前にのみ用いて》新しく発見(発明)された,新しく来た / 《名詞の前にのみ用いて》目新しい,初めて聞く,なじみのない / 《補語にのみ用いて》(人が)(…に)まだ慣れていない,(…を)よく知らない《to+名》 / 《補語にのみ用いて》(人が)(…から)出てきたばかりの《+from+名》 / 《名詞の前にのみ用いて》まだ着た(使った)ことがない,新品の / 新たに始まる;(肉体的・精神的に)一新した / 《おもに複合語を作って》最近(recently);新たに,新しく(newly)

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解説

以下では、形容詞 new をさまざまな視点から詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語・日本語での意味


  • 「new」=「新しい」


    • 英語では、「今までになかった、新たに生み出された、または最近の」という意味です。

    • 日本語では、「これまでに存在しなかったもの、あるいは更新されたばかりのもの」を指します。


「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」


  • 「new」は、日常のあらゆる場面で「新しい」「未体験」「最新の」といった意味合いで非常によく使われる基本的な単語です。たとえば、新製品や新しいキャリア、新しい考えなどに対して用います。“recent”や “fresh” に近いニュアンスを持つこともありますが、より一般的で幅広い場面で使われます。

品詞と活用形


  • 品詞: 形容詞 (adjective)

  • 比較級: newer (例: newer model)

  • 最上級: newest (例: the newest version)

他の品詞・派生形


  • 副詞: newly (例: newly established company)

  • 動詞との組み合わせで作られる派生語: renew (re + new) 「更新する」「再開する」など

CEFRレベル


  • A1(超初心者)レベル: 「new」は非常によく出てくる語彙なので、英語学習の初級段階から登場します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「new」は短く、接頭語・接尾語を持たない単体の形容詞です。

  • 派生語として「renew (re + new)」などがあり、re- は「再び」「何度も」という意味を加えます。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. new year(新年)

  2. new job(新しい仕事)

  3. new product(新製品)

  4. new idea(新しい考え)

  5. new technology(新技術)

  6. new friends(新しい友人)

  7. brand new(まったく新しい)

  8. new experience(新しい経験)

  9. new challenge(新しい挑戦)

  10. new arrival(新着商品・新入り)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「new」の語源は古英語 “nīwe” や “nēowe” にさかのぼり、さらにゲルマン祖語 “*newjaz” に由来するとされています。「最近の」「新鮮な」といった意味を持ち、他のゲルマン系の言語にも同様の形が見られます(例: ドイツ語 “neu”,オランダ語 “nieuw” など)。

ニュアンス・注意点


  • 「new」は非常に一般的な単語ですが、文脈によって「真新しい」「最新の」から「初耳の」「慣れていない」など、微妙に異なるニュアンスを含むことがあります。

  • カジュアルからフォーマルまで幅広く使われる単語で、日常会話でもビジネス文書でも頻出します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として名詞を修飾することが一般的です。

    例: new car, new plan, new opportunity

  • 叙述用法(SVCのCとして)でも使われます。

    例: This phone is new.

  • 可算名詞・不可算名詞のどちらに対しても使えます。

    例: a new idea (可算), new information (不可算)

イディオムや表現


  • “start anew”:「新たに始める」という表現で、文語的・文芸的な響きがあります(“anew” は副詞)。


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)での例文


  1. “I got a new phone yesterday.”

    (昨日新しい携帯を買ったんだ。)


  2. “Have you tried that new restaurant yet?”

    (あの新しいレストラン、もう行ってみた?)


  3. “Let’s check out the new movie that just released.”

    (ちょうど公開された新作映画を観に行こうよ。)


ビジネスでの例文


  1. “We need a new marketing strategy to reach more customers.”

    (より多くの顧客にアプローチするために、新しいマーケティング戦略が必要です。)


  2. “Our company is launching a new product next month.”

    (当社は来月、新製品を発売します。)


  3. “I’m looking forward to collaborating with the new team members.”

    (新しいチームメンバーとの協力を楽しみにしています。)


学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “The researcher introduced a new hypothesis based on recent data.”

    (その研究者は、最新のデータに基づいて新たな仮説を提示しました。)


  2. “This study proposes a new framework for analyzing consumer behavior.”

    (この研究は、消費者行動を分析するための新しい枠組みを提案しています。)


  3. “The committee called for new policies to address environmental concerns.”

    (委員会は環境問題に対処するための新たな政策を求めました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. fresh(新鮮な)


    • 「斬新な」「生まれたばかりの」というニュアンスが強い。


  2. recent(最近の)


    • 時間的に「最近の」という意味が強調される。


  3. modern(現代的な)


    • 時代性を伴う意味で使われることが多い。


  4. novel(斬新な)


    • 「目新しい」「独創的」という含意があり、ややフォーマル。


反意語(Antonyms)


  1. old(古い)

  2. outdated(時代遅れの)

  3. obsolete(廃れた、使われなくなった)

「new」と比べると、上記の反意語は「古い」「もう新しくない」という状態を明確に示します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /njuː/(イギリス英語), /nuː/(アメリカ英語)

  • イギリス英語: 語頭の “n” の直後に弱い “y” のような音(/njuː/)が入ります。

  • アメリカ英語: /nuː/ と /njuː/ の両方が聞かれますが、より /nuː/ に近い発音をする人が多いです。

  • アクセントは冒頭に1音節しかないため固定です。

  • よくある間違い: “ニュー” とはっきり言い過ぎて、子音+nの後に強引に “yu” を足すことがあります(特に日本人学習者)。イギリス英語風であれば自然ですが、アメリカ英語で過度に “ニュゥ” と言う必要はありません。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルは短いですが、「n-e-w」で単純に覚えましょう。時々「knew(knowの過去形)」と混同する人がいますが、全く別の単語です。

  • 同音異義語と間違えないように:knew (/nuː/) は、動詞 “know” の過去形。「知っていた」という意味で、「new」(新しい) とは意味が異なります。

  • TOEICや英検など、どのレベルの試験でも出題される可能性がありますが、一番間違えやすいのは「know/knew」との混同です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ニュー」とカタカナでも頻繁に使われるため、すでに定着している人も多いかもしれません。スペリングを見れば簡単な単語ですが、過去形の “knew” とセットで覚えておくと混同を防ぎやすくなります。

  • 「真新しいイメージ」を心の中で描くクセをつけましょう。スマートフォンやパソコンを買い替えた瞬間の「わくわく感」を思い出すと、意味と一緒に定着しやすくなります。


以上が、形容詞 new の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術的文脈まで、「新しい」を表現するときに非常に多用される便利な単語なので、ぜひさまざまな場面で活用してみてください。

意味のイメージ
new
意味(1)

《名詞の前にのみ用いて》目新しい,初めて聞く,なじみのない

意味(2)

《補語にのみ用いて》(人が)(…に)まだ慣れていない,(…を)よく知らない《to+

意味(3)

《補語にのみ用いて》(人が)(…から)出てきたばかりの《+from+

意味(4)

新たに始まる;(肉体的・精神的に)一新した

意味(5)

《おもに複合語を作って》最近(recently);新たに,新しく(newly)

意味(6)

(その状態になってまだ時間がたっていなくて)新しい;《名詞の前にのみ用いて》新しく発見(発明)された,新しく来た

意味(7)

《名詞の前にのみ用いて》まだ着た(使った)ことがない,新品の

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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