最終更新日:2025/12/01

私は空港で仲間の旅行者に出会いました。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

fellow

名詞

〈C〉《話》 男, やつ / 《話》 (一般に) 人 / 仲間, 同僚 / (学会などの)会員

このボタンはなに?

私は空港で仲間の旅行者に出会いました。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: fellow

品詞: 名詞、形容詞としても使用されることがあります。

意味(英語): a person of the same group, a companion, or sometimes just a man or a boy.

意味(日本語): 仲間、同僚、同級生、あるいは「男」という意味でカジュアルに使われることもあります。「仲間的なニュアンス」を持った単語です。

「fellow」は「仲間・同僚」「同じ境遇の人」という意味合いでよく使われます。「あの人たちと同じコミュニティ・グループに属している」というニュアンスを表します。また、少しカジュアルな文脈で「男」という意味でも使われることがあります。

活用形


  • 名詞形: fellow (単数形), fellows (複数形)

  • 形容詞形: fellow (例: fellow student, fellow citizen など)

他の品詞になる例


  • 形容詞: fellow (例: “fellow passengers”で「同じ乗客仲間」の意味)

  • 名詞の派生形: fellowship (「仲間であること」「奨学金・研究員の身分」の意味でも使われる)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 他者との関係やグループ意識を表すような抽象的な話題で使われるため、やや上のレベルと言えます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「fellow」は接頭語・接尾語がついて作られた言葉というよりは、ひとつの語として機能します。

関連語・派生語


  • fellowship: 仲間同士であること、研究員の地位、奨学金など。

  • fellowship program: 研究員制度など。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. fellow student(仲間の学生)

  2. fellow worker(同僚)

  3. fellow traveler(旅仲間)

  4. fellow citizens(市民仲間、同じ市民)

  5. my fellow Americans(アメリカ国民の皆さん、主に演説などで)

  6. fellow members(メンバー仲間)

  7. fellow professionals(同じ業界(専門分野)の仲間)

  8. fellow classmate(クラス仲間)

  9. fellow countryman(同胞)

  10. fellow human beings(同じ人間、同胞)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「fellow」は古英語の “feolaga” が由来とされ、もともとは「(お金などを)共同で出す仲間」という意味合いがあったと言われています。北欧の言葉の影響も受けおり、仲間意識や共通の利害を持つ者というニュアンスが強い言葉です。

ニュアンス・使用上の注意


  • カジュアルな文脈では「男、奴」といった少しくだけたニュアンス (He’s a nice fellow.) で使われることがありますが、時にやや古風な響きがあります。

  • フォーマル場面では、研究機関などで「特別研究員」「特別会員」を指す意味の「Fellow」として使われます。(例: “He is a Fellow of the Royal Society.”)


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞として


    • 可算名詞:a fellow (一人の仲間), two fellows (二人の男/仲間)

    • 「just an ordinary fellow」のように「男」を意味する場合はカジュアルです。


  2. 形容詞として


    • 「fellow+名詞」の形で使われ、「共通の所属や境遇を持つ仲間」を表す。「fellow teacher」「fellow citizen」など。


  3. 使用シーン


    • フォーマル: 研究機関や学協会での「Fellow」の称号

    • カジュアル: 「He’s a nice fellow.」などでの一般的な「男・仲間」表現



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “He’s a friendly fellow, don’t you think?”

    (彼は親しみやすい奴だよね?)

  2. “I met a fellow dog lover at the park today.”

    (今日、公園で犬好きの仲間に出会ったよ。)

  3. “All the fellows in my club are going camping next week.”

    (クラブの仲間全員で来週キャンプに行くんだ。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “I had a meeting with my fellow managers this morning.”

    (今朝、他のマネージャー仲間とミーティングをしました。)

  2. “She’s recognized as a Fellow of the Marketing Society.”

    (彼女はマーケティング協会のフェローに認定されています。)

  3. “My fellow colleagues and I will attend the conference next month.”

    (同僚たちと来月カンファレンスに参加する予定です。)

(3) 学術的・研究の文脈での例文


  1. “He was appointed as a research fellow at the university.”

    (彼はその大学の研究フェローに任命されました。)

  2. “I’m working on a joint project with two other fellows from the lab.”

    (私は研究室の他のフェロー2人と共同プロジェクトを進めています。)

  3. “Our institute has welcomed many new fellows this year.”

    (今年は研究所に多くの新しいフェローが加わりました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. companion(仲間、連れ)


    • 「同行してくれる人」という意味合いが強い。感覚としては旅や行動を共にする「相棒」的ニュアンス。


  2. peer(同輩、同等の人)


    • 「同じ地位や能力を持つ人」というニュアンス。職場などでの同格を指す場合。


  3. colleague(同僚)


    • ビジネスや職場での仲間という、よりフォーマルな印象。


  4. comrade(戦友、仲間)


    • 軍隊などでの「戦友」や政治思想の仲間などで使われることが多い。少しフォーマル、または古風/政治的。


反意語


  • 「仲間」の反対語をはっきりとした単一の英単語で示すのは難しいが、あえて挙げるなら stranger(見知らぬ人)が対照的な意味合いを示す。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • 米国英語(American English): /ˈfɛloʊ/

  • 英国英語(British English): /ˈfeləʊ/

アクセント(強勢)の位置


  • 第一音節「fe」にアクセントがあります: FÉL-low

よくある発音の間違い


  • 「fallow (休閑地)」や「follow (従う)」と混同しないように注意。

  • 米語の /oʊ/ と英語の /əʊ/ の違いを意識する。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • fellow を fellaw, fello などと間違えないように注意。


  2. 形容詞と名詞の使い分け


    • “my fellow teachers” と言う時は「形容詞」の役割(「仲間の先生たち」)。

    • “He’s a good fellow.” は名詞。


  3. 同音異義語との混同


    • follow (ついていく)、fallow (使われていない、休ませている) と発音やスペリングを間違えやすい。


  4. 資格試験での出題傾向


    • TOEICや英検などでは、読解問題で「仲間」を表す単語として出てくる可能性があります。時々、ビジネス文脈での “my fellow colleagues” のような表現が問われることもあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「Fellow = いっしょに‘会費’(fee)を出す仲間」が語源、というように、「一緒に何かを共有する仲間」というイメージを持っておくと覚えやすいです。

  • スペリングは “fe + l + low” と切って考えると間違えにくくなります。

  • 「Hello, fellow!」と声をかけるようなイメージで「相手も自分と同じ立場」という感覚を意識しましょう。


以上がfellowの詳細解説です。仲間や同僚、同じ立場の人を指す便利な単語なので、使いどころを押さえて活用してみてください。

意味のイメージ
fellow
意味(1)

《話》(一般に),だれしも(anybody)

意味(2)

《通例複数形で》仲間,同僚(comrade, companion)

意味(3)

院生,研究員)

意味(4)

(一対の物の)片方,相手(match, mate)

意味(5)

《話》,やつ

意味(6)

(学会などの)会員(member)

意味(7)

《英》大学の評議員(理事),《米》(大学の)特別研究員(給費(fellowship)を受けて研究に従事する大学

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★