最終更新日:2025/09/20

ジャーナリストはニュース記事のために政治家にインタビューしました。

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元となった辞書の項目

journalist

名詞

ジャーナリスト、記者

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ジャーナリストはニュース記事のために政治家にインタビューしました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: journalist

品詞: 名詞 (可算名詞)

英語の意味:

A “journalist” is a person who collects, writes, or distributes news or other current information for newspapers, magazines, television, radio, or online media.

日本語の意味:

「ジャーナリスト」とは、新聞や雑誌、テレビ、ラジオ、ウェブメディアなどに向けてニュースや情報を取材・収集し、それを記事や番組の形で提供する人のことです。

こういう場面で使われる:例えば、取材活動を行い、報道内容をまとめ上げるニュアンスがあります。報道の専門家としての立場を表す単語です。

活用形:


  • 単数形: journalist

  • 複数形: journalists

※「journalist」は名詞なので、動詞や形容詞などの形には直接変わりませんが、関連した形容詞に“journalistic” (ジャーナリスティック) があります。

CEFRレベル目安: B2(中上級)

→ 新聞やネットニュースなどの情報社会に関わる単語として、国際的なニュースや背景知識などを理解する際に必要とされる語彙です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • journal(ニュースや出来事の記録、または定期刊行物)

  • -ist(~に従事する人、専門家を表す接尾辞)

「journalist」は、文字通り「journal(ジャーナル)に関わる人、あるいは専門家」という意味になります。

派生形・関連語:


  • journal : 日誌、定期刊行物

  • journalistic : ジャーナリストの、報道の

  • journalism : ジャーナリズム、報道活動

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個):


  1. investigative journalist → 調査報道ジャーナリスト

  2. freelance journalist → フリーのジャーナリスト

  3. staff journalist → 社員(専属)のジャーナリスト

  4. seasoned journalist → 経験豊富なジャーナリスト

  5. journalist ethics → ジャーナリストの倫理

  6. journalist’s integrity → ジャーナリストの誠実さ(高潔さ)

  7. journalist accreditation → ジャーナリストの許可/認可

  8. veteran journalist → ベテランジャーナリスト

  9. roving journalist → 派遣されて各地を回るジャーナリスト

  10. journalist’s portfolio → ジャーナリストの執筆実績(ポートフォリオ)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 「journal」はフランス語の “journal”(日誌/定期刊行物)に由来します。さらに元をたどると、ラテン語の “diurnalis”(日々の)に関連します。

  • “-ist” は「~する人」「~の専門家」といった意味を示す接尾語です。

歴史的背景:

印刷技術の発達に伴い、新聞や雑誌が広まった頃に、「journal」に携わる人(新聞・雑誌記事を書く人)を指す専門職名として形づくられました。現代では新聞・雑誌だけでなく、テレビやラジオ、インターネットなど多様なメディアを担当する幅広い意味を持ちます。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • 「journalist」は比較的フォーマルでもカジュアルでも使われますが、職業を指すきちんとした表現です。

  • 「reporter」という場合は、ニュース現場でインタビューや取材を重視するイメージが強いですが、「journalist」の方がより広範な報道活動(取材・編集・執筆など)全般を指すことができます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: a journalist / journalists

  • 形容詞形: journalistic (例: journalistic standards = ジャーナリスティックな基準)

  • 使用シーン:


    • フォーマル: 「She is an investigative journalist specializing in political scandals.」

    • カジュアル: 口語でも使われるが、仕事の肩書や自己紹介などで使う。


一般的な構文・イディオム


  • “to work as a journalist” → ジャーナリストとして働く

  • “to become a journalist” → ジャーナリストになる

  • “journalistic integrity” → 報道の誠実さ(倫理)


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “My sister is a journalist; she travels all over the world for her stories.”

    (私の姉はジャーナリストで、記事を書くために世界中を飛び回っているんだ。)


  2. “I love reading articles by that journalist; they’re always so insightful.”

    (あのジャーナリストの記事を読むのが大好きで、いつもとても洞察力があるんだ。)


  3. “Do you think a journalist’s life is exciting or stressful?”

    (ジャーナリストの生活って、わくわくすると思う?それともストレスが多いかな?)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “The company invited several journalists to the product launch event.”

    (その会社は新製品の発表会に何人かのジャーナリストを招待しました。)


  2. “A well-known tech journalist will be interviewing our CEO next week.”

    (有名なテック系ジャーナリストが来週うちのCEOにインタビューを行います。)


  3. “We should issue a press release and ensure it reaches the right journalists.”

    (プレスリリースを出して、適切なジャーナリストに届くようにしましょう。)


(3) 学術的・専門的文脈での例文


  1. “The role of a journalist is crucial in safeguarding freedom of expression in society.”

    (社会における言論の自由を守る上で、ジャーナリストの役割は重要です。)


  2. “Many universities offer courses in journalism to train future journalists.”

    (多くの大学が、将来のジャーナリストを育成するためにジャーナリズムのコースを提供しています。)


  3. “Ethical guidelines are essential for any journalist dedicated to accurate reporting.”

    (正確な報道を目指すジャーナリストにとって、倫理ガイドラインは欠かせません。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. reporter (レポーター)


    • ニュース現場で取材を行い、口頭や映像などで報告する人。現場レポートが中心。


  2. correspondent (特派員)


    • 国外や地方など特定の地域・分野で活動する記者。海外特派員など。


  3. columnist (コラムニスト)


    • 新聞や雑誌などで定期的にコラムを書いている人。自分の意見や解説が中心。


「journalist」よりも役割や媒体が限定される時に、これらが使われることがあります。

反意語

はっきりとした対義語はありませんが、強いて挙げるなら「news consumer(ニュースの受け手)」「reader(読者)」「audience(視聴者)」などがジャーナリストと対極に近い存在です。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記:


  • イギリス英語: /ˈdʒɜː.nə.lɪst/

  • アメリカ英語: /ˈdʒɝː.nə.lɪst/

アクセント:


  • 最初の音節 “JOUR-” にアクセントがあります。「ジャー-nuh-リスト」のように発音します。

  • アメリカ英語では母音がやや “ɝ” (アーに近い音)に、イギリス英語では “ɜː” (アーに近い長い音)になります。

よくある発音ミス:


  • “journal” の部分を「ジュルナル」と曖昧に発音してしまう。実際は「ジャー」あるいは「ジャー(ʒɜː / dʒɝː)」と強調する。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “journalist” を “journalis” のように末尾の “t” を落とす誤りや “journalust” といった母音を入れ間違えるミスがある。

  • 「reporter」との混同: 「記者」と訳されますが、ジャーナリスト全般を「reporter」と呼ぶと少し限定的になる場合があります。

  • 試験対策: TOEICなどのビジネス英語試験や英検準1級以上などで、ニュースメディア関連の話題でよく登場する可能性があります。職業関連の語彙として把握しておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「journal」は「日誌・雑誌」を意味するため、「日々の情報を扱う人がjournalist」と覚えると良いでしょう。

  • スペルの最後は “-ist” と覚えるように、「artist(アーティスト)」や「scientist(サイエンティスト)」と同じ仲間だとイメージすると記憶しやすいです。

  • 「ジャーナルを扱う人 → journalist」という流れで覚えておきましょう。

以上が、名詞「journalist」の詳細な解説です。ニュースを作る側の専門家としてのイメージを大事にすると、状況に合わせた使い分けがしやすくなります。ぜひ実際の会話や文章でも積極的に使ってみてください。

意味のイメージ
journalist
意味(1)

ジャーナリスト

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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