最終更新日:2025/08/09

国際化はグローバルビジネスにとって重要です。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

global

形容詞

世界的な; 全地球的な

このボタンはなに?

国際化はグローバルビジネスにとって重要です。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: global

品詞: 形容詞 (adjective)

CEFRレベル: B2(中上級)

意味(英語): Relating to the whole world; worldwide.

意味(日本語): 「世界全体に関係する」「世界規模の」「包括的な」という意味です。

「global」は、世界規模や全体にかかわる話をするときに使われます。何かが世界中に影響を及ぼしたり、範囲が全体に及んだりするニュアンスを持つ形容詞です。

活用形

形容詞なので、基本的に「global」のまま形が変わりません。比較級・最上級は下記のように表すことができますが、あまり頻繁に使われません。


  • 比較級: more global

  • 最上級: most global

他の品詞形


  • 副詞: globally(グローバリー)

  • 名詞: globe(地球、球体)、globalization(グローバリゼーション)

  • 動詞: globalize(グローバル化する)

2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: “glob”(球体や丸い形を表すラテン語“globus”が由来)

  • 接尾語: “-al”(形容詞を作るときによく使われる接尾語)

「global」は「世界的な」という意味だけでなく、「全体に及ぶ」「包括的な」というニュアンスを持つ場合もあります。たとえば「global approach」は「包括的(全体的)なアプローチ」という意味になります。

関連フレーズやコロケーション(10個)


  1. global economy(世界経済)

  2. global warming(地球温暖化)

  3. global market(世界市場)

  4. global reach(世界的な影響力/到達範囲)

  5. global perspective(世界的視点)

  6. global issue(世界規模の問題)

  7. global network(世界的ネットワーク)

  8. global community(世界共同体)

  9. global audience(世界中の視聴者/読者)

  10. global impact(世界への影響)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の「globus(球体、球)」が語源で、そこから「地球」を意味する「globe」が生まれ、さらに「global」という形容詞形が生まれました。

  • 歴史的背景: 近代においては、世界規模の貿易やコミュニケーションが活発化するとともに、「global」という言葉も頻繁に使われるようになりました。

  • ニュアンスや注意点:


    • 「世界中に関する/世界全体を捉えている」という積極的な広がりのニュアンスがあります。

    • 文章でも口語でも使われますが、ややフォーマルよりの文脈やビジネスシーンでもよく見られます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「global」は形容詞ですので名詞を修飾します。

    例: a global market, a global leader

  • フォーマル度に関しては、会議・文書・報道など、幅広いシーンで使われ、カジュアルすぎずビジネスライクにも対応可能な単語です。

  • “global”に冠詞はつきません。

  • 複雑な構文では、「global in scope」や「global in nature」など前置詞を伴う表現でも使われます。

5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “I think global awareness is more important than ever.”

    (世界に対する意識は、今まで以上に大切だと思う。)

  2. “My sister is studying global cultures at her college.”

    (私の妹は大学で世界の文化を学んでいるよ。)

  3. “Have you heard about the latest global event happening next month?”

    (来月行われる世界的なイベントのこと、聞いた?)

ビジネスシーン(ややフォーマル)


  1. “Our company aims to expand into the global market next year.”

    (当社は来年、世界市場へ進出を目指しています。)

  2. “We need a global strategy that addresses multiple regions simultaneously.”

    (複数の地域を同時に対応できる世界規模の戦略が必要だ。)

  3. “Global collaboration is key to our project’s success.”

    (世界規模の連携が、私たちのプロジェクト成功の鍵です。)

学術的・専門的な文脈(フォーマル)


  1. “The study focuses on the global impact of climate change.”

    (この研究は気候変動の世界的影響に焦点を当てています。)

  2. “A global approach to pandemic preparedness ensures better outcomes.”

    (世界規模での感染症対策は、より良い結果をもたらす。)

  3. “Recent trends indicate a shift toward a more global economy.”

    (最近の傾向は、より世界的な経済への移行を示している。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. international(国際的な)


    • 「global」は世界規模であること、全体に影響することを強調。

    • 「international」は複数の国の間にまたがっていることを強調。


  2. worldwide(世界中で)


    • 「global」よりもカジュアルに「世界中で広まっている」感じを伝える。


  3. universal(普遍的な)


    • 「全世界・全てに当てはまる(文化や時代を問わず)」というニュアンスが強い。


反意語


  • local(地域の、局所的な)


    • 「global」に対して「local」は範囲が限定的であることを示す。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(米音): /ˈɡloʊ.bəl/

  • IPA(英音): /ˈɡləʊ.bəl/

アクセント(強勢)の位置


  • アメリカ英語もイギリス英語も、冒頭 “glo(グロ)” の部分に強勢があります。

  • 発音の違いは、母音音声の違い(米:ɡloʊ、英:ɡləʊ)程度です。

  • “glo-bal” のように区切って、前の音節をはっきり強く発音します。

よくある間違い


  • “grobal” などと綴りを間違えやすいので注意。

  • “global” の “glo” の音を曖昧にすると通じにくくなる。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス(gloabl, grobal, glbal など)に注意。

  • “globe” や “globalization” など関連語と混乱しないよう区別する。

  • TOEICや英検などの試験でも、「世界的な視点」や「国際的な課題」などの話題で頻出します。

  • 同音異義語は特にありませんが、発音は “glo-bal” と明確に分けて練習すると良いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「グローブ(globe)=地球儀」という単語を思い浮かべると「global=世界的な」というイメージがつながりやすいです。

  • 「丸い地球」を連想しながら学習すると記憶に残りやすいでしょう。

  • 自分の身近なニュースが、世界的にどのような影響を与えているかを想像すると「global」の感覚をつかみやすくなります。


上記が形容詞「global」の詳細な解説です。世界規模や包括的な視点を表したいときに、とても便利な単語なのでぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
global
意味(1)

球の,球形の

意味(2)

地球の,全世界の

意味(3)

全体的な,総括的な

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★