最終更新日:2025/07/20

この庭の土壌は非常に肥沃です。

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元となった辞書の項目

soil

名詞

〈U〉(植物の成長に適する) 土, 土壌 / 〈U〉〈C〉《気取って》国,地方 / 《the~》土地,農地

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解説

名詞「soil」の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語: soil

品詞: 名詞 (動詞としての用法もあり)

CEFRレベル: B1 (中級)


  • 身近な自然や環境に関わる単語として、中級レベル程度で学習されやすい語です。

意味(英語・日本語)


  • 英語: The upper layer of earth in which plants grow, consisting of a mixture of organic remains, clay, and rock particles.

  • 日本語: 植物が育つ地表の上層部分のことで、有機物や粘土、砂などが混ざり合った物質を指します。

「土」や「土壌」を意味し、植物が根を張る大切な成分というニュアンスがあります。日常会話から学術的な文脈まで幅広く使われます。

活用形


  • 単数形: soil

  • 複数形: soils (たとえば「different types of soils:さまざまな種類の土壌」のように、種類を区別するときに用いることがあります)

他の品詞としての例


  • 動詞: to soil (〜を汚す、汚染する)


    • 例: “Don’t soil your clothes.”(服を汚さないようにね)


  • 形容詞: soiled (汚れた)


    • 例: “He wore a soiled shirt.”(彼は汚れたシャツを着ていた)



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「soil」は接頭語や接尾語が目立つ単語ではありません。語幹は “soil” そのもので、古いフランス語やラテン語から由来しています。

関連語や同根語


  • soil (動詞): 汚す

  • soiled (形容詞): 汚れた

  • soil fertility: 土壌の肥沃度

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. fertile soil(肥沃な土壌)

  2. dry soil(乾燥した土)

  3. poor soil(痩せた土壌)

  4. sandy soil(砂質の土壌)

  5. clay soil(粘土質の土)

  6. soil erosion(土壌浸食)

  7. soil pollution(土壌汚染)

  8. soil sample(土壌サンプル)

  9. soil conservation(土壌保全)

  10. rich soil(栄養豊富な土)

上記のように「soil」は、形容詞や名詞と組み合わせて「土壌の状態」や「環境」を表す際によく使われます。


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「soil」は古フランス語の “soel” またはラテン語の “solum” (地面、床)に由来すると考えられています。

  • 歴史的には「大地(地面)」を指す一般的な語として使われてきました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「soil」は単に「土」を指すだけでなく、「農地」や「国土」という抽象的な意味合い(比喩的表現)で使われることもあります。


    • 例: “He returned to his native soil.”(彼は故郷の土に帰った → 故郷の地に帰った)


  • 口語・文章どちらでも比較的使われますが、自然環境や農業、科学の文脈ではより専門的に使用されることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算/不可算の使い分け


    • 一般に「soil」は不可算名詞(物質名詞)として扱われます。

      例: “Soil is important for agriculture.”

    • ただし、異なる種類を強調するときは可算名詞として扱われ、複数形“soils”を使うケースがあります。

      例: “The soils of this region vary greatly in acidity.”


  2. フォーマル/カジュアル


    • 「soil」は自然科学や環境の文脈など、フォーマルな文書にもよく登場します。日常会話でも「土」という意味で気軽に使われるため、フォーマル/カジュアルの両方で無難に使えます。


  3. 一般的な構文・イディオム


    • “soil erosion”「土壌浸食」は学術的にもニュースなどでもよく聞かれる表現です。

    • “one’s native soil”「故郷の地」は文学的な表現としてもよく用いられます。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Could you hand me some soil for the potted plant?”

    (鉢植え用に土を渡してもらえる?)

  2. “I found worms in the soil while gardening.”

    (庭いじりをしていたら土の中にミミズを見つけたよ。)

  3. “Be careful not to scatter soil all over the floor.”

    (床に土をばらまかないように気をつけてね。)

ビジネスでの例文


  1. “Our company produces fertilizers that enhance soil fertility.”

    (私たちの会社は土壌の肥沃度を高める肥料を生産しています。)

  2. “Soil testing is crucial before constructing a building.”

    (建物を建てる前には土壌検査が重要です。)

  3. “We specialize in solutions for soil contamination cleanup.”

    (当社は土壌汚染の浄化に関するソリューションを専門としています。)

学術的な文脈での例文


  1. “Recent studies focus on the microbial communities within the soil.”

    (最近の研究は土壌中の微生物群集に注目しています。)

  2. “Soil profiles differ significantly depending on regional climate conditions.”

    (土壌の層構造は地域の気候条件によって大きく異なります。)

  3. “Maintaining soil health is essential for sustainable agriculture.”

    (持続可能な農業のためには土壌の健康維持が不可欠です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. dirt(汚れ・土)


    • 一般的に「汚れ」を強調する場合にも使われますが、アメリカ英語では「土」の意味でも広く用いられます。カジュアルなニュアンスが強め。


  2. earth(地球・土)


    • 文脈によって「大地」「地球」を意味します。より大きなスケールで捉える場合に使われます。


  3. ground(地面)


    • 「地面」を指す最も基本的な単語で、人や物が立っている表面を強調するイメージ。


反意語(Antonyms)


  • 「soil」の直接的な反意語はありませんが、文脈によっては “clean surface” (きれいな表面)や “sterile environment” (無菌の環境)が反対のイメージとして扱われることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /sɔɪl/

  • アメリカ英語: /sɔɪl/ (「ソイル」に近い音)

  • イギリス英語: /sɔɪl/ (ほぼ同じ発音)

1音節の短い単語で、発音上の難しさは少ないですが、 /sɔɪ/ の二重母音をしっかり発音する必要があります。

日本人学習者が「ソイ・ル」と二音節のように発音しやすいので注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「soil」を「soiul」や「soill」と書いてしまうケースがあるので注意してください。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語ではありませんが、音が似ている “soy (大豆)” と混同する人がまれにいます。

  • TOEIC・英検など試験対策:


    • 自然環境や気候変動、農業などのトピックで登場しやすい単語です。リーディングやリスニングの分野でよく出るため、文脈で意味をしっかり把握できるようにしましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “soil” を見ると「ソイル」とカタカナで覚えたくなりますが、二重母音 /sɔɪ/ のイメージを大切にすると発音しやすくなります。

  • 文字通り「土」なので土に関わるイメージ(植物や農業、土壌を思い浮かべる)と結びつけると記憶に残りやすいです。

  • 「ソイ (soy)」と響きが少し似ているので、「大豆は土壌(soil)の上で育つ」とセットで覚えると混乱しにくいです。


以上が名詞「soil」の詳細解説です。土や土壌の文脈で幅広く活用できる単語なので、日常会話から学術的な文章まで、ぜひ使い分けてみてください。

意味のイメージ
soil
意味(1)

〈U〉(特殊な)土

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意味(2)

〈U〉〈C〉《気取って》国,地方;《the~》土地,農地

意味(3)

〈U〉(植物の成長に適する),土壌(どじょう)

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