eighteen

以下では、英単語「eighteen」を、学習者が理解しやすいようにできるだけ詳しく解説します。

1. 基本情報と概要

意味（英語 / 日本語）

• 英語: eighteen
  


• 日本語: 18（の数、または18という数量を表す語）
  

「eighteen」は、数を表すための名詞（基数詞）です。日本語では「18」を意味します。

日常会話では、「私は18歳です」や「18個あります」のように、年齢や数の量を表現するときに使われます。気軽に使うシチュエーションが多く、難しいニュアンスはありません。

品詞 / 活用形

• 品詞: 名詞（基数詞）
  


• 活用形: 基数詞のため、過去形や複数形のような動詞的・名詞的活用はありません。

他の品詞への派生

• 形容詞的用法: 「18の～」という形で名詞を修飾するときは形容詞的に使われます（例: eighteen years old / 18 years old）。
  


• 序数詞（形容詞/名詞）: 「18番目の」が「eighteenth」 (形容詞 / 名詞) となります。

CEFRレベル

• A1: 超初心者レベル
  
  日常生活の数字として最初に覚える基数のひとつで、非常に基本的な語です。

2. 語構成と詳細な意味

語構成

• eight + -teen
  
  「eight」は数字の「8」で、「-teen」は「13から19までの数字」の語尾に使われる接尾語です。

関連単語・派生語

• eight (8)
  


• eighteenth (18番目の)
  


• eighty (80)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ（10個）

1. eighteen years old → (18歳)
   


2. eighteen dollars → (18ドル)
   


3. an eighteen-year-old student → (18歳の学生)
   


4. room eighteen → (18号室)
   


5. eighteen times → (18回)
   


6. eighteen minutes → (18分)
   


7. eighteen inches → (18インチ)
   


8. eighteen people → (18人)
   


9. turning eighteen → (18歳になること)
   


10. eighteen members → (18人のメンバー)

3. 語源とニュアンス

語源

「eight（8）」と、古英語の「-tēne」（ten＝10 の系統）から発展した「-teen」が組み合わさった言葉です。

古英語では「eahta + -tēne」という形でしたが、時代を経て「eight + teen」の形になりました。

ニュアンスと使用時の注意点

• 13～19を表す「-teen」系の数字は「十代」を想起させることもあります。たとえば「eighteen-year-old」は「18歳の（人）」という意味で「十代の若者」のイメージがあります。


• 口語でも文章でも、カジュアルでもフォーマルでも使用可能です。数字を表す言葉なので、基本的に使いどころを選びません。

4. 文法的な特徴と構文

• 文法的役割: 数を表す名詞（基数詞）または形容詞的に名詞を修飾する。
  


• 可算・不可算: 数を表すため可算・不可算の区別は関係なく、基本的に名詞として直接対象の数を示します。
  


• 「eighteen」で始まる典型的な表現:
  
  
  
  • 「eighteen of [something]」(～のうち18)
    
  
  
  • 「eighteen-year-old [person/thing]」(18歳の[人・もの])
    
  
  

イディオム・定型表現

数詞そのものなので、特定のイディオムは少ないですが、「turn eighteen」（18歳になる）が日常表現としてよく使われます。

5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)

1. I'm eighteen years old now.
   
   （私は今18歳です。）
   


2. We need eighteen chairs for the guests.
   
   （お客さんのために18脚の椅子が必要です。）
   


3. There are eighteen cookies in the bag.
   
   （袋の中にクッキーが18枚入っています。）

ビジネスシーンでの例 (3つ)

1. We sold eighteen more units this week than last week.
   
   （今週は先週よりも18台多く販売しました。）
   


2. The shipment contains eighteen boxes of products.
   
   （その出荷には製品の入った箱が18箱含まれています。）
   


3. We have an eighteen-month contract with the supplier.
   
   （当社はそのサプライヤーと18か月の契約を結んでいます。）

学術的・フォーマルな文脈での例 (3つ)

1. Eighteen participants were selected for the study.
   
   （その研究には18名の参加者が選ばれました。）
   


2. The subject was observed for eighteen hours under controlled conditions.
   
   （被験者は管理された環境下で18時間観察されました。）
   


3. An eighteen-page manuscript was submitted for review.
   
   （18ページの原稿が査読に提出されました。）

6. 類義語・反意語と比較

• 類義語: 「ten, eleven, twelve, thirteen, …, nineteen」など、他の基数詞。
  
  
  
  • 例えば「nineteen (19)」との違いは、単に数が違うだけで、ニュアンス上の大きな違いはありません。
    
  
  


• 反意語: 数字の反意語は直接的には存在しませんが、意味上「zero」や「none」（無い）を対立概念として扱うことはできます。

7. 発音とアクセントの特徴

• IPA: /ˌeɪˈtiːn/
  


• アクセント: eigh-**teen**の「teen」に強勢が来るのが一般的です。
  


• アメリカ英語: [eɪˈtiːn]
  


• イギリス英語: [eɪˈtiːn]
  
  
  
  • アクセントの位置や母音の発音はほぼ同じです。
    
  
  


• よくある発音ミス:
  
  
  • 「eight」と「teen」の間をはっきり発音せずにつながってしまい、/ˈeɪtɪn/ のように聞こえがち。
    
  
  
  • 「thirteen (13)」や「eighty (80)」と混同しないよう注意。
  
  

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミス
  
  
  
  • 「eight」は「e-i-g-h-t」で、特に「gh」の部分の発音に注意。
    
  
  
  • 「eighteen」は「eight」と「teen」を組み合わせたスペルを意識。
    
  
  


• 同音異義語との混同
  
  
  
  • 発音としては類似する単語はそこまで多くありませんが、「eight」と「ate (食べた)」は同音です。
    
  
  
  • 「-teen」と「-ty」を区別（13と30、18と80など）。
    
  
  


• 試験対策
  
  
  
  • リスニングやライティングで数字の聞き取り・書き取りがいかに正確にできるかが問われやすいです（TOEIC・英検など）。
  
  

9. 記憶に残るヒントやイメージ

• eight + teen = 8 + 10 (のイメージ) → 「8 + 10 = 18」。
  


• 「eight」のスペルが「gh」であることを思い出せば、「eighteen」は「eight」＋「teen」でできると覚えやすいです。
  


• 「teen」という部分が「ティーンエイジャー (teenager)」と同じ音なので、13歳～19歳までの数字にはすべて「teen」がつく、と連想すると覚えやすくなります。

「eighteen」は基本的な数字で、日常・ビジネス・学術などあらゆる場面で使われます。綴りや発音をきちんと区別して覚えておきましょう。