最終更新日:2025/12/03

あなたの提案は完全に受け入れられます。

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元となった辞書の項目

acceptable

形容詞

受け入れられる,認められる / 人に喜ばれる

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解説

1. 基本情報と概要

単語: acceptable

品詞: 形容詞 (Adjective)

意味(英語): “able to be agreed on; suitable” / “worthy of being accepted”

意味(日本語): 「受け入れられる、満足のいく、容認できる」

「acceptable」は、相手にとって納得がいき、文句なく認められる状態を表す形容詞です。たとえば「この案は受け入れられる範囲ですね」「まあまあ許容できる品質ですね」というように、「悪くはない」「十分許容範囲にある」といったニュアンスで使います。

活用形


  • 比較級: more acceptable

  • 最上級: most acceptable

形容詞ですので動詞のように時制による活用はありませんが、品質を比較・最上表現するときは more acceptablemost acceptable を使います。

他の品詞形


  • accept (動詞): 受け入れる

  • acceptance (名詞): 受け入れ、承諾

  • acceptably (副詞): 許容できる程度に、満足がいくように

CEFR レベルの目安


  • B2(中上級): 会話や文章内でも頻繁に出てくる、比較的よく使われる単語です。「申し分ない」「問題ない」という言い方を少しフォーマルにしたイメージとして理解するとよいでしょう。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: 「ac-」(~の方へ、の意) … ラテン語で相手に向かってのニュアンスを含みます。

  • 語幹: 「cept」(受け取る) … ラテン語の capere(取る)から派生しています。

  • 接尾語: 「-able」(できる) …「~することが可能な」という意味の接尾語です。

全体を組み合わせると、「受け入れることができる」というイメージです。

派生語や類縁語


  • accept (動詞)

  • acceptance (名詞)

  • acceptably (副詞)

  • accepted (形容詞: 広く認められた、受け入れられた)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. acceptable behavior(許容できる行動)

  2. acceptable standards(容認できる基準)

  3. acceptable level(許容範囲のレベル)

  4. acceptable solution(受け入れられる解決策)

  5. socially acceptable(社会的に容認される)

  6. morally acceptable(道徳的に容認される)

  7. acceptable range(許容範囲)

  8. perfectly acceptable(まったく問題ない)

  9. considered acceptable(容認されていると考えられる)

  10. acceptable excuse(妥当な言い訳)


3. 語源とニュアンス

「acceptable」は、ラテン語の acceptare(繰り返し受け取る)からきています。これがフランス語を経て英語に取り入れられ、accept(受け入れる)に「~できる」を表す接尾語「-able」がついてできた言葉です。


  • 歴史的な使われ方: 主に「(申し出などを)受け入れられるかどうか」という文脈で、中世英語頃から使われてきました。

  • 使用上の注意点とニュアンス: 「許容範囲内」という緩やかな肯定を示す言葉であり、「完璧に素晴らしい」とまでは言わないが、人にとって嫌ではない、困らない、という程度のニュアンスです。カジュアルでもフォーマルでも使えますが、ビジネスシーンでは、「acceptable」の使用は慎重な柔らかい肯定を示す表現としてよく利用されます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 品詞: 形容詞

  • 可算・不可算: 名詞ではないので問題になりません。

  • フォーマル/カジュアル: ビジネス文書から日常会話まで幅広く使われます。

  • 使用例: “It is acceptable (for somebody) to 〜” / “This is acceptable.”

よくある構文


  1. It is acceptable (that) S + V …(SがVすることは受け入れられる)

  2. This seems acceptable.(これは大丈夫そうだ)

  3. An acceptable solution to the problem.(その問題への受け入れられる解決策)


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Is it acceptable for me to bring a friend to the party?”

    (パーティーに友だちを連れて行っても大丈夫?)


  2. “Eating with your hands is acceptable in some cultures.”

    (手で食べることは、いくつかの文化では普通に受け入れられます。)


  3. “This restaurant’s dress code is quite relaxed—jeans are acceptable.”

    (このレストランのドレスコードはけっこう緩いよ。ジーンズで大丈夫。)


ビジネスでの例文


  1. “Is this proposal acceptable to both parties?”

    (この提案は双方にとって受け入れられるものでしょうか?)


  2. “We need an acceptable solution that satisfies all stakeholders.”

    (すべての関係者を満足させる解決策が必要です。)


  3. “Your punctuality is acceptable, but we’d prefer you arrive a bit earlier.”

    (時間厳守としては問題ありませんが、もう少し早く来ていただけると助かります。)


学術的な文脈での例文


  1. “The laboratory results were within an acceptable range.”

    (その実験結果は許容範囲内でした。)


  2. “We consider a small margin of error acceptable in this type of research.”

    (この種の研究では、わずかな誤差は容認できます。)


  3. “It is acceptable to use alternative methodologies if justified properly.”

    (正当性が示されれば、代替的な方法論の使用も認められます。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. adequate(十分な)


    • 「期待を満たすレベルに達している」という意味。acceptable より少し「基準をかろうじて満たす」感じが強いです。


  2. satisfactory(満足のいく)


    • 「問題なく満足させる」ニュアンス。acceptable との大きな違いは、「満足度」を強調している点です。


  3. tolerable(耐えられる)


    • ネガティブなニュアンス寄りで、受け入れはするが「我慢の限界内」のニュアンスがあります。


反意語


  1. unacceptable(受け入れられない)


    • accept の対義語にあたる形容詞。「到底認められない」という意味です。


  2. improper(不適切な)


    • 正式・道徳/慣習/マナーの観点で「妥当ではない」とされる場合に使われます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /əkˈsɛptəbəl/

    • イギリス英語: /əkˈsɛptəbl̩/ (末尾の母音がやや弱い)


  • 強勢(アクセント)の位置: ac-CÉP-ta-ble の第2音節 “cept” にアクセントがきます。


  • 発音のコツ: “k” の音と “s” の音をしっかり区別して発音しましょう。母音がつながりやすいので “accepta-ble” の “ta” “ble” の母音が弱くなることが多いです。


  • よくある間違い: acceptable の “c” の発音を混同しやすい(最初の “ac” は /ək/ のように曖昧母音)。“accept” のように聞こえがちなので注意が必要です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルの間違い: “acce*p*table” の “p” を落として “acetable” と書いてしまうミスに注意。

  • 同音異義語との混同: 類似のスペリングで accept(動詞)と except(前置詞・接続詞)を混同することがあります。

  • 試験対策: TOEIC や英検では、「許容範囲」「妥当な提案」などビジネス・社会的文脈で頻出単語。「unacceptable(許容できない)」と対比されるケースもよくあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “OKサイン” のイメージ。自分の頭の中で「OK」「大丈夫」という映像を思い浮かべながら覚えると、使うときに忘れにくいでしょう。

  • スペリングのポイント: “accept + able” で「受け入れられる(ことができる)」という形。

  • 勉強テクニック: 「accept」を先に覚えて「-able」を単に付ければ「~できる」となる、と理解すると一緒に覚えやすいです。


「acceptable」は「十分に問題なく受け入れられる、許容できる」という意味で、日常会話からビジネスまで幅広く使える便利な形容詞です。アクセントや綴りに少し注意すれば、理解もしやすく、会話や文書でも自然に使えます。ぜひ自分の語彙に取り入れてみてください。

意味のイメージ
acceptable
意味(1)

受け入れられる,認められる;人に喜ばれる

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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