最終更新日:2024/06/17
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元となった辞書の項目

teach

動詞

〈物事・学科など〉‘を'教える,〈人〉‘に'教える / (…で)教師をする,教える《+at+名》

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私は学校で英語を教えています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: teach

品詞: 動詞 (Verb)

CEFRレベルの目安: B1(中級)

意味(英語)


  • to help someone learn something by giving them information or instruction

意味(日本語)


  • 誰かが何かを学べるように、情報や指示を与えて教えること

「相手に知識やスキルを身につけさせるために、教室や職場などで講義や指導を行う」というニュアンスの単語です。

活用形


  • 原形: teach

  • 三人称単数現在形: teaches

  • 現在分詞/動名詞: teaching

  • 過去形: taught

  • 過去分詞: taught

他の品詞や形


  • teacher (名詞): 教える人、教師

  • teaching (名詞): 教える行為、または職業としての教育


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: 特になし

  • 語幹: teach

  • 接尾語: -er や -ing などがついて「teacher」「teaching」となる

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. teach a class (クラスを教える)

  2. teach a subject (科目を教える)

  3. teach someone to read/write (誰かに読み方/書き方を教える)

  4. teach effectively (効果的に教える)

  5. teach English/math/science (英語/数学/科学を教える)

  6. teach online (オンラインで教える)

  7. team-teach (複数の教師が協力して教える)

  8. teach valuable skills (価値あるスキルを教える)

  9. teach a lesson (教訓を教える/授業をする)

  10. teach through storytelling (物語を通して教える)


3. 語源とニュアンス

語源:

古英語の “tǣcan” に由来し、「示す・示唆する」という意味合いでした。そこから「何かを示して導く」という意味へ派生し、現在の「教える」という意味を持つようになりました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 「教える」として最も一般的・直接的な表現です。

  • 友達や生徒に使う場合も、ビジネスやオフィシャルな場面でも使用でき、フォーマル・カジュアルどちらでも通じます。

  • 人に対してだけでなく、「方法や手順を教える」という文脈でも広く使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb): teach は基本的に目的語を取ります。

    例: “I teach English.” (私は英語を教えています)

  • 誰が教えられているかを明確にする場合は、間接目的語が入る構文を使うことが多いです。

    例: “I teach my students English.” (私は生徒たちに英語を教えます)

一般的な構文・イディオム


  1. teach (人) (教える内容): “He teaches children basic math.”

  2. teach (人) to (動詞の原形): “She taught me to play the piano.”

  3. teach someone a lesson: (直接的には「教訓を教える」という意味だが)慣用句的に「懲らしめる、痛い目を見せて教訓を与える」のニュアンスを持つこともあり。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you teach me how to fix my bike?”

    (自転車の直し方を教えてもらえますか?)


  2. “I’m teaching my little sister to bake cookies.”

    (妹にクッキーの焼き方を教えています。)


  3. “My friend taught me a new card trick last night.”

    (友達が昨晩、新しいカードマジックを教えてくれたよ。)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our senior manager will teach us the new accounting system.”

    (上級マネージャーが新しい会計システムを私たちに教えてくれます。)


  2. “Could you teach me how to use the new software before the meeting?”

    (会議の前に、新しいソフトウェアの使い方を教えていただけますか?)


  3. “They hired an expert to teach staff members about data security.”

    (データセキュリティについてスタッフに指導するために専門家を雇いました。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “He teaches quantum mechanics at the university.”

    (彼は大学で量子力学を教えています。)


  2. “This seminar aims to teach researchers the latest techniques in molecular biology.”

    (このセミナーは研究者たちに分子生物学の最新技術を教えることを目的としています。)


  3. “Professors often teach graduate students how to conduct rigorous experiments.”

    (教授たちは大学院生に、厳密な実験手法を教えることがよくあります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. instruct (指示・指導する)


    • 「teach」よりも少しフォーマル。具体的な手順を示すときに使う。


  2. educate (教育する)


    • 「teach」より広義で、知性や道徳観などを育む意味合いが強い。


  3. train (訓練する)


    • 技術や技能・体力を育成する文脈で使われることが多い。


反意語


  1. learn (学ぶ)


    • 「教える」と「学ぶ」は立場の逆。能動的に知識を取得する側が「learn」、与える側が「teach」。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /tiːtʃ/

  • アメリカ英語(AE)/ イギリス英語(BE)ともに大きな差はなく、[ティーチ] のように発音します。

  • “ch” の音 /tʃ/ をはっきり発音するのがポイント。「チー」という伸ばす母音と「tʃ」という子音を区別することが大切です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: teach → “teatch” などと書き間違えないように注意。

  • 同音異義語: 同音異義語としては “teech” のような単語は実在しませんが、“teach” と “teacher” を混同する初学者がいるので注意。

  • 試験対策: TOEICや英検でもよく出題される基本動詞なので、目的語をとる文型や、時制/活用形(taught, teaching)を間違えないようにしましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “teacher” という単語から連想すると覚えやすい:教える人が “teacher”。

  • 「長くのばすティー音 (tee) + チ (tch)」をセットで覚えると発音を混同しにくいです。

  • 「teach」と「learn」をペアで覚えると、対になる意味がイメージしやすくなります。


以上が、動詞 “teach” の詳細解説です。時間をかけて例文や使い方に慣れていくと、日常的にもビジネスや学術的な文脈でも使いこなしやすくなります。

意味のイメージ
teach
意味(1)

〈物事・学科など〉‘を'教える,〈人〉‘に'教える

意味(2)

(…で)教師をする,教える《+at+名》

意味を覚えるための辞書問題

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