最終更新日:2024/06/17
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元となった辞書の項目

news

名詞

(新しい)報道,記事;(一般的に)知らせ,たより) / (耳新しい)事件,でき事 / 《N-》(新聞名として)…新聞

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解説

以下では、名詞「news」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語・日本語での意味


  • English: “news” – Information or reports about recent events, especially those broadcast on television, published in newspapers, or shared online.

  • 日本語: 「ニュース」 – 新しく起こった出来事に関する情報や報道のこと。テレビの放送や新聞、ウェブサイトなどで目にするものです。「最近起こった出来事を伝える情報」というニュアンスで使われます。

品詞


  • 品詞:名詞 (noun)

  • CEFRレベル目安:B1(中級)


    • 基礎的な単語としては早い段階で学びますが、表現や使い方が多岐にわたるため中級レベルが適切といえます。


活用形


  • 名詞のため単純な活用はありません。

  • ただし「news」は見た目が複数形のようですが、不可算名詞(uncountable noun)扱いです。


    • 例: “This is good news.”(これは良いニュースです。)

    • 例: “There is no news about it.”(それについての情報はありません。)


他の品詞形


  • 派生語 “newspaper” (名詞:新聞)、 “newscast” (名詞:ニュース放送) などがありますが、「news」が直接形を変えて他の品詞になることはほぼありません。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • 語幹: “new” (新しい)

  • 接尾語: 特にありません。

  • 接頭語: 特にありません。

  • 英語の “new” に「S」がついている形ですが、複数形ではなく「新しい情報」をひとまとめにした表現です。

関連単語・派生語


  • “newspaper”(新聞)

  • “newscast”(ニュースの放送)

  • “newsletter”(会報、情報誌)

  • “newsworthy”(ニュースとして取り上げる価値のある形容詞)

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. “breaking news” – 最新の臨時ニュース

  2. “news channel” – ニュース専門チャンネル

  3. “news report” – ニュース報道

  4. “news broadcast” – ニュース放送

  5. “fake news” – 偽のニュース

  6. “local news” – 地域のニュース

  7. “international news” – 国際ニュース

  8. “headline news” – 見出しニュース(主要ニュース)

  9. “news update” – ニュースの更新

  10. “piece of news” – ニュースのひとかたまり(ただし不可算名詞のため「a piece of」という形で扱う)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “news” は、古フランス語の「nouvelles(新しいこと)」、さらにはラテン語の「novus(新しい)」に由来するとされています。英語で中世から「最近起きた出来事を知らせるもの」として定着しました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「最近起こった出来事」「新しく得た情報」に焦点があるため、時事性が強いというニュアンスがあります。

  • テレビ放送や新聞だけでなく、個人的な「知らせごと(news)」としても日常で使うことがあります。例: “I have some exciting news to tell you!” (ワクワクする知らせがあるよ!)

口語・文章での使われ方


  • 口語: 日常会話で「ニュースを見た?(Did you see the news?)」など気軽に使われます。

  • 文章: 新聞記事や報道文など、フォーマル含め幅広く使用されます。


4. 文法的な特徴と構文

不可算名詞


  • “news” は単数扱いの不可算名詞であり、“some news” や “a piece of news” のように表現します。

  • 誤用例: “I have a news.” は不可。正しくは “I have some news.”など。

構文・イディオム


  • “hear the news” – ニュースを聞く

  • “make headlines / hit the headlines” – 大きく報道される

  • “no news is good news” – 知らせがないのは良い知らせ(ことわざ)

フォーマル/カジュアル


  • あらゆる文脈で使われるため、フォーマルにもカジュアルにも対応できます。

  • ビジネスメールでも “Have you heard the latest news on the project?” と問題なく使えます。


5. 実例と例文

ここでは、日常会話・ビジネス・学術的文脈でそれぞれ3つずつ例文を紹介します。

A. 日常会話


  1. “I watch the news every morning to stay informed.”

    (情報を得るために毎朝ニュースを観ています。)

  2. “Did you hear the news about the concert being cancelled?”

    (コンサートが中止になったっていうニュース、聞いた?)

  3. “I have some good news for you: we’re going on vacation next week!”

    (いい知らせがあるよ。来週休暇に行くんだ!)

B. ビジネス


  1. “We need to issue a press release as soon as the news breaks.”

    (ニュースが流れたらすぐにプレスリリースを出す必要があります。)

  2. “Any news on the merger negotiations?”

    (合併交渉に関して何か新しい情報はありますか?)

  3. “Please keep the client updated with the latest news regarding the project.”

    (プロジェクトに関する最新の情報を、クライアントに随時伝えてください。)

C. 学術的な文脈


  1. “Recent news reports have influenced public opinion on environmental policies.”

    (最近のニュース報道は環境政策への世論に影響を与えています。)

  2. “Scholars often analyze news coverage to study media bias.”

    (学者たちはメディアの偏向を研究するためにニュース報道を分析することが多いです。)

  3. “The spread of fake news on social media has become a significant topic in academic discussions.”

    (ソーシャルメディア上の偽ニュースの拡散は、学術的議論において大きなトピックになっています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “information”(情報)


    • より広義で、個人的な情報から公的な情報まで幅広く指す。


  2. “report”(報告)


    • 新聞・テレビなどで公表される公式な報告や説明に近い。


  3. “update”(最新情報)


    • 進行中のものに関する最新の進捗・情報を指す。


反意語


  • “old news”(既に知っていることや、陳腐化した話題)


    • 直接の反意語とは少し違いますが、「古い情報」と意図を表すフレーズとしてよく使われます。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語(AmE): /nuːz/

  • イギリス英語(BrE): /njuːz/

アクセント


  • アクセントは特に移動せず、“news” 全体をひとまとまりとして発音します。

  • イギリス英語では “n” の後に“y”の音が入る (/njuːz/) が、アメリカ英語では /nuːz/ の発音が一般的です。

よくある発音の間違い


  • “new” と混同しがちですが、“voice /z/” をはっきりと発音するのがポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. 不可算名詞であること:


    • “a news” は誤り。正しくは “some news” や “a piece of news”。


  2. “news” のスペルミス:


    • “new” と書いてしまうミスや “newes” といった誤りに注意。


  3. 同音異義語との混同:


    • 明確な同音異義語はありませんが、発音で “new” と間違えやすい。


  4. 試験対策:


    • TOEICや英検などのリスニングで “news” の発音が “nuːz” か “njuːz” か聞き取る練習が必要な場合があります。

    • 文法問題で “news” を可算名詞とみなしてしまう誤りが多いので要注意。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「複数形っぽいのに不可算名詞」: “ニュース” はまとまった一つの情報の塊として扱う、とイメージすると覚えやすい。

  • “new + s” で「新しい物事が集まったもの」と理解すると、不可算名詞である理由がわかりやすいでしょう。

  • 覚える際には、必ず “some news” や “any news?” といった形で意識的に使ってみるのがおすすめです。


以上が、名詞「news」の詳細な解説です。日常的に耳にする単語ですが、不可算名詞である点や派生表現に気をつければ、より正確に使いこなせるようになります。気軽に色々な場面で使ってみてくださいね。

意味のイメージ
news
意味(1)

(新しい)報道,記事;(一般的に)知らせ,たより)

意味(2)

(耳新しい)事件,でき事

意味(3)

《N-》(新聞名として)…新聞

意味を覚えるための辞書問題

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