最終更新日:2024/06/13

『投げること』,投球;発射 / 投げて届く距離,射程 / ショール,スカーフ,えりまき

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元となった辞書の項目

throw

IPA(発音記号)
名詞

『投げること』,投球;発射 / 投げて届く距離,射程 / ショール,スカーフ,えりまき

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解説

1. 基本情報と概要

単語: throw

品詞: 名詞 (ただし、動詞としても非常に一般的)

難易度目安 (CEFR): B1 (中級)

意味 (英語)


  1. (動作としての) 投げること、投擲

  2. (インテリアなどで使う) スロー、ひざ掛け、軽い毛布

意味 (日本語)


  1. ボールや物を投げる・放るという動作や行為。たとえば「He made a perfect throw at the baseball game.(彼は野球の試合で完璧な投げをした)」のように使います。

  2. 家具の上にかける小さめの布(スロー)を意味することもあります。ソファを彩るインテリアグッズとして使われ、肌寒いときにさっとかけるようなひざ掛けとしてのニュアンスです。

「ボールを投げる」など物理的な投擲行為を指すフォーマル・カジュアル両方で使える名詞です。インテリアとしてのスローはやや専門的ですが日常でも出会うことがあります。

活用形


  • 単数形: throw

  • 複数形: throws

動詞形もある場合


  • 動詞形: throw (threw, thrown) → 「投げる」の意味


2. 語構成と詳細な意味

英単語「throw」には特に明確な接頭語・接尾語は含まれません。語幹は “throw” のまま使われます。

関連する単語や派生語


  • throwaway (形容詞/名詞): 使い捨ての、使い捨てのもの

  • throwback (名詞): 昔を思い起こさせるもの、返祖

  • overthrow (動詞): (政府や支配者を) 倒す、転覆させる

  • throw in (句動詞): 投げ入れる、(おまけとして) 付け加える

よく使われるコロケーション (共起表現) 10選


  1. make a good throw → 良い投げをする

  2. a short throw → 短い投げ

  3. a long throw → 長い投げ

  4. a throw cushion → スロークッション(ソファなどの上に置く小さいクッション)

  5. a throw blanket → スローケット(ひざ掛け用ブランケット)

  6. a wild throw → 大きくそれた投げ

  7. a throw from third base → サードベースからの送球

  8. a throw of the dice → サイコロを投げる行為

  9. a last-minute throw → 最後の瞬間の投げ

  10. the throw of a javelin → やり投げ


3. 語源とニュアンス

“throw” は古英語の “thrawan” (ねじる、ひねる) に由来するといわれています。歴史的には「ねじる・より合わせる」の意味から、徐々に「投げる」行為へと変化してきました。


  • ニュアンス・感情的な響き


    • 投擲行為としての “throw” はニュートラルな響きです。スポーツや日常会話で広く使われます。

    • インテリア用品としての “throw” は落ち着いたイメージで、こちらもカジュアルにもフォーマルにも使えます。


使用時の注意点


  • 口語・会話で「投げること」を特に強調したいときに頻繁に使う表現です。

  • インテリアとしてのスローはショッピングやインテリア雑誌などで見かけるフォーマル・カジュアル問わないシーンで使用可能です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “throw” (投げ) は可算名詞として扱われるので、複数形は “throws” になります。インテリアのスロー (ブランケット) も数量を数えられるため可算名詞です。


    • 例: “He made an incredible throw.” (彼は驚くべきスローを決めた)

    • 例: “I bought two throws for the couch.” (ソファ用に2枚のスローを買った)


  • 構文例


    • “The throw was right on target.” (投げたコースが正確だった)

    • “She draped a throw over the chair.” (彼女は椅子にひざ掛けをかけた)


イディオムや派生句動詞は主に動詞形 “throw” に派生するものが多いため、名詞としては “throw” としてシンプルに使用されるパターンが多いです。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “That was a great throw you made in the backyard!”

    (裏庭でのあの投げ、すごかったね!)

  2. “Could you hand me that throw? It’s getting chilly.”

    (そのひざ掛け渡してもらえる? 寒くなってきたの。)

  3. “I’d love to see your throw in the next softball match.”

    (次のソフトボールの試合であなたの投げを見たいな。)

ビジネス (ややフォーマル)


  1. “His throw during the company’s baseball tournament was outstanding.”

    (会社の野球大会での彼の投げは卓越していました。)

  2. “We decided to gift him a premium throw for his office couch.”

    (彼のオフィス用ソファに高級スローを贈ることにしました。)

  3. “The marketing campaign’s final push was like a last throw of the dice.”

    (マーケティングキャンペーンの最終的な頑張りは最後の一手のようでした。)

学術的な文脈 (フォーマル)


  1. “The athlete’s javelin throw was measured using high-speed cameras.”

    (そのアスリートのやり投げはハイスピードカメラで計測されました。)

  2. “A comparative study on the biomechanics of the throw can offer insight into sports training.”

    (投擲の生体力学を比較研究することで、スポーツトレーニングの見識が得られます。)

  3. “In interior design, a throw is often used to add texture and contrast to a room.”

    (インテリアデザインでは、スローを使って部屋に質感とコントラストを与えることがよくあります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. toss (投げること)


    • ニュアンス: 軽く放る感じ。”throw” より軽やかで力を入れずに投げるイメージ。


  2. hurl (強く投げること)


    • ニュアンス: 大きな力、勢いを伴う投げ方。特に威力を込めた投擲。


  3. fling (勢いよく放り出すこと)


    • ニュアンス: 荒々しさがある投げ捨て・放り投げのイメージ。


反意語 (Antonyms)


  • 投げる行為から遠い概念としては “hold” (握る), “catch” (受け取る) などが挙げられますが、名詞 “throw” の直接的な反意語はあまりありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /θroʊ/ (アメリカ英語), /θrəʊ/ (イギリス英語)

  • アクセント: 単音節語のため、特に強勢の位置を意識する必要はありませんが、 /θ/ の音を正確に出すことがポイントです。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音が微妙に異なり、アメリカ英語は /θroʊ/、イギリス英語は /θrəʊ/ と母音が異なる程度です。

  • よくある発音の間違い: /θ/ を /s/ や /t/ にしてしまう誤りがあるので要注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “throw” の “h” を抜かして “trow” と書いてしまうミス。

  • 同音異義語との混同: “throe” (苦悶、激痛) とスペルは似ていますが意味がまったく違うので注意。発音は一部地域で類似している場合があるので混同しやすいです。

  • 試験での出題傾向: TOEIC や英検などでは、動詞 “throw” の熟語や句動詞 (“throw away”, “throw up” など) が出題されることがありますが、名詞としての “throw” も文脈理解の問題で紛れ込む可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “throw” は「サイコロを投げるイメージ」を思い浮かべると覚えやすいです。

  • インテリアとしての「スロー」も、英語圏の雑誌や通販サイトでよく見かけるので、写真といっしょに記憶すると定着しやすいです。

  • 動詞形 “throw” と合わせて覚えると、使えるシーンが広がります。


以上が、名詞としての “throw” の詳細な解説です。投げる行為としてはもちろん、インテリアのひざ掛けとしての意味も覚えておくと便利です。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
throw

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