最終更新日:2024/06/13

〈C〉(…の)型,タイプ,類型,種類(kind)《+of+名》 / 〈C〉(その種類の特質を最もよく表している)典型,手本,模範《+of+名》 / 〈U〉《集合的に》活字;〈C〉(1個の)活字 / 〈U〉(印刷された)字体,活字 / 〈C〉(貨幣・メダルなどの)模様,図柄 / 〈C〉血液型(blood group)

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

type

名詞

〈C〉(…の)型,タイプ,類型,種類(kind)《+of+名》 / 〈C〉(その種類の特質を最もよく表している)典型,手本,模範《+of+名》 / 〈U〉《集合的に》活字;〈C〉(1個の)活字 / 〈U〉(印刷された)字体,活字 / 〈C〉(貨幣・メダルなどの)模様,図柄 / 〈C〉血液型(blood group)

このボタンはなに?

音楽の種類はいろいろあります。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

英単語: type

品詞: 名詞 (※「type」は動詞としても使われますが、ここでは名詞として解説します)


  • 意味(英語): A category or variety of people or things having common characteristics.

  • 意味(日本語): 種類、型、タイプ


    • 例えば、「This type of music」と言えば「この種類の音楽」、「this type of person」と言えば「こういうタイプの人」というニュアンスで使われます。


活用形

名詞は通常、数(複数形)で変化します。


  • 単数形: type

  • 複数形: types

他の品詞形(動詞)


  • 「to type」(動詞): (キーボードなどで)文字を打つ

CEFRレベル (目安)


  • A2(初級)〜B1(中級): 「type」は日常会話や学校英語でもよく出るため、初級から中級にかけて習得が望ましい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

「type」は短く、明確な接頭語・接尾語を持ちませんが、以下の派生語や表現があります。


  • archetype(原型、模範・手本となる型)

  • prototype(試作品、原型)

  • typical(形容詞: 典型的な)

  • typically(副詞: 典型的に)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. different types of ~


    • さまざまな種類の~


  2. body type


    • 体型


  3. blood type


    • 血液型


  4. basic type


    • 基本的な類型


  5. file type


    • ファイル形式(コンピュータ用語)


  6. personality type


    • 性格タイプ


  7. type of behavior


    • 行動の種類


  8. new type of technology


    • 新種の技術


  9. the same type of ~


    • 同じ種類の~


  10. this type of approach


    • この種のアプローチ



3. 語源とニュアンス

「type」の語源は、フランス語の “type” やラテン語の “typus” からきており、さらに遡るとギリシャ語の “týpos”(形、印、模様)に由来します。

もともとは「刻印された形、型」のイメージでしたが、そこから「特定の形や特徴を持つもの」というニュアンスに発展していきました。

使用時の注意点とニュアンス


  • 口語/日常会話: 「What type of music do you like?」(どんな種類の音楽が好き?)のように、カジュアルに使われます。

  • ビジネス/フォーマル: 場合によっては「category」と似た文脈で使われることもあります。「type」は比較的幅広く使われるため、フォーマルになりすぎることはありません。

  • ニュアンス: 似た意味に「kind」や「sort」もありますが、「type」はより「分類・区分」のニュアンスが強い傾向があります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「type」は「a type of ~」「types of ~」という形で可算名詞として使われます。

  • 慣用構文


    • What type of ~? で「どんな種類の~?」

    • This type of ~ で「この種類の~」


  • イディオムとしては「type」が直接含まれるものは少ないですが、慣用的な言い回しで「my type (of person)」=「私の好みのタイプ」があります。

使用シーン


  • フォーマルからカジュアルまで幅広く使われる。

  • 主に他の名詞を修飾する形で使われることが多い。

    例: the type of car, the type of result, the type of application


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)での例文


  1. What type of movies do you usually watch?


    • いつもどんな種類の映画を観るの?


  2. I’m not the type to wake up early on weekends.


    • 週末に早起きするタイプじゃないんだよね。


  3. I need to find a new type of hobby that keeps me active.


    • もっとアクティブになれる新しい趣味を探さなきゃ。


ビジネスシーンでの例文


  1. We need to identify the type of clients we want to target.


    • どのような種類の顧客をターゲットにするかを特定する必要があります。


  2. This type of contract requires careful review by our legal team.


    • この種の契約書は法務チームによる入念なチェックが必要です。


  3. Choosing the right type of marketing strategy is crucial for success.


    • 適切な種類のマーケティング戦略を選ぶことが成功の鍵となります。


学術的な文脈での例文


  1. Researchers classified the organisms into three main types based on their genetic traits.


    • 研究者たちは遺伝的特性に基づいてこれらの生物を3つの主要な型に分類しました。


  2. This type of analysis is commonly used in quantitative research.


    • この種類の分析は定量研究でよく使われます。


  3. By examining multiple document types, historians can gain a broader perspective of the era.


    • 複数の文書の種類を検証することで、歴史学者はその時代をより広い視野でとらえることができます。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. kind(種類)


    • 「type」とほぼ同じ文脈で使われますが、日常的な会話では「kind」のほうがややカジュアルで頻繁に登場する印象があります。

    • 例: What kind of food do you like?


  2. sort(種類)


    • 「kind」よりも砕けた表現になることがあります。イギリス英語圏でよく使われます。

    • 例: What sort of music do you listen to?


  3. category(カテゴリー)


    • フォーマルな場面や学術的な文脈で使われやすい。より公式なイメージ。

    • 例: We divided the artifacts into several categories.


  4. class(分類)


    • 分類学的なイメージが強く、学術やフォーマルな文脈で使われる。

    • 例: These species belong to a particular class.


反意語 (Antonyms)


  • 「type」自体に直接対応する反意語はありませんが、「個別」「独自」という意味合いで


    • individual (個々のもの)

    • unique (唯一のもの)

      などを対比として考えることができます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /taɪp/

  • アクセント: 1音節の単語なので、アクセントの位置は固定されています。「タイプ」と母音をハッキリ伸ばします。

  • アメリカ英語・イギリス英語: 基本的に同じ発音です。

  • よくある発音の間違い: 「ティープ」など長音を入れすぎないように注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: 「tipe」「typ」などと書き間違えが起こりやすい。

  2. 同音異義語: 「type」は同音異義語は特にありませんが、動詞として使うとき(文字を打つ)との区別に注意。

  3. TOEIC・英検など試験: 「type of ~」の構文はリーディングでもリスニングでも頻出するため、しっかり押さえておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「タイプライター」(typewriter)から連想


    • 「typewriter」は文字を“型”として打ち出す機械。そこから「type=型、種類」と関連付けて覚えるとよいでしょう。


  • 「タイピング」のイメージ


    • PCで文字を打つ “type” の動詞とセットで覚えると、つづりを間違えにくくなります。


  • 覚え方: “t + y + p + e” と一文字ずつイメージするとスペルミスを減らせます。


以上が名詞「type」の詳細な解説です。普段の会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われる便利な単語なので、しっかり押さえておきましょう。

意味のイメージ
type
意味(1)

〈C〉(…の),タイプ,類型,種類(kind)《+of+名》

意味(2)

〈U〉《集合的に》活字;〈C〉(1個の)活字

意味(3)

〈U〉(印刷された)字体,活字

意味(4)

〈C〉(貨幣・メダルなどの)模様,図柄

意味(5)

〈C〉血液型(blood group)

意味(6)

〈C〉(その種類の特質を最もよく表している)典型,手本,模範《+of+名》

語彙を覚えるための辞書問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★