最終更新日:2024/06/12

誉れの高い,高名な, 名門の / 尊敬されている / 権威のある

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元となった辞書の項目

prestigious

形容詞

誉れの高い,高名な, 名門の / 尊敬されている / 権威のある

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: prestigious

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語)


  • Having a high status or reputation; respected and admired.

意味(日本語)


  • 高い地位や名声を持つ、有名で一流の、尊敬される

「prestigious」は、社会的に高い評価を受けていたり、一目置かれているような状況を指すときに使われます。たとえば、権威のある大学や賞、会社などを紹介するときに「prestigious」を使います。

活用形


  • 形容詞: prestigious

  • 副詞形: prestigiously (「権威を持って」「名声をもって」のような意味で、実際の文中での用例は少なめです)

他の品詞への派生


  • 名詞: prestige (名声、威信)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 日常会話以上のレベルで、ややフォーマルな文脈やビジネスシーンでよく使われる単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • prestige(名声、威信) + -ous(形容詞を作る接尾語)

  • 「prestige」はラテン語 praestigiae(手品や奇術の意味)に由来するとされ、「人を惹きつける特別さ」「偉大さ」のニュアンスがあります。

関連語・派生語


  • prestige (n.): 名声、威信

  • prestigiously (adv.): 名声をもって、威信を持って

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. prestigious university → 権威ある大学

  2. prestigious award → 名誉ある賞

  3. prestigious institution → 名声のある機関

  4. prestigious position → 一流の地位

  5. prestigious magazine → 名誉ある雑誌

  6. prestigious event → 権威あるイベント

  7. gain a prestigious reputation → 名声ある評判を得る

  8. internationally prestigious → 国際的に名高い

  9. prestigious job offer → 一流企業からの仕事のオファー

  10. prestigious brand → 高級ブランド


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の praestigiae(手品、奇術)に由来。元々は「人を欺く魔法」という意味合いを持っていましたが、フランス語 prestige を経て英語に取り入れられる過程で「人を魅了する特別な力」「名声」という肯定的な意味へ変化してきました。

ニュアンスと使用時の注意


  • 「prestigious」は、主にフォーマルな文章やビジネス、学術文章などで使われる傾向が強い単語です。カジュアルな会話でも使われますが、ややかしこまったトーンになります。

  • 「非常に尊敬されている」「誰もが認める一流の」という肯定的ニュアンスを持ちます。


4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文・イディオム


  • “(Something) is prestigious.”

    例: “This university is prestigious for its research programs.”

  • “(Someone) holds a prestigious position.”

  • 特定のイディオムはありませんが、ほとんどが「prestigious + 名詞」という形で「名声ある~」「権威ある~」を表現します。

フォーマル/カジュアルな使用シーン


  • フォーマル: 書類、論文、スピーチ、ビジネスシーン

  • カジュアル: 日常会話でも使われるが、やや「学術的・ビジネス的」な響きがある

文法上のポイント


  • 形容詞なので、名詞を修飾する形で用いられます。

  • 単に「prestigious」は修飾対象のすぐ前に置くことで、「有名な」「権威ある」という意味を明快に伝えます。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I heard your sister got accepted into a prestigious university! Congratulations!”

    (あなたの妹さん、有名大学に合格したんだってね!おめでとう!)

  2. “I’m going to a prestigious event tonight, so I need to dress up.”

    (今夜は権威あるイベントに行くから、おめかししないと。)

  3. “That restaurant is supposed to be quite prestigious in this area.”

    (あのレストラン、この地域ではかなり名高いらしいよ。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Our company won a prestigious industry award for innovation.”

    (当社は革新性に対して権威ある業界の賞を受賞しました。)

  2. “He was offered a prestigious position in the headquarters abroad.”

    (彼は海外本社での一流のポジションを提示されました。)

  3. “Attending a prestigious conference can significantly expand your professional network.”

    (権威あるカンファレンスに参加すると、仕事上のネットワークを大きく広げることができます。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “She published her study in a prestigious journal of medical research.”

    (彼女の研究は、名声ある医学研究の雑誌に掲載されました。)

  2. “Receiving a grant from such a prestigious institution is a great honor.”

    (そんな権威ある機関から助成金を得るのは素晴らしい栄誉です。)

  3. “His groundbreaking paper earned him a prestigious fellowship.”

    (彼の画期的な論文によって、一流のフェローシップを獲得しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(synonyms)


  1. respected(尊敬されている)


    • 「prestigious」よりは広義で用いられ、個人の人柄などにも使える。


  2. renowned(著名な)


    • 「prestigious」同様に高名な印象を与えるが、「広く知られている」点を強調。


  3. eminent(名高い)


    • 学問・専門分野などで学識や実績が特によく知られているイメージ。


  4. distinguished(傑出した)


    • 社会的・学術的に傑出している。フォーマルな印象が強い。


反意語(antonyms)


  • obscure(無名の)


    • 広く知られていない、または存在感が薄い


  • humble(地味な、卑下した)


    • 権威や名声よりむしろ控えめさを強調



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /prɪˈstɪdʒ.əs/

  • イギリス英語: /preˈstɪdʒ.əs/

強勢(アクセント)


  • “pres*ti*gious” で “ti” の部分にストレスが置かれやすい。(アメリカ英語では「プリスティジャス」に近い音、イギリス英語では「プレスティジャス」に近い音)

よくある発音の間違い


  • 最後の “-gious” を “-gee-us” と引っ張らず、「ジァス」と短めにつなげると自然な発音になります。

  • また、最初の “pre-” にストレスを置きすぎると不自然になりやすいので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミスとして “prestegious” や “presitigious” のように母音を間違えることが多いので注意してください(“sti” の順番を間違えるなども)。

  • 語源の “prestige” と混同して最後を “-e” で終わらないようにする(prestige → prestigious)。

  • 同音異義語は特にありませんが、「prestige」と「prestigious」の用法の違いを明確に意識してください。

  • 資格試験(TOEIC、英検など)でも「権威のある○○」を表現する際に出題される可能性があります。公的機関や大学・企業に関する紹介文などで目にする機会が多い単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「prestige + -ous」で「一流の」「名声を帯びた」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • 個人的な語呂合わせ例: 「プレ(Pre) スティ(sti) ジャス(jious) → “プレ” から始まる“ステキ”な“ジャス” (ダンス?) みたいに連想し、響きから“一流感”をイメージすると記憶に残りやすいです。

  • 「名声」を表す「prestige」自体を覚えておくと「prestigious」は自然に思い出しやすくなります。


以上が形容詞 「prestigious」 の詳細な解説です。使いこなせるようになると、ややフォーマルかつ評価の高いものを表現する際に役立つ単語です。ぜひ例文を参考に、ビジネスや学術の場面などで活用してみてください。

意味のイメージ
prestigious
意味(1)

誉れの高い,高名な;尊敬されている

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