最終更新日:2024/06/12

〈C〉ウサギ;《米》(一般にhareも含めて)ウサギ / 〈U〉ウサギの毛皮(肉) / 〈C〉《英話》(ゴルフ・クリケット,特にテニスの)へたなプレーヤー / ウサギを狩る

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元となった辞書の項目

rabbit

名詞

〈C〉ウサギ;《米》(一般にhareも含めて)ウサギ / 〈U〉ウサギの毛皮(肉) / 〈C〉《英話》(ゴルフ・クリケット,特にテニスの)へたなプレーヤー / ウサギを狩る

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解説

以下では、英単語 “rabbit” について、学習者の方が理解しやすいようにできるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

単語: rabbit

品詞: 名詞 (主に可算名詞)

意味 (英語): a small, furry mammal with long ears, short tail, and strong hind legs

意味 (日本語): ウサギ(長い耳と短い尾、後ろ足が発達している小型の哺乳動物)

A1(超初心者)レベルの単語で、日常会話や学習用のテキストでもよく登場します。

「ウサギ」はペットとして人気があるほか、野生の動物としても身近に見られます。やわらかくて愛らしいイメージが強い単語です。

活用形


  • 単数形: rabbit

  • 複数形: rabbits

  • 所有格: rabbit’s / rabbits’(文脈によってはどちらも使われる)

ほかに、くだけた英国英語で “rabbit on” (ぺちゃくちゃしゃべる、のような意味の動詞)として使われることがありますが、これはややスラングに近い表現です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • “rab-” という特別な意味をもつ接頭語や接尾語はなく、一語としての形をとっています。

  • “-bit” にも特定の接尾語としての意味はありません。

関連語(派生語や類縁語)


  • bunny: 口語表現で、特に子ども向けやかわいらしさを表現するときに使われる

  • hare: ウサギ科の動物だが、一般に「野ウサギ」と訳され、rabbit と hare は別の動物

よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ(10個)


  1. “a pet rabbit” (ペットのウサギ)

  2. “rabbit hutch” (ウサギ小屋)

  3. “breed rabbits” (ウサギを飼育する/繁殖させる)

  4. “rabbit fur” (ウサギの毛皮)

  5. “rabbit holes” (ウサギの穴)

  6. “wild rabbit” (野生のウサギ)

  7. “rabbit stew” (ウサギ肉を使ったシチュー)

  8. “Easter rabbit” (イースターのウサギ、イースターバニー)

  9. “lucky rabbit’s foot” (幸運のお守りのウサギの足)

  10. “rabbit food” (サラダや野菜ばかりの食事を揶揄するときに使われる口語)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 中英語 “rabet” あるいは “rabet(t)e” などの形から来ており、古フランス語などを通って英語になったとされます。

  • 確実な由来ははっきりしていませんが、14世紀頃から英語で使われていた記録があります。

ニュアンス・使用時の注意


  • “rabbit” は基本的にはかわいらしい動物を指す単語で、日常会話でカジュアルに使われます。

  • ペットを意思表示する時は “bunny” と呼ぶことも多く、より愛着をこめた表現になります。

  • 口語の “rabbit on (about something)” は「延々としゃべり続ける」という英国特有のスラングであり、ややくだけたニュアンスがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞として扱い、数えられるときは “a rabbit” / “two rabbits” のような形をとります。

  • 所有格は基本的に ”rabbit’s” (単数) / “rabbits’” (複数) です。

  • 動詞 “to rabbit on” は主に英国内だけで用いられるスラングで、フォーマルには不向きです。

一般的な構文やイディオム


  • “to pull a rabbit out of a hat” (手品や奇跡のように、思いもよらぬ手段を使って問題を解決する)

  • “rabbit on about something” (何かについてだらだら話す - スラング)

  • “run like a scared rabbit” (恐れおののくウサギのようにすばやく逃げる、急いで走る)


5. 実例と例文

日常会話 (3例)


  1. “I saw a rabbit hopping in the garden this morning.”

    (今朝、庭でウサギがピョンピョン跳ねているのを見たよ。)


  2. “My little sister wants a rabbit for her birthday.”

    (私の妹は誕生日にウサギを欲しがっているんです。)


  3. “Could you feed the rabbit while I’m away?”

    (私が留守の間、ウサギにエサをあげてくれない?)


ビジネスシーン (3例)


  1. “We used a rabbit motif for our Easter marketing campaign.”

    (イースターのマーケティングキャンペーンにウサギのモチーフを使いました。)


  2. “Our market research indicates that rabbit-themed merchandise sells well around spring.”

    (市場調査によると、春先はウサギをテーマにした商品がよく売れます。)


  3. “The company’s mascot is a friendly rabbit character.”

    (その会社のマスコットは、親しみやすいウサギのキャラクターです。)


学術的・専門的 (3例)


  1. “In biology class, we studied the reproductive habits of rabbits.”

    (生物の授業では、ウサギの繁殖習性について学びました。)


  2. “The laboratory rabbits were carefully monitored for changes in behavior.”

    (実験室のウサギたちは、行動の変化がないか注意深く観察されました。)


  3. “Researchers have discovered several new strains of viruses in wild rabbits.”

    (研究者たちは野生のウサギからいくつかの新しいウイルス株を発見しました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • bunny (バニー): かわいらしい口語表現。子どもがよく使う。

  • hare (野ウサギ): サイズが大きく、耳が長い別種の動物を指す。

反意語

動物の反意語という概念は厳密にはありませんが、生態的立場でたとえば “predator” (捕食者) はウサギに対して「捕食する側」という意味合いで対立概念になることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • 米国英語: /ˈræbɪt/

  • 英国英語: /ˈræbɪt/

どちらもアクセント(強勢)は語頭 “rab” の部分にあります。

アメリカ英語とイギリス英語での違い


  • 基本的な発音やアクセント位置はほぼ同じですが、母音 /æ/ の発声時の細かい響きに、米英でわずかな違いがあります。

よくある発音の間違い


  • “rab(b)it” の “b” を聞き落として “ravit” のように発音してしまうミス。

  • アクセントが後ろにずれて “raBIT” とならないように注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペル: “rabitt” と “b” を一つにしたり、 “t” を一つにしたりしないように注意。正しくは “r-a-b-b-i-t” と “b” と “t” がそれぞれ一つずつ。

  • 同音異義語ではありませんが、 “rabid” (狂暴な) と一字違いで混同しないように気をつけましょう。

  • 試験対策: TOEIC や英検で直接 “rabbit” を問う問題はあまり多くありませんが、基礎的な動物名として知っておくと読解やリスニングで役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “rabbit” は “rab + bit” のように区切ってみると覚えやすいかもしれません。発音しながら書くことで、スペリングミスを防げます。

  • ウサギの特徴である「跳ねるイメージ」を思い浮かべながら英単語を覚えると、印象に残りやすいでしょう。

  • 日本語の “ラビット” とカタカナで書くと同じような発音になるので、そのイメージを利用して単語を体で覚えるのも手です。


以上が英単語 “rabbit” の詳細な解説になります。かわいい動物のイメージを抱きながら、正しいスペリングと発音を意識して使ってみてください。

意味のイメージ
rabbit
意味(1)

〈C〉ウサギ;《米》(一般にhareも含めて)ウサギ

意味(2)

〈U〉ウサギの毛皮(肉)

意味(3)

〈C〉《英話》(ゴルフ・クリケット,特にテニスの)へたなプレーヤー

意味(4)

ウサギを狩る

語彙を覚えるための辞書問題

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