最終更新日:2024/06/12
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元となった辞書の項目

next-door

形容詞

隣に住む

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彼は私の隣に住んでいる人です。

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解説

1. 基本情報と概要

英語: next-door

日本語: 隣家の、隣の

「next-door」は「隣にある」「隣家に住んでいる」といった意味を持つ形容詞です。「隣に位置している」というニュアンスで使われるため、「となりの~」「隣の家の~」というイメージで覚えやすい単語です。


  • 品詞: 形容詞 (adjective)

  • 活用形: 形容詞のため時制変化はありません。比較級・最上級も基本的に取りません。

  • 他の品詞化の例:


    • “next door” が副詞的に使われる場合があります (例: He lives next door.)。


CEFRレベル: A2(初級)

日常会話で使われる、比較的易しい単語で、「隣に住んでいる人や物事」を指す際に便利です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 「next」+「door」

    • “next” は「次の」「すぐ後の」を表す語根

    • “door” は「ドア」や「戸口」を表す名詞


  • 派生語・類縁語:


    • “next-door neighbor” (隣人)

    • “next-door house” (隣の家)


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. next-door neighbor – 隣人

  2. a next-door apartment – 隣のアパート

  3. next-door office – 隣のオフィス

  4. next-door room – 隣の部屋

  5. next-door business – 隣の店舗

  6. next-door house – 隣の家

  7. the next-door property – 隣の物件

  8. next-door family – 隣に住む家族

  9. next-door classroom – 隣の教室

  10. next-door unit – (集合住宅などの) 隣のユニット


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「next」は古英語の “nēh” (近い) が変化して「次の」「次に来る」という意味を持つようになった語。そこに「door」(ドア、戸口)が加わり、「隣のドア(家)」を表すようになりました。

  • ニュアンス/使用時の注意点:


    • 「next-door」は口語でも文書でも比較的カジュアルに使われます。

    • 「~となりにある」という意味を直接的に表すので、フォーマルな文書でも特に問題なく使えます。

    • 「隣人」の意味で名詞としても “the next-door” として使われることがありますが、少しカジュアル寄りです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての修飾位置: 名詞の前に置いて使います。

    例: a next-door neighbor (隣人)

  • 副詞的用法: “He lives next door.” のように “next door” が副詞句として「隣に住んでいる」ことを表します。

  • 可算・不可算の区別:


    • 「next-door」は形容詞・副詞なので可算/不可算は関係ありません。


  • フォーマル/カジュアル:


    • どちらでも使用できますが、日常会話でよりよく見られます。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “My next-door neighbor is very friendly.”


    • 私の隣人はとても親切です。


  2. “There’s a popular café in the next-door building.”


    • 隣のビルに人気のカフェがあるよ。


  3. “I heard some noise from the next-door apartment last night.”


    • 昨夜、隣のアパートから何か物音が聞こえたんだ。


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “The next-door office is occupied by a tech startup.”


    • 隣のオフィスはテック系スタートアップが入居しています。


  2. “We might collaborate with the next-door company on a new project.”


    • 新プロジェクトで隣の会社と協業するかもしれません。


  3. “Please check with the next-door department if they have any spare desks.”


    • 隣の部署に余分なデスクがあるかどうか確認してください。


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Data from the next-door laboratory indicates a similar trend.”


    • 隣の研究室のデータも同様の傾向を示しています。


  2. “The next-door archive holds many historical documents for reference.”


    • 隣のアーカイブには多くの歴史文書が保管されています。


  3. “We cooperated with the next-door institute to expand our research.”


    • 私たちは研究拡大のため、隣の研究所と協力しました。



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. adjacent (隣接した)


      • 「隣接する、近くにある」という意味。よりフォーマルな場面で使われる。

      • 例: “The apartment is adjacent to a large park.” (そのアパートは大きな公園に隣接している)


    2. neighboring (隣接する、近接した)


      • 「隣接している~」という意味で “next-door” よりも広く使われる、ややフォーマル。

      • 例: “They visited the neighboring villages to distribute supplies.” (彼らは隣接する村々を訪れて物資を配布した)



  • 反意語:


    • 特になし

    • 「反意語」を考えるなら「distant(遠い)」「faraway(遠方の)」がイメージ的に対比になります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˌnekst ˈdɔːr/ (米: /ˈdɔːr/, 英: /ˈdɔː/ いずれも長音)

  • 強勢(アクセント): “next” と “door” それぞれ強く発音される傾向。ただしふつう「next-DOOR」のように “door” にやや強いストレスが置かれるケースが多いです。

  • アメリカ英語 / イギリス英語:


    • アメリカ英語は “door” の音が [dɔːr] または [dɔr] となりやすく、イギリス英語は [dɔː] のように長めに発音するのが一般的。


  • よくある間違い:


    • “next” の /t/ が曖昧になりやすいので、しっかりと “nekst” と発音するのが大切。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「nextdoor」と続けて書いてしまうミスが起こりやすいです。正しくは “next-door”(ハイフン入り)か、文脈によっては “next door” と分けて書きます。

  • 同音異義語との混同:


    • “door” に同音異義語はほぼありませんが、発音が似ている “dore” (人名など) と区別が必要。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検などで出題される際は、「隣に住んでいる」「隣接した」という意の形容詞/副詞で問われることがあります。「隣人」を英語で言い換える問題などに出ることがあるので覚えておくと便利です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: “next + door” → 「次のドア」=「隣の家」

  • 覚え方: 「となりドア → next door」と唱えると覚えやすいです。

  • 勉強テクニック:


    1. 「My next-door neighbor ~」などの定番フレーズをまずは音読。

    2. “next-door” がついたコロケーションを何度か口に出して使ってみる。


  • 関連ストーリー: たとえば、海外ドラマでよく “The girl next door” という表現があり、「隣に住む女の子」「身近で親しみやすい女性」というイメージに使われます。


以上が形容詞「next-door」の詳しい解説です。日常会話で頻出する表現ですので、隣人や隣家の話をするときにぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
next-door
意味(1)

隣に住む

語彙を覚えるための辞書問題

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