関係代名詞: 主格(who)
人を表す関係代名詞who
関係代名詞「who」の主格とは
関係代名詞は、名詞(先行詞)を詳しく説明するために使われる代名詞です。そのうち「who」は人を先行詞とするときに用いられ、文中で主語として働きます。下記のポイントや例文を参考に、より理解を深めてみましょう。
1. 「who」の役割
人を先行詞に取る
「who」は人を表す名詞(先行詞)につながるときにだけ使います。
例:The boy who is singing on the stage is my friend.
(ステージで歌っている少年は私の友達です。)
→ 先行詞: the boy(人)主語として働く
関係代名詞「who」が導く節(関係節)の中で、「who」は主語になります。
例:The teacher who teaches us English is very kind.
(私たちに英語を教える先生はとても親切です。)
→ who teaches us English の中で、「who」が主語となっています。
2. 文の構造
関係代名詞「who」が関係節を導くと、次のような構造になります。
[ 先行詞(人) ] + who + [ 動詞 ] + [ それに続く情報 ]
たとえば、
- He is the man who works at this hospital.
(彼がこの病院で働いている男性です。)
この文を分解すると、以下のとおりです。
- 先行詞:the man(男性)
- 関係代名詞:who(先行詞の男性を指す)
- 関係節:who works at this hospital → 「彼がこの病院で働いている」
3. 「who」と「whom」の違い
- who:関係節の中で「主語」になるとき
- whom:関係節の中で「目的語」または前置詞の目的語になるとき
基本的には、口語や日常会話では「whom」はあまり使われず、多くの場合「who」で代用されることが多いですが、正式な文や堅い文では「who」と「whom」を区別して使います。
4. 具体例
主語としての「who」
- The girl who won the speech contest is my sister.
(スピーチコンテストで優勝した少女は私の妹です。)
- The girl who won the speech contest is my sister.
応用例
- The people who live in that house are very friendly.
(あの家に住んでいる人々はとても親切です。)
- The people who live in that house are very friendly.
複数を先行詞に取る場合
- They are the students who volunteer at the library.
(彼らは図書館でボランティアをしている学生たちです。)
- They are the students who volunteer at the library.
5. 総まとめ
- 「who」は先行詞が「人」のときにのみ使う関係代名詞。
- 文の中で先行詞を説明する関係節を導き、その関係節の主語として働く。
- 例文を通じて使い方を理解しよう。
このように、関係代名詞「who」は先行詞が人の場合に用いられ、関係節内で主語の役割を果たす重要な文法要素です。例文をたくさん読んだり、自分でも短い文を作って練習することで、使い方に慣れていきましょう。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
NOMINATIVE RELATIVE PRONOUN: who