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A1.3-B1.2

関係代名詞: 主格(who)

人を表す関係代名詞who

彼女には医者である息子がいる。

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説明

関係代名詞「who」の主格とは

関係代名詞は、名詞(先行詞)を詳しく説明するために使われる代名詞です。そのうち「who」はを先行詞とするときに用いられ、文中で主語として働きます。下記のポイントや例文を参考に、より理解を深めてみましょう。


1. 「who」の役割


  1. 人を先行詞に取る

    「who」は人を表す名詞(先行詞)につながるときにだけ使います。

    例:The boy who is singing on the stage is my friend.

    (ステージで歌っている少年は私の友達です。)

    → 先行詞: the boy(人)


  2. 主語として働く

    関係代名詞「who」が導く節(関係節)の中で、「who」は主語になります。

    例:The teacher who teaches us English is very kind.

    (私たちに英語を教える先生はとても親切です。)

    → who teaches us English の中で、「who」が主語となっています。



2. 文の構造

関係代名詞「who」が関係節を導くと、次のような構造になります。

[ 先行詞(人) ] + who + [ 動詞 ] + [ それに続く情報 ]

たとえば、


  • He is the man who works at this hospital.

    (彼がこの病院で働いている男性です。)

この文を分解すると、以下のとおりです。


  1. 先行詞:the man(男性)

  2. 関係代名詞:who(先行詞の男性を指す)

  3. 関係節:who works at this hospital → 「彼がこの病院で働いている」


3. 「who」と「whom」の違い


  • who:関係節の中で「主語」になるとき

  • whom:関係節の中で「目的語」または前置詞の目的語になるとき

基本的には、口語や日常会話では「whom」はあまり使われず、多くの場合「who」で代用されることが多いですが、正式な文や堅い文では「who」と「whom」を区別して使います。


4. 具体例


  1. 主語としての「who」


    • The girl who won the speech contest is my sister.

      (スピーチコンテストで優勝した少女は私の妹です。)


  2. 応用例


    • The people who live in that house are very friendly.

      (あの家に住んでいる人々はとても親切です。)


  3. 複数を先行詞に取る場合


    • They are the students who volunteer at the library.

      (彼らは図書館でボランティアをしている学生たちです。)



5. 総まとめ


  • 「who」は先行詞が「人」のときにのみ使う関係代名詞。

  • 文の中で先行詞を説明する関係節を導き、その関係節の主語として働く。

  • 例文を通じて使い方を理解しよう。

このように、関係代名詞「who」は先行詞が人の場合に用いられ、関係節内で主語の役割を果たす重要な文法要素です。例文をたくさん読んだり、自分でも短い文を作って練習することで、使い方に慣れていきましょう。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

NOMINATIVE RELATIVE PRONOUN: who

英語 - 日本語

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