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A1.3-B1.2

従属節(that/whether/when/if以外の主な従属接続詞)

主節を補う接続詞

日曜日だったので、店は閉まっていた。

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説明

以下では、従属接続詞の概要や種類、そして具体例をなるべく詳しく解説します。特に、that / whether / when / if 以外の主な従属接続詞に焦点を当てていますが、理解を深めるために基本的な情報もあわせてまとめています。


1. 従属接続詞とは

従属接続詞 (subordinating conjunction) は、主節 (main clause) に従属節 (subordinate clause) をつなげるための接続詞です。従属節は、それ単独では文として完結せず、主節を補足・修飾しています。

たとえば次の文を見てみましょう:


I went home because I was tired.

(疲れていたので家に帰った)


この例では、because I was tired が従属節で、because が従属接続詞にあたります。「なぜ家に帰ったのか」という理由を主節に付け加えて、意味を補完しています。


2. 従属接続詞の種類

大まかに、従属接続詞は導く従属節のはたらきによって、以下のように分類されます。


  1. 名詞節を導く従属接続詞


    • 例: that「~ということ」, whether / if「~かどうか」など


  2. 副詞節を導く従属接続詞


    • 例: because「~なので」, while「~の間に」, unless「~しない限り」など

    • 時間・理由・条件・譲歩・目的など、さまざまな意味合いの副詞節を作ります。


ここでは、特に that / whether / when / if 以外の「副詞節を導く主な従属接続詞」を中心に見ていきましょう。


3. that / whether / when / if 以外の主な従属接続詞

3-1. 時間 (Time) を表す接続詞


  • while「~の間に」

    例: While I was cooking, he was studying.

    (私が料理をしている間、彼は勉強していた)


  • before「~する前に」

    例: I often drink coffee before I start working.

    (仕事を始める前にコーヒーをよく飲みます)


  • after「~した後に」

    例: We went out after we finished our homework.

    (宿題を終えた後で出かけました)


  • as soon as「~するとすぐに」

    例: Call me as soon as you arrive.

    (着いたらすぐに連絡してね)


  • once「いったん~すると」

    例: Once you learn the basics, it becomes easier.

    (いったん基本を身につけると、楽になります)


  • until「~するまで」

    例: Don’t leave until I come back.

    (私が戻るまで出発しないでください)


3-2. 理由・原因 (Reason) を表す接続詞


  • because「~なので」

    例: I stayed at home because it was raining.

    (雨が降っていたので家にいました)


  • since / as「~なので」(because よりやや形式的・書き言葉向き)

    例: Since you are here, why don’t you stay for dinner?

    (ここにいるなら、夕食を食べていったらどうですか?)


3-3. 条件 (Condition) を表す接続詞


  • unless「~しない限り」

    例: Unless you hurry, you will miss the train.

    (急がないと電車に乗り遅れますよ)


  • as long as「~する限り」

    例: You can stay here as long as you keep it clean.

    (きれいに保つならここにいてもいいですよ)


  • provided (that) / providing (that)「もし~ならば」(条件)

    例: You can borrow my car provided (that) you return it by 7 p.m.

    (もし19時までに返してくれるなら、車を貸してあげます)


3-4. 譲歩・対比 (Concession / Contrast) を表す接続詞


  • although / though「~だけれども」

    例: Although I was tired, I kept working.

    (疲れていたが、仕事を続けた)


  • even though「たとえ~でも」

    例: I like him even though he can be rude sometimes.

    (彼は時々失礼なことがあるけれど、それでも私は彼が好きです)


  • while「~である一方」 (対比を示すとき)

    例: He likes coffee, while his wife prefers tea.

    (彼はコーヒーが好きだが、一方奥さんは紅茶のほうが好きだ)


3-5. 目的 (Purpose) を表す接続詞


  • so that / in order that「~するように」

    例: I studied hard so that I could pass the exam.

    (試験に合格できるように一生懸命勉強しました)

3-6. 結果 (Result) を表す構文


  • so ... that / such ... that「とても~なので…」

    例: She was so tired that she went to bed early.

    (彼女はとても疲れていたので、早く寝ました)


4. 従属節の位置について

従属節が導く意味によっては、文頭にも文中にも置くことができます。一般に、副詞節を文頭に置く場合には、コンマ (,) をつけることが多いです。


  • 文頭に置く場合:

    (従属節), (主節)

    例: Because it was raining, I stayed at home.


  • 文中に置く場合:

    (主節) + (従属節)

    例: I stayed at home because it was raining.


文脈や強調したい部分によって位置を変えると、文章表現の幅が広がります。


5. まとめ


  1. 従属接続詞は、主節の内容を補足し、文全体の意味を豊かにする重要な要素です。

  2. 名詞節を導く従属接続詞 (that / whether / if など) と、今回は中心的に扱った副詞節を導く従属接続詞 (while / because / unless / although など) に大別できます。

  3. 副詞節を導く従属接続詞には、時間・理由・条件・譲歩・目的など、多種多様な意味合いを表すものがあります。

  4. 文頭にも文中にもおけるため、文全体の構成やニュアンスを変えることが可能です。

従属接続詞を的確に使い分けることで、英語の文章や会話をより論理的かつ豊かに表現できます。まずは、よく使われる接続詞 (because, while, unless, although など)を練習し、徐々にバリエーションを広げていきましょう。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

SUBORDINATE CLAUSE: after/albeit/although/because/before/despite/except/for/lest/like/once/since/so/than/though/till/unless/until/where/whereas/wheresoever/whether/while/whilst tagged as IN

英語 - 日本語

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