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A1.2-A2.2
助動詞: will
未来を表すwill
説明
助動詞「will」の使い方
「will」は英語の助動詞の一つで、動詞の原形と組み合わせて「未来の出来事」「意志」や「推測」などを表します。以下では、その主な用法と意味をより詳しく説明します。
1. 未来を表す
単純な未来
「これから起こる予定のこと」をシンプルに述べる際に使います。
例:- I will go to the park tomorrow.
(明日公園に行くつもりです。) - They will travel to France next month.
(彼らは来月フランスへ旅行する予定です。)
- I will go to the park tomorrow.
その場で決めた未来
話している最中に「今決めた!」という意志を表すときも「will」が使われます。
例:- “The phone is ringing.” – “I’ll answer it!”
(「電話が鳴ってるよ」―「私が出るね!」)
- “The phone is ringing.” – “I’ll answer it!”
2. 意志・意思表示
- 強い意志を表す場合
「~するつもりだ」「必ず~する」という強い意志を示すときに使います。
例:
- I will study harder to pass the exam.
(試験に合格するために、もっと熱心に勉強するつもりです。) - We will clean up the house before our guests arrive.
(ゲストが来る前に、私たちは必ず家を片付けます。)
- I will study harder to pass the exam.
3. 推測・予想を表す
- 「~するだろう」と予想する場合
「will」は未来のことを単に述べるだけでなく、「こうなるだろう」と推測するニュアンスを伝えるときにも用いられます。
例:
- It will probably rain tomorrow.
(明日は雨が降るだろう。) - I think she will get the job easily.
(彼女はその仕事に簡単に受かるだろうと思う。)
- It will probably rain tomorrow.
4. その他の使い方
勧誘や依頼
疑問文にすることで、依頼や勧誘に使うことができます。
例:- Will you help me with this project?
(このプロジェクトを手伝ってくれませんか?) - Will you join us for dinner?
(一緒に夕食を食べませんか?)
- Will you help me with this project?
習慣・習性を表す場合(文語的表現)
「will」は文脈によって、現在の習慣や癖を表す場合もあります(ただしやや文語的)。
例:- He will often talk about his travels.
(彼はよく旅行の話をするものです。)
- He will often talk about his travels.
5. 例文まとめ
| 用法 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 未来 | I will meet my friend next Friday. | 来週の金曜日に友達に会うつもりです。 |
| その場の決断 | “It’s hot in here.” – “I’ll open the window.” | 「ここは暑いね」―「窓を開けるよ。」 |
| 強い意志 | I will never give up on my dreams. | 夢を決してあきらめないつもりです。 |
| 推測 | He will be hungry after such a long journey. | そんなに長い旅をしたら、彼はお腹が空いているでしょう。 |
| 依頼 | Will you help me move this table? | このテーブルを動かすのを手伝ってくれますか? |
6. 「be going to」との違い
- 「will」は話しているその場での意志決定や、推測・予想を表すニュアンスが強いです。
- 「be going to」は「すでに計画していたこと」を示す際に使われることが多いです。
以上のように、「will」は未来を表すだけでなく、強い意志やその場での決断、推測や依頼など、さまざまな要素を伝える上で重要な助動詞です。ぜひ文脈や状況に合わせて使い分けてみてください。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
MODAL/AUX: will