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A1.2
WH-疑問文: Who ...?
疑問詞whoで始まる疑問文
説明
WH-疑問文「Who … ?」とは?
英語には「疑問詞」と呼ばれる語があり、先頭に “wh” がつくことが多いのが特徴です(例:what, which, when, where など)。「who」 も同様に疑問詞として使われ、人に関する情報を質問するときに用いられます。具体的には「誰が~?」「誰を~?」という意味を表します。
基本的な使い方
- 主語をたずねる場合
「誰が~するのか?」と尋ねるときに使います。
例:
- Who lives in this house?
(誰がこの家に住んでいますか?) - Who called you yesterday?
(誰が昨日あなたに電話しましたか?)
- Who lives in this house?
主語を尋ねるための「who」は、助動詞(do / does / did)を伴わず、そのまま動詞を続けるのが一般的です。
- 目的語をたずねる場合
「誰を~するのか?」と尋ねるときに使います。
例:
- Who do you love the most?
(あなたは誰を一番愛していますか?) - Who did you invite to the party?
(誰をパーティーに招待しましたか?)
- Who do you love the most?
目的語を尋ねるときは、主語 + 動詞 の代わりに “[Who + do/does/did + 主語 + 動詞]?” の形をとるのが普通です。
「who」と「whom」の違い(参考)
英語には「whom」という形もあります。「whom」はより形式的・文語的で、目的語を尋ねるときに用いられます。しかし、現代の口語では「who」を代わりに使うことが多いです。日常会話では「whom」をあまり耳にすることはありませんが、書き言葉やフォーマルな場面では使われる場合があります。
例:
- Whom did you meet yesterday? (フォーマル)
- Who did you meet yesterday? (日常会話ではこちらが一般的)
まとめ
- who は「人(だれ)」を尋ねるときの疑問詞で、主語にも目的語にも使えます。
- 主語をたずねる 場合は “Who + 動詞 … ?” の語順。
- 目的語をたずねる 場合は “Who + do/does/did + 主語 + 動詞 … ?” の語順。
- より形式的には「whom」が使われる場合もありますが、日常会話ではほとんど「who」で通用します。
以上の点を押さえておくと、「だれが?」「だれを?」に関する英語の疑問文を正しく使えるようになります。ぜひ、実際の会話や文書の中で練習してみてください。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
WH- QUESTION: Who ...?