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B2.1-B2.2

if only+仮定法過去完了

過去の事実に対する願望を表す

彼が知ってくれさえすればよかったのだがなあ。

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説明

if only + 仮定法過去完了とは?

「if only + 仮定法過去完了」は、過去に実際には起こらなかったことに対して「もしあのとき~していたら(よかったのになあ)」「~だったらよかったのになあ」というように、過去の事実とは反対の願望や後悔を強く表す表現です。


形のポイント


  • 基本形: If only + 主語 + had + 過去分詞

    例: If only I had studied harder.

    (あのときもっと勉強していればなあ。)


  • 助動詞を使う形: If only + 主語 + 助動詞の過去形 + have + 過去分詞

    例: If only I could have seen her.

    (彼女に会うことができていればなあ。)


どちらも「仮定法過去完了」の形をとります。ここでいう“仮定法過去完了”は、「had + 過去分詞」あるいは「助動詞の過去形 + have + 過去分詞」で表す過去の事実と反対の仮定を示す文法です。


使い方のイメージ


  1. 「実際は起こらなかった」ことを強く後悔したり、「そうしていたら結果が変わっていたかも」といった思いを込めて使う。


    • 例: If only I had taken that job offer.

      (あの仕事のオファーを受けていればよかったのになあ。)


  2. 「I wish + 仮定法過去完了」と同様に、過去の事実が違っていたら…という“強い願望や後悔”を示す表現として用いられる。


    • 例: I wish I had taken that job offer.

      (あの仕事のオファーを受けていればよかったのになあ。)

    • 例: If only I had taken that job offer.

      (あの仕事のオファーを受けていればよかったのになあ。)

      どちらも意味合いはほぼ同じですが、「if only」のほうが「そうであってほしかった!」という後悔や願いの強さが際立つ傾向があります。



例文


  1. If only I had known about the party, I would have gone.

    (あのパーティーについて知ってさえいれば、行ったのになあ。)


  2. If only they had arrived on time, we could have caught the train.

    (もし彼らが時間通りに来ていたら、電車に間に合ったのになあ。)


  3. If only I could have helped you yesterday.

    (昨日、あなたを手伝うことができていればなあ。)

    → 助動詞(could)の過去形 + have + 過去分詞の形



まとめ


  • 「if only + 仮定法過去完了」は、過去の事実とは違った展開を強く望む表現。

  • 文の形は「If only + 主語 + had + 過去分詞」または「If only + 主語 + 助動詞の過去形 + have + 過去分詞」。

  • 日本語訳では「~していたらなあ」「~していればよかったのに」という後悔や強い願望を表す。

  • 「I wish + 仮定法過去完了」と似ており、意味もほぼ同じだが、「if only」の方が強調度が高いと覚えておくとよい。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

IF ONLY+THIRD CONDITIONAL

英語 - 日本語

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