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B1.2

副詞節: by the time ...

「~までに」を表す接続詞

彼がそこに着く頃には暗くなっているだろう。

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説明

以下の解説は、元の説明をより詳しく、わかりやすく修正したものです。


副詞節「by the time ...」について

「by the time」は、ひとまとまりで「~のときまでに」という意味を表す表現です。接続詞として働くため、「by the time」のあとには「主語 + 動詞」の形をとり、副詞節を作ります。

用法と意味


  1. 「by the time」は、ある出来事や状態が「特定の時点までに起こる・完了する」ことを示すときに使われます。

    例:


    • By the time I got home, it was already dark.

      (私が家に着いたときには、すでに暗くなっていた。)


  2. 「by the time」節が表す出来事は、主節で述べられている出来事よりも“前”または“同じ時点”に起こっているイメージです。

    例:


    • By the time we finish this project, we will have gained a lot of experience.

      (このプロジェクトを終えるころには、私たちは多くの経験を積んでいるだろう。)


この場合、「プロジェクトを終える時点までに経験を積んでいる」ことを示しています。

時制のポイント

「by the time」節では、主節との時制の組み合わせに注意しましょう。


  1. 主節が「過去形」の場合


    • 副詞節も「過去形」または「過去完了形」が使われることが多いです。

    • 例えば「過去完了形(had + 過去分詞)」を用いると、「主節で述べる出来事より前の時点までに完了していた」ことを強調できます。

      例:

    • By the time I arrived at the station, the train had already left.

      (私が駅に着いたときには、電車はすでに出発していた。)


  2. 主節が「未来」を表す場合


    • 「by the time」節には「現在形」か「現在完了形」を用いるのが一般的です(英語では副詞節の中で未来形を使わないのが原則です)。

      例:

    • By the time we get there, the movie will have started.

      (私たちがそこに着くころには、映画は始まっているだろう。)

    • By the time I have finished my homework, it will be midnight.

      (宿題を終えるころには、真夜中になっているだろう。)


まとめ


  • 「by the time + 主語 + 動詞」で、「~のときまでに」という意味を表す。

  • 接続詞として副詞節を導くため、後ろには「主語 + 動詞」の形が続く。

  • 主節との時制の組み合わせに気をつけよう(主節が過去の場合は過去形または過去完了形、副詞節が未来の内容を示す場合は現在形または現在完了形を使う)。


このように「by the time」を使った副詞節を理解しておくと、時制の使い分けを含め、より正確に英文を書くことができます。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

ADVERBIAL CLAUSE: by the time

英語 - 日本語

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