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B1.2

whether節

「~かどうか」「~であろうと」を表す接続詞

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説明

修正後の解説

「whether」は「~かどうか」や「~であろうと…(であろうと)」を表す接続詞で、大きく分けて名詞節を導く場合副詞節を導く場合に使われます。以下では、それぞれの用法と訳し方、重要なポイントを分かりやすく説明します。


1. 名詞節を導く「whether」(~かどうか)

用法


  • 「whether+節」は「〜かどうか」という意味を表し、名詞節として文の一部を構成します。

  • 「~かどうか」の部分が、主語や目的語など、名詞としての役割を果たすイメージです。

例文


  1. I’m not sure whether he will come.

    (彼が来るかどうか、私は確信がありません。)


    • 「whether節」が“come(来る)かどうか”という情報を表す名詞節になっています。


  2. Could you tell me whether you can attend the event?

    (そのイベントに参加できるかどうか教えてもらえますか?)


    • 目的語部分(tell me what? → whether you can attend...)として「whether節」が機能しています。


ポイント


  • “if”を代わりに使うことができる場合が多いですが、下記の場合は“whether”が好まれるか、または必須になることがあります:


    • 前置詞の目的語として使う場合

    • “or not”が直後ではなく、文末につく場合

    • “whether”節ともう一つの選択肢「or…」をはっきり示す場合


  • “if”よりも丁寧な印象を与えることがあります。


2. 副詞節を導く「whether」(~であろうと…)

用法


  • 「whether+SV」は「~であろうと(…であろうと)」の形で、副詞節を導くことがあります。

  • 「~であろうと~であろうと、…」のように、相反する二つの状態や条件を示して、「どちらであっても~」という意味合いになります。

例文


  1. I’ll go hiking whether it rains or not.

    (雨が降ろうと降るまいと、私はハイキングに行きます。)


    • 「whether it rains or not」が「雨が降るかどうか関係なく」という条件を示す副詞節になっています。


  2. Whether you agree or not, we have to follow the rule.

    (あなたが賛成しようとしまいと、私たちはその規則に従わなければなりません。)


    • 「whether~or not」は「どちらの場合でも~」という意味の副詞節で、主節の「we have to follow the rule」に条件を加えています。


ポイント


  • こちらの用法では「or not」をあわせて使うことが多く、「どちらの場合でも~」という譲歩条件を表すために使われます。

  • 「if」では置き換えできず、「whether」のみが使用できます。


3. まとめ


  1. 名詞節として使う場合


    • 「~かどうか」の内容が、主語や目的語などになり、文の意味上名詞の役割を果たす。

    • “if”で代用できる場合も多いが、前置詞の目的語になるなど、特定の条件下で“whether”が必須となる。


  2. 副詞節として使う場合


    • 「~であろうと…であろうと」といった形で、相反する条件を示し、主節に対して譲歩条件を表す。

    • 「if」に置き換えはできない。


「whether」は名詞節と副詞節で意味合いや役割が大きく変わります。まずは「このwhether節は文中で名詞として機能しているか、状況を示す副詞として機能しているか」を見極めると区別しやすいでしょう。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

whether

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