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B1.1-B2.1

in order to不定詞

「~するために」を表す表現

家族を起こさないように、彼は静かに入ってきた。

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説明

以下では、「in order to 不定詞」の使い方について、より詳しくわかりやすく解説します。


英文法「in order to 不定詞」の解説

1. 基本的な意味と役割


  • 「in order to + 動詞の原形」 は、主に「〜するために」という目的・意図を表すための表現です。

  • この表現は、副詞的に文全体を修飾し、「なぜその動作を行うのか」という目的を明確に示します。

2. 「to 不定詞」との違い


  • 通常の to 不定詞 でも目的を表すことができますが、in order to の方が目的を強調したり、文章をより形式的・明確な印象にしたりする場合に使われます。

  • 例:


    • I went to the library to study.

    • I went to the library in order to study.

      後者の方が「勉強する目的で行った」というニュアンスを強調します。


3. 否定形: in order not to


  • 否定形にする場合は in order not to + 動詞の原形 を使います。


    • 例: I shut the door quietly in order not to wake the baby.

      (赤ちゃんを起こさないために、静かにドアを閉めました。)


4. 文中での位置


  1. 文頭に置く:


    • In order to finish the project on time, we worked day and night.

      (プロジェクトを時間通りに終えるために、私たちは昼夜を問わず働きました。)


  2. 文中(または文末)に置く:


    • We worked day and night in order to finish the project on time.


どの位置に置いても文法的には問題ありませんが、文頭に置くと目的をより強調できます。

5. よくある間違いへの注意


  • in order to のすぐ後ろには 動詞の原形 を置くことを忘れないようにしてください。

  • 目的を表したいのに、to 不定詞以外を使ってしまうと、文の意味が変わる場合があります。しっかりと「目的を表すための不定詞」であることを意識しましょう。


上記を踏まえると、「in order to 不定詞」は文章中で目的をくっきり示したいときや、フォーマル寄りの文体で書きたいときに便利な表現です。ぜひ使い分けを覚えておきましょう。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

in order to DO

英語 - 日本語

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