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A1.1-A1.2

some/any+名詞

「いくつかの、いくらかの」を表すsome/any

ジャガイモをいくらかほしいのですが、ありますか。

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説明

以下の文章は、「some/any + 名詞」の使い方を詳しくわかりやすく解説したものです。さらに具体例を盛り込み、場合による使い分けを整理してみましょう。


1. 基本的な使い方

1-1. 肯定文では “some” を使う


  • “some” は「いくつかの」「多少の」「いくらかの」という意味を表すことが多く、肯定文でよく使われます。

例:


  • I have some books.

    (私は本をいくつか持っています。)

  • There is some water in the glass.

    (コップの中にいくらか水があります。)

1-2. 疑問文・否定文では “any” を使う


  • “any” は疑問文や否定文で使われることが一般的です。「何か」「いくらか」「1つも(ない)」のような意味合いを持ち、文の形(疑問・否定)と合わせて使われます。

疑問文の例:


  • Do you have any questions?

    (何か質問はありますか?)

否定文の例:


  • I don’t have any money.

    (私はお金を1円も持っていません。)


2. 例外的なケース:疑問文で “some” を使うとき

2-1. 申し出・勧誘など

疑問形でも、「勧める」「提案する」「~はいかがですか?」などの文脈では、答えが「Yes」になることを期待して “some” を使います。

例:


  • Would you like some water?

    (お水、いかがですか?)

  • Can I get you some coffee?

    (コーヒーをいかがですか?)

これらの場合、「ある程度の量を勧めたい」というニュアンスを込めるため、通常の「疑問文 + any」とは異なり “some” が好まれます。

2-2. 肯定を期待する質問

「相手がきっと持っているだろう」「きっとそうだろう」と思って尋ねるような場合も “some” を使うことがあります。

例:


  • Did you buy some food for dinner?

    (夕食用に何か食べ物を買いましたか?)

    ※ 話し手は「食べ物を買ってきてくれたよね?」と期待して聞いているイメージ。


3. “any” を肯定文で使う特別な用法

3-1. 「どれでも」「誰でも」など無制限のニュアンス

“any” は肯定文でも「どれでも」「誰でも」「いつでも」「どんな時でも」という意味を表すときに使われます。

例:


  • You can choose any book you like.

    (好きな本をどれでも選んでいいですよ。)

  • Anyone can join the party.

    (誰でもそのパーティーに参加できます。)


4. 「some/any + 名詞」に関して覚えておきたいポイント


  1. “some” → 肯定文で「いくつかの」「いくらかの」

  2. “any” → 疑問文・否定文で「何か/何も(ない)」

  3. 疑問文でも「勧める」「申し出る」「Yes を期待する」場合は “some”

  4. 肯定文で “any” を使う場合は「どれでも」「誰でも」など無制限のニュアンス


5. まとめ


  • “some” と “any” は基本的に「漠然とした量や数」を表す語ですが、文の種類(肯定・疑問・否定)や状況(申し出・勧誘、無制限のニュアンス)によって使い分けが変わります。

  • 特に質問文で “some” を使うのは、丁寧に相手へ何かを提案したり、相手が肯定してくれるだろうという気持ちを込めるためです。

  • 一方、否定や「全くない」という表現をするときは “any” が使われ、肯定文でも無制限を表す場合に “any” が使われます。

このように文の形や意図によって使い分けることで、自然な英語表現ができるようになります。ぜひ会話や文章を作りながら身につけていってください!

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

DETERMINERS: some/any

英語 - 日本語

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