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A2.2

動詞+目的語+-ing

動名詞の前に置くのは意味上の主語

ここで私がタバコをすうことを気にしますか。

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説明

以下の解説は、動詞「mind」の用法や「動詞+目的語+-ing」という形全般について、なるべく詳しく、わかりやすくしたものです。


1. 動詞の後ろに続く形:to 不定詞か -ing か

英語の動詞には、大きく分けて以下のパターンがあります。


  1. 後ろにto不定詞を取りやすい動詞

    例:want to 〜, decide to 〜, plan to 〜, hope to 〜など


  2. 後ろに-ing形を取りやすい動詞

    例:enjoy 〜ing, avoid 〜ing, finish 〜ing, mind 〜ing など


  3. 両方取れるが、意味やニュアンスが変わる動詞

    例:remember to 〜 と remember 〜ing, stop to 〜 と stop 〜ing など


ここでは特に、動詞の後に -ing形 を取る場合を中心に見ていきます。


2. 「mind + -ing」の基本的な意味と使い方

2-1. mind の意味

動詞 mind は、「気にする」「嫌がる」「気を付ける」といった意味を持ちます。


  • 例文:

    ・I don’t mind waiting.

     (待つのは気にしないよ / 嫌じゃないよ)


  • 使い方:

    「Would you mind ~ing?」で「~していただけますか?」という丁寧なお願いを表します。

    ・Would you mind opening the window?

     (窓を開けていただけますか?)


2-2. mind + 人(目的語) + -ing の形


  • 「mind 人(目的格) ~ing」とすることで、「(その人)が~するのを嫌がる / 気にする」という意味を表します。

  • 具体的には、mind の 目的語(人) が「~ingする人」として働くイメージです。

構造イメージ

(主語) + mind + (対象となる人) + (動作)ing

例文


  • I don’t mind you coming late.

    (あなたが遅れて来るのを気にしないよ)


  • He minded me using his phone without asking.

    (彼は私が許可なく彼の携帯を使うのを嫌がった / 気にした)


上記のように、目的格 (me, you, him, her など) が「ingする人」のイメージ上の主語の役割を果たすのがポイントです。


3. 「動作主」としての人(目的語)

「mind + 人 + -ing」の形では、「人(目的語)が -ing する」というまとまりになります。これを「動作主が誰なのか」を明確にする機能と捉えると理解しやすいです。


  • 例:

    「I don’t mind him coming to the party.」

    → 「彼がパーティーに来るのは気にしないよ」という意味。

    → 「coming」の動作を行うのは “him” (彼) であると示している。


4. 他の「動詞+目的語+-ing」を取る例

mind 以外にも、後ろに「目的語 + -ing」を取る動詞がいくつかあります。たとえば:


  • avoid + 人(目的語) + -ing

    avoid は「(人が)~するのを避ける」という意味で使われることがあります。

    例:He avoided me seeing his text messages.

    (彼は私が彼のメッセージを見るのを避けた)


  • imagine + 人(目的語) + -ing

    imagine は「(人が)~するのを想像する」という意味になります。

    例:I can’t imagine him living alone.

    (彼が一人暮らしするのを想像できない)


これらも「誰が-ingするか」を明確に示している形です。


まとめ


  1. 英語の動詞には「to不定詞を取る」「-ing形を取る」「両方取れる」などのパターンがある。

  2. mind は後ろに -ing形 を取る代表的な動詞で、「〜するのを気にする / 嫌がる」などの意味を表す。

  3. 「mind + 人 + -ing」とすると、「(その人)が〜するのを嫌がる / 気にする」という意味になり、目的語(人)が -ing の動作主を担う。

  4. 他の動詞(avoid, imagine など)も同様に「(人)が -ing する」という形を取るものがある。

このように、動詞と後ろに続く形(to不定詞か -ing か)は、英語学習において重要なポイントです。動詞ごとのパターンと、そのときの意味やニュアンスをしっかり押さえておくと、表現の幅が広がります。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

VERB OBJECT V-ING

英語 - 日本語

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