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A2.1-B1.2

主語+動詞(become/feel/go/look/seem/sound)+補語(形容詞)

be動詞に準ずる第二文型の動詞

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説明

以下では、第二文型 (S + V + C) に使われる動詞や補語の特徴をより詳しく解説します。


第二文型 (S + V + C) とは?

「第二文型」とは、英語の基本的な文型の一つで、「主語 (S)」+「動詞 (V)」+「補語 (C)」の順で成り立つ文の形を指します。この文型では、主語を説明したり、主語の状態を表現したりするための情報として「補語」が必要になります。

主語 (Subject: S)

文の中心となる存在で、人や物など、話題にしているものを表します。たとえば “I”、 “You”、 “He”、 “The flower” などが該当します。

動詞 (Verb: V)

第二文型で使われる動詞には、主語の状態を表したり、変化を示したりする役割があります。代表的には次のような動詞がよく用いられます:


  • become

  • feel

  • go

  • look

  • seem

  • sound

これらの動詞は、主語単体では不完全な文になりがちで、“What do you become/feel/look?” のように聞いても意味がつかみにくいです。そこで、後ろに補語 (C) を置いて、はじめて主語に関する情報を明確に伝えられるようになります。

補語 (Complement: C)

第二文型で使われる補語は、主語の状態や性質を説明する言葉です。形容詞が来ることが多いのが特徴です。例として「happy」「hungry」「blue」のような形容詞が当てはまります。


例文で確認


  1. 主語 + 動詞 (go) + 補語 (形容詞)


    • The milk went bad.

    • 「牛乳は悪くなった」という意味で、go + 形容詞 は「(状態が)~になる」と変化を表します。


  2. 主語 + 動詞 (become) + 補語 (形容詞)


    • He became famous.

    • 「彼は有名になった」。become は「~になる」という意味で、主語に起こった変化を説明します。


  3. 主語 + 動詞 (feel) + 補語 (形容詞)


    • I feel tired.

    • 「私は疲れていると感じる」。feel は一般的に感覚や感情を表し、補語に形容詞を用いて「どのように感じるか」を示します。


  4. 主語 + 動詞 (look) + 補語 (形容詞)


    • You look happy today.

    • 「あなたは今日、幸せそうに見える」。look は「~に見える」という意味合いで、相手の様子を形容詞を使って述べます。


  5. 主語 + 動詞 (seem) + 補語 (形容詞)


    • The plan seemed perfect.

    • 「その計画は完璧に思えた」。seem は「~のように思える、見える」という意味です。


  6. 主語 + 動詞 (sound) + 補語 (形容詞)


    • That sounds interesting.

    • 「それは面白そうだ」。sound は「~に聞こえる、思われる」という意味で、聞いた印象を形容詞で言い表します。



ポイントまとめ


  • 第二文型は「S + V + C」の形を取る。

  • V (動詞) には、主語の状態や変化を表す特殊な動詞(become、feel、go、look、seem、soundなど)がよく使われる。

  • C (補語) は主語を説明し、形容詞が来ることが多い。

  • これらの文型で使われる補語は、主語について「どのような状態か」「どのように感じるか」を補足説明する役割をもつ。

以上のように、第二文型では「主語がどのように変化したか、どのような状態か」を明確にするために、動詞の後に補語(形容詞など)を置きます。英語を理解するときや自分で文を作る際には、「補語が主語を説明するんだ」という視点を持つと、スムーズに捉えやすくなるでしょう。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

SENTENCE PATTERN: SUBJECT+BECOME/FEEL/GO/LOOK/SEEM/SOUND+COMPLEMENT (ADJ)

英語 - 日本語

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