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A2.1
感嘆文: What+名詞 ...!
「なんて~なんでしょう!」と感動を表す
説明
感嘆文の基本的な形と意味
英語の感嘆文には、大きく分けて下記の2つの形があります。いずれも「なんて~なんでしょう!」のような驚きや感嘆の気持ちを表します。
- What + (a[an] +) 形容詞 + 名詞 + S + V!
- How + 形容詞[副詞] + S + V!
1. What を使った感嘆文
形
What + (a[an] +) 形容詞 + 名詞 + S + V!
意味
- 「なんて(形容詞)な(名詞)なんでしょう!」のように、驚きを込めて名詞を強調します。
ポイント
- 「a」や「an」が入るかどうかは、名詞の数や単数・複数形に左右されます。
例)
- 名詞が可算名詞の単数形なら、冠詞 (a/an) を入れることが多い
- What an interesting book this is!
- 名詞が複数形や不可算名詞なら、冠詞は不要
- What beautiful flowers they are!
- 名詞が可算名詞の単数形なら、冠詞 (a/an) を入れることが多い
- この文型では、名詞に強く感嘆を示すのが特徴です。
例文
- What a beautiful day it is!
→ なんて美しい日なんでしょう! - What delicious food you made!
→ なんておいしい料理なんでしょう!
2. How を使った感嘆文
形
How + 形容詞[副詞] + S + V!
意味
- 「なんて(形容詞・副詞)なんでしょう!」のように、形容詞や副詞に対する感嘆を表します。
ポイント
- 形容詞の場合は、その性質や状態への感嘆を表す
- How beautiful she is!
- How beautiful she is!
- 副詞の場合は、その動作の様子への感嘆を表す
- How quickly he runs!
- How quickly he runs!
例文
- How lucky you are!
→ なんて幸運なのでしょう! - How well she sings!
→ なんて上手に歌うのでしょう!
使い分けのイメージ
What → 「モノやこと(名詞)を強調」して驚きを表す
例)What an amazing idea that is!(なんてすごいアイデアなんでしょう!)How → 「状態や様子(形容詞や副詞)」に対する驚きを表す
例)How amazing this idea is!(なんてすごいアイデアでしょう!)
どちらも「なんて~なんでしょう!」という感嘆のニュアンスは共通していますが、強調したい部分が名詞か、それとも形容詞や副詞かで使い分けると覚えやすいでしょう。
まとめ
「What + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + S + V!」は名詞を強調する感嘆文。
- 冠詞 (a/an) を入れるかどうかは名詞の単複や可算・不可算で決まる。
- 「なんて~な(名詞)なんでしょう!」と驚きを伝える。
- 冠詞 (a/an) を入れるかどうかは名詞の単複や可算・不可算で決まる。
「How + 形容詞[副詞] + S + V!」は形容詞・副詞を強調する感嘆文。
- 「なんて~なんでしょう!」と、物事の性質・状態・様子に対する驚きを伝える。
これらの使い方を理解しておくと、英語で感情を豊かに表現できるようになります。普段目にしたり耳にしたりする英文の中から、「What」や「How」を使った感嘆文を探してみると、自然に使い方が身につきますよ。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
EXCLAMATION: What ...!