最終更新日:2025/11/20
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spouse

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元となった辞書の項目

spouse

名詞

〈C〉《かたく》 配偶者,夫,妻

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私の配偶者と私はハワイにバケーションに行った。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: spouse

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味(英語): a husband or wife; a partner in marriage

意味(日本語): 配偶者(夫または妻)を指す、結婚している相手のことです。フォーマル・法律的な場面でよく使われる語です。例えば書類や申請書などで「配偶者」を明示する必要がある時に使われます。日常会話では「my husband」「my wife」のほうが直接的ですが、性別を限定しない「パートナー」の意味合いで使われることがあります。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2レベルは、比較的複雑な文章やトピックに対応し、抽象的な内容や専門的な表現にも触れ始める段階です。日常会話よりややフォーマルな文書や書類に「spouse」が出てくることがあるので、B2程度の学習者にとってちょうどよい語彙です。

活用形


  • この単語は名詞なので、通常は単数形 “spouse” / 複数形 “spouses” という形になります。

  • 動詞としての to spouse は現代英語ではほとんど使われず、非常に古い(古英語的)表現または文献でしか見られません。

他の品詞形


  • この単語自体は主に名詞として使われます。形容詞・副詞形は一般的に存在しません。

  • ただし「espouse(支持する、信奉する)」というまったく別の動詞があります。スペルは似ていますが、意味が異なります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • spouse は接頭語・接尾語が明確に分かれている単語ではありません。

派生語・類縁語


  • spousal: 形容詞で「結婚の」または「配偶者の」という意味を持ちます。たとえば “spousal support”(扶養手当)のように使われます。

  • espouse: 「支持する、信奉する」という動詞(先述のとおり意味は別)。綴りは似ていますが語源的には別系統とされる場合があります。

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. “spouse visa” → 「配偶者ビザ」

  2. “spouse’s income” → 「配偶者の収入」

  3. “surviving spouse” → 「存命の配偶者」

  4. “spousal support” → 「配偶者扶養費」

  5. “spouse and children” → 「配偶者と子ども」

  6. “the legal spouse” → 「法律上の配偶者」

  7. “common-law spouse” → 「事実婚の配偶者」

  8. “faithful spouse” → 「誠実な配偶者」

  9. “former spouse” → 「前の配偶者(元配偶者)」

  10. “spouse team” → 「夫婦チーム」、共通のプロジェクトなどで「夫婦で取り組む」イメージ


3. 語源とニュアンス

語源


  • “spouse” は古フランス語の “espous/espouse” から入り、さらにラテン語の “sponsus(婚約者)” に遡ります。歴史的には「婚約した人」「夫/妻」といった意味で使われてきました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • フォーマル度: 「spouse」はややフォーマル寄りの言葉で、公的書類や法律文書で頻繁に使われます。日常会話では「wife」「husband」のほうが直接的ですが、性別を限定しない言い方をしたいときには便利です。

  • 感情的な響き: 感情表現というよりは、法的・社会的な立場を示すための言葉の側面が強いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: “a spouse” / “two spouses” のように数えられます。

  • 一般的な構文例


    • “My spouse is a very supportive partner.”

    • “Do you have a spouse?”(結婚しているかどうかをフォーマルに尋ねる場合)


  • フォーマル / カジュアル


    • フォーマル文脈: 役所・銀行口座の申請書類、法律関係、税関連

    • カジュアル文脈: 日常会話ではあまり使われず「partner」「wife」「husband」のほうが自然



5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “I’m going on vacation with my spouse next week.”

    (来週、配偶者と一緒に休暇に行くんだ。)

  2. “My spouse can’t make it to the party tonight.”

    (私の配偶者は今夜のパーティーに来られないの。)

  3. “Do you and your spouse enjoy the same hobbies?”

    (あなたとあなたの配偶者は同じ趣味を楽しんでいますか?)

ビジネス(ややフォーマル)


  1. “Employees are eligible for health insurance coverage for their spouses.”

    (従業員は配偶者の健康保険をカバーする資格があります。)

  2. “Please indicate your spouse’s information on the following form.”

    (以下の用紙に配偶者の情報を記入してください。)

  3. “We offer special discounts for employees and their spouses at our company events.”

    (当社のイベントでは、従業員とその配偶者に特別割引を提供しています。)

学術・公的文脈(フォーマル)


  1. “In many cultures, a spouse plays a pivotal role in family decision-making.”

    (多くの文化において、配偶者は家族の意思決定において重要な役割を果たします。)

  2. “Data on spouses’ satisfaction levels were collected through anonymous surveys.”

    (配偶者の満足度に関するデータは匿名アンケート調査を通じて収集されました。)

  3. “A legal spouse is entitled to inheritance rights when their partner passes away without a will.”

    (パートナーが遺言書を残さずに亡くなった場合、法律上の配偶者には相続権が与えられます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “partner” → 「パートナー」


    • 性別を問わず、「親密な関係」にある相手を幅広く指します。結婚していない恋人にも使われます。


  2. “husband” → 「夫」


    • 夫を特定する場合に使用。明確に男性を指す。


  3. “wife” → 「妻」


    • 妻を特定する場合に使用。明確に女性を指す。


→ ニュアンス

「spouse」は法的・制度的な「配偶者」を示し、ややフォーマル。

「husband」「wife」はカジュアルでも使える、より性別を明確にした言葉。

「partner」は必ずしも法律婚に限らない。

反意語


  • 法的な正反対を示す単語はあまりありませんが、“single” (独身) などが状況的に反意の概念を表せます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /spaʊs/

  • アクセント・発音の注意点:


    • アクセントは単語全体にかかるイメージで、1音節しかないので特に分散しません。

    • “ou” の部分を /aʊ/ と発音します。「アウ」のような感じです。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • 大きな違いはありませんが、イギリス英語では若干 /spaʊs/ が /spaʊs/(少し短め)気味になる場合があります。


  • よくある間違い: “spouse” の “ou” を /oʊ/ と発音してしまうことがありますが、正しくは /aʊ/(日本語で「アウ」)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “spouce” と書いてしまう間違いが多いです。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語としてはあまり存在しませんが、スペルが似た “espouse” と混同しやすいので注意。

  • 試験対策: TOEICや英検で出る可能性はありますが、頻度はそこまで高くありません。ただし法律関連文書やビジネス英語の読解問題で登場することがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “spouse” は “house(家)” に “p” が入ったようなスペルで、結婚して同じ家に住むイメージで覚えると記憶しやすいかもしれません。

  • 「配偶者」と法的な結びつきを連想して、書類や公式なシーンでよく見る単語、というイメージを持つと覚えやすいです。

  • 「sou(ソウ)」の部分と「pau(パウ)」の音をしっかり区別しておくとスペルミスを防げます。


以上が名詞「spouse」の詳細解説です。法律文書や公的書類では頻繁に見かける単語でありながら、日常会話ではややフォーマルな響きがあるので、「形式的な場では spouse、カジュアルな場では husband/wife」というように使い分けるとよいでしょう。

意味のイメージ
spouse
意味(1)

配偶者,夫,妻

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

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