最終更新日:2025/11/12
正解を見る

【名/C】携帯電話

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

cellphone

【名/C】携帯電話

このボタンはなに?

あなたの携帯電話の番号は?

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

英単語: cellphone

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): A portable telephone device that uses cellular network technology.

意味(日本語): 携帯電話、セルラーネットワークを利用する電話機。

「持ち運び可能な電話機」というニュアンスで、屋外やどこにいても通話やメッセージ送受信ができる小型の通信機器を指します。日常会話からビジネスまで幅広く使用され、スマートフォンの一般化で「cellphone」は「mobile phone」や「phone」とほぼ同じ意味合いで使われることが多くなっています。


  • 単数形: cellphone

  • 複数形: cellphones

他の品詞としては、通常「cellphone」は名詞形で使われるのが一般的で、形容詞化した「cellphone-related (携帯電話関連の)」くらいが挙げられますが、あまり用いられません。

CEFRレベル目安: A2〜B1


  • A2 (初級): 基本的な単語として「携帯電話」を指す表現として理解するとよいです。

  • B1 (中級): 友人や同僚と携帯電話に関する話題を広げたり、契約プランなどについて話す場面で使う表現として役立ちます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • cell: 「細胞」や「小さな区画」を指す語ですが、通信分野では「セルエリア(無線通信がカバーする範囲)」の意味があります。

  • phone: 「電話」の意味。

  • 組み合わせることで「セル方式の通信網を用いる電話機」を指します。

関連語や派生表現


  • cell phone (スペースをあけて書かれることも多い)

  • mobile phone: (イギリス英語でよく使われる言い方)

  • smartphone: 高機能な携帯電話 (インターネット接続やアプリ利用が可能)

  • cellular: 形容詞形「セル方式の」「携帯電話の」という意味で使われる

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. carry a cellphone (携帯電話を持ち歩く)

  2. turn off one’s cellphone (携帯の電源を切る)

  3. answer the cellphone (携帯に出る)

  4. charge one’s cellphone (携帯を充電する)

  5. cellphone coverage (携帯の電波の届く範囲)

  6. cellphone bill (携帯料金請求書)

  7. lost cellphone (なくした携帯電話)

  8. cellphone plan (携帯プラン、料金プラン)

  9. cellphone manufacturer (携帯電話メーカー)

  10. check one’s cellphone (携帯をチェックする)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「cell(通信エリアとしてのセル)」+「phone(電話)」。1980年代以降の携帯電話技術の普及によって広まった比較的新しい表現です。

  • 歴史的背景: 初期の無線電話が「セル(Cell)」を通じて通信する技術を用いたため「cellular phone」と呼ばれました。それがさらに短縮されて「cell phone」または「cellphone」となりました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 日常会話でもビジネスシーンでも幅広く使われます。

    • 近年は「スマホ(smartphone)」が普及したため、「cellphone」と言うと、やや「通話主体の折りたたみ式携帯電話」のイメージを持つ人もいますが、実際は「携帯電話」全般を指す言葉です。

    • 口語寄りでカジュアルな表現ですが、ビジネスの場面でも通じます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (countable): ふつう可算名詞として扱われます。単数形・複数形があるので、a cellphone, two cellphones などと数えられます。

  • 構文例:


    • Have you seen my cellphone? (セルフォン見かけなかった?)

    • I need to buy a new cellphone. (新しい携帯電話を買わないといけないな。)


  • フォーマル/カジュアル: “cellphone”自体は会話や文章で幅広く使われますが、非常にフォーマルな場面では “mobile phone” と言った方が書面調の印象を与える場合があります。



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “Hey, can I borrow your cellphone for a quick call?”

    「ねえ、ちょっと電話するから携帯貸してもらってもいい?」


  2. “I forgot my cellphone at home, so I feel disconnected today.”

    「家に携帯を忘れちゃって、今日はなんだか落ち着かないや。」


  3. “My cellphone battery is dying. Do you have a charger?”

    「携帯のバッテリーが切れそう。充電器持ってる?」


ビジネス


  1. “Could you please send me the report to my cellphone via text?”

    「レポートを携帯宛にテキストで送っていただけますか?」


  2. “We can discuss the details over a cellphone conference call this afternoon.”

    「午後に携帯を使った電話会議で詳しく話し合いましょう。」


  3. “Our company’s cellphone policy requires us to keep personal phones on silent during meetings.”

    「当社の携帯ポリシーでは、会議中は私用携帯をマナーモードにするよう求めています。」


学術的な文脈


  1. “Recent studies indicate that excessive cellphone usage can affect attention span in students.”

    「最近の研究では、過度な携帯利用が学生の集中力に影響を与える可能性が示唆されています。」


  2. “The evolution of cellphone technology has significantly impacted global communication patterns.”

    「携帯電話技術の進化は世界的なコミュニケーションの形態に大きな影響を与えました。」


  3. “In the analysis, we considered the socioeconomic factors that influence cellphone adoption rates.”

    「分析では、携帯電話の普及率に影響を与える社会経済的要因を考慮しました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. mobile phone (モバイルフォン)


    • イギリス英語で一般的。ややフォーマル/書面寄り。


  2. cell phone (セルフォン)


    • 「cellphone」と同じ。スペースを挟む表記が多い。


  3. smartphone (スマートフォン)


    • インターネットやアプリ、タッチスクリーンなどの機能を備えた高性能携帯電話。


  4. handheld phone (ハンドヘルド・フォン)


    • あまり一般的ではないが「手に持つ電話機」の意味。


反意語 (Antonyms)


  • landline (固定電話)


    • 携帯のように持ち運べず、家やオフィスなど固定された場所で使う電話。


ニュアンスと使い分け


  • 「cellphone / cell phone」はアメリカ英語で一般的。

  • 「mobile phone」はイギリス英語で一般的。

  • 「smartphone」は機能的にスマートフォンを指し、より新型/高機能を示唆する。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号):


    • アメリカ英語: /ˈsɛlˌfoʊn/

    • イギリス英語: /ˈsɛlˌfəʊn/


  • アクセント (強勢): “cél-phone” のように前半 “cell” がやや強調されます。


  • アメリカ英語とイギリス英語: 主に “phone” の母音が異なり、アメリカ英語は /foʊn/、イギリス英語は /fəʊn/ に近い音になります。


  • よくある発音の間違い: 「セルフホン」と “l” と “f” がごっちゃになる場合がありますが、基本は「セル」「フォウン」のイメージで発音します。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “cellphone” は “cell”(lが2つ) + “phone” と覚えましょう。

  • 他の単語との混同: “sell phone” (誤→「売る電話」?) と書いてしまう初学者がいますが誤りです。

  • TOEICや英検などでの出題傾向: オフィス対応、日常生活、テクノロジー関連などでよく登場します。ビジネス電話対応や契約プランの話などのリスニング問題に出てくる可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「cell」が「細胞」だけでなく「エリア」を指すことを思い出すと、「エリア+電話」で「どこでも使える電話」だと関連付けられます。

  • 勉強テクニック:


    • スペリングは「cell(細胞)の綴り + phone」で覚える。

    • “cell” は “牢屋” や “細胞” など「区画の小さな部屋」と覚えておくと、携帯電話の「電波の区画」というイメージにもつながります。



以上が “cellphone” に関する詳細な解説です。スマートフォンが普及しても “cellphone” は日常会話でよく使われる重要単語なので、忘れずに身につけておきましょう。

意味のイメージ
cellphone
意味(1)

携帯電話

TOEIC英単語(TSL) / 和訳 / 単語カード問題

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★