最終更新日:2025/11/12
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写し,複写,複製 / 《文》(被告の訴答に対する)原告の訴答

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元となった辞書の項目

replication

写し,複写,複製 / 《文》(被告の訴答に対する)原告の訴答

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解説

1. 基本情報と概要

単語: replication

品詞: 名詞 (英語)

意味(英語): the act or process of copying or reproducing something exactly

意味(日本語): 何かを正確にコピーすること、または複製すること

「replication」は、科学的な文脈で実験の再現や、データのコピー、細胞の複製といった場面でよく使われる単語です。少し専門的ではありますが、「何かをまったく同じように再現する」というニュアンスを持ちます。


  • 活用形: 名詞なので活用形(時制や人称変化)はありません。

  • 品詞変化例:


    • 動詞形: replicate (再現する、複製する)

    • 形容詞形: replicated (複製された)、replicative (複製の、複製に関する)


CEFRレベル: B2 (中上級)

・専門性を含む話題で使われることがあり、英語学習者にとってはやや難しい部類です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語根: 「replic-」

  • 接尾語: 「-ation」 (名詞を作る一般的な接尾語)

関連・派生語


  • replicate (動詞): 再現する、複製する

  • replica (名詞): そっくりに作られたコピー、レプリカ

  • replicative (形容詞): 複製の、複製に関する

コロケーション(10個)


  1. data replication (データの複製)

  2. DNA replication (DNAの複製)

  3. virus replication (ウイルスの複製)

  4. experimental replication (実験の再現)

  5. replication process (複製プロセス)

  6. replication study (再現研究)

  7. replication mechanism (複製メカニズム)

  8. replication error (複製エラー)

  9. replication factor (複製因子)

  10. replication strategy (複製戦略)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “replicare”(折り返す、繰り返す)から来ています。

  • 歴史的背景: 主に科学分野や法律文書などで「再度応答する」「複製する」という場面で使われてきました。近代ではコンピュータやバイオテクノロジーの分野で特によく使われています。

微妙なニュアンス・使用時の注意


  • 「倍増」とは少し異なり、元のものを「同じ形で再現する」というニュアンスが強い単語です。

  • フォーマルな文脈や科学的論文で使われることが多いです。カジュアルな文章で使うと少し堅い印象になります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: “replication” は不可算名詞として扱われることが多いですが、文脈によっては可算扱いされる場合もあります。たとえば「研究で行われる複数の複製実験」を指すときなどです。

  • 一般的な構文例:


    • “The replication of data is crucial.” (データの複製が重要です。)

    • “We need multiple replications of the experiment.” (実験の複数回の再現が必要です。)


イディオム的な使い方

厳密なイディオムは少ないですが、研究・分野固有の表現として “replication studies” や “replication crisis (再現性の危機)” などがあります。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I made a perfect replication of my grandmother’s recipe.”


    • 祖母のレシピを完璧に再現したよ。


  2. “A good replication of the original painting is hard to find.”


    • 元の絵をそっくりに複製したものを見つけるのは難しい。


  3. “Our teacher asked us to attempt a replication of the experiment at home.”


    • 先生は私たちに、その実験の再現を家でやってみるように言いました。


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “Data replication across all servers ensures system reliability.”


    • サーバー間でのデータ複製は、システムの信頼性を確保します。


  2. “The company invested in replication technology to back up critical data.”


    • その企業は重要データをバックアップするために複製技術に投資しました。


  3. “A replication strategy was implemented to maintain consistency between headquarters and branch offices.”


    • 本部と支店間の整合性を維持するために、複製戦略が導入されました。


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “DNA replication is fundamental to the process of cell division.”


    • DNAの複製は細胞分裂の過程において基本的な役割を果たす。


  2. “The results could not be confirmed in a replication study.”


    • その結果は再現研究では確認できなかった。


  3. “Replication of these findings would strengthen the validity of the hypothesis.”


    • これらの発見が再現されれば、その仮説の妥当性はより強固になる。



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “duplication” (複写、複製)


    • 「同じものを複製する」という意味で非常に近いですが、日常的なコピーの場面を指すこともあり、ややカジュアルにも使われやすい。


  2. “copy” (コピー)


    • 一般的で幅広く使われ、フォーマル度は低め。文脈によっては「単に写す」というニュアンスが強い。


  3. “reproduction” (再生産、再現)


    • やや広い意味を持ち、芸術作品の「複製」や生物の「繁殖」にも用いられる。


反意語


  • はっきりした反意語は定義しにくいですが、文脈上で「original」(オリジナル) は対照的な位置にあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˌrɛplɪˈkeɪʃən/

  • アクセント: 「re-pli-KAY-tion」のように、第3音節(-ca-部分)に強勢があります。

  • アメリカ英語イギリス英語で大きな違いはありませんが、/r/ の発音や母音の微妙な響きが僅かに異なる可能性があります。

  • よくある間違い: “repulication”のように「u」を入れてしまうスペルミスも見られます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “replication” で “-ca-” の部分を “-ci-” や “repulication” と間違える。

  • 同音異義語との混同: 大きな同音異義語はありませんが、replicate と混同しやすいです。

  • 試験対策: 科学やIT系のリーディング問題でよく登場する可能性があります。TOEICや大学入試の長文でデータのバックアップや実験の再現の話題に出てくることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「re- (再び) + plicare (折りたたむ) + -tion (名詞化)」とイメージすると、「何度も同じ形に折り返す」という意味が頭に残りやすいです。

  • “repliCAtion” と真ん中に CA があるので、“複製 (copy again)” の CA (Copy Again) と覚えるのも一案です。


以上が「replication」の詳細な解説です。複製や再現というニュアンスで、科学分野やビジネス文脈などで幅広く使われる重要な単語です。ぜひ覚えて活用してみてください。

意味のイメージ
replication
意味(1)

写し,複写,複製

意味(2)

《文》(被告の訴答に対する)原告の訴答

学術英単語(NAWL) / 和訳 / 単語カード問題

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