最終更新日:2024/06/17

ゴミ捨て場のゴミは臭いです。

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The garbage in the dumpster stinks.

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元となった辞書の項目

stink

動詞

悪臭を放つ;(…で)臭い《+『of』+『名』》 / 《話》鼻持ちならない,ひどく評判が悪い / 《話》非常に劣っている / 〈場所など〉‘を'いやな臭いにする《+『up』+『名』》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: stink

品詞: 動詞(主に自動詞)、名詞としても使用可能

意味(英語):


  • (Verb) to have a strong, unpleasant smell; to emit a bad odor.

  • (Figurative use) to be very bad or unpleasant in a more general sense.

意味(日本語):


  • (動詞) 強烈に嫌なにおいを放つこと。

  • (比喩的用法) 「ひどい」「最低だ」というニュアンスを表す。

「stink」は、「嫌なにおいがする」場面でよく使われます。たとえば、生ゴミが腐っていたり入浴後の靴下がひどいにおいを発するような場面などです。加えて、「That movie stinks!(あの映画、最悪だよ)」のようにカジュアルな文脈で「ひどい」「ダメだ」という気持ちを表現するときにも用いられます。

活用形(不規則動詞):


  • 原形: stink

  • 過去形: stank (一部の現代用法では stunk も議論されるが、標準的には stank)

  • 過去分詞: stunk

他の品詞になる例:


  • 名詞: a stink (“ひどい悪臭” または “騒ぎ” の意)

CEFRレベルの目安: B1(中級)

まだ日常会話ではそこまで初級向けに頻出する単語ではないですが、日常の嫌なにおいの表現などで使われるため、中級レベルで学ぶ価値が高い表現と言えます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • stink は特に目立った接頭語や接尾語のつかない単語です。

  • 古英語 stincan が語源で、「においを放つ」という意味があります。

詳細な意味


  1. (自動詞) 強い悪臭を放つ

    例: “The garbage stinks.”(ゴミがひどいにおいだ。)

  2. (比喩的に) ひどく悪い / ひどく嫌い

    例: “That idea stinks.”(そのアイデア、最悪だ。)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. “stink of fish” – 魚のにおいがひどい

  2. “stink up the room” – 部屋を嫌なにおいで充満させる

  3. “cause a stink” – 大騒ぎを引き起こす(比喩的)

  4. “make a stink about ~” – ~に文句を言う、騒ぎ立てる

  5. “this place stinks” – この場所、くさい

  6. “it stinks in here” – ここ、くさいよ

  7. “stink bomb” – スタンクボム(悪臭を発する仕掛け)

  8. “that movie really stunk” – あの映画、本当にひどかった

  9. “to raise a stink” – 激しい抗議をする・大ごとにする

  10. “stink to high heaven” – 鼻をつくほどひどいにおいがする


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 古英語の stincan(においを放つ)が原型。中英語期に stinken として伝わり、現代英語へと変化しました。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • 「stink」は非常に直接的でカジュアルな表現です。口語で使われることが多く、正式な文書などで使用する場合は「smell bad」などの別の表現に置き換えた方がよいこともあります。

  • 比喩的に「ひどい、最悪だ」という意味を表すときは、やや強めの否定的ニュアンスがあるため、使いすぎに注意が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 自動詞 (intransitive verb)

    通常は目的語をとらずに「~がにおう」の意味で使われます。

    例: “The garbage stinks.”

  2. 他動詞 (transitive verb) 的な使い方

    「~を悪臭で満たす」という意味で、しばしば “stink up + 名詞” の形をとります。

    例: “He stinks up the room with his cigar.”

一般的な構文やイディオム


  • “(Subject) stink(s).” – (主語が)くさい、最悪だ

  • “(Subject) stink(s) up (object).” – (主語が)(場所など)を悪臭で満たす

  • イディオム: “raise a stink” – 騒ぎを起こす

使用シーン:


  • カジュアル: 日常会話、友人同士のやり取り

  • フォーマル: 公の場やビジネス文章には不向き


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Your socks really stink! Please do your laundry.”

    (靴下、ほんとににおうよ!洗濯してよ。)

  2. “This trash can stinks so bad. Let's take the garbage out.”

    (このゴミ箱、ものすごくにおうね。ゴミ捨てに行こう。)

  3. “That cheese might taste good, but it sure stinks.”

    (あのチーズはおいしいかもだけど、かなりにおうね。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “I’m sorry, but the conference room stinks. Perhaps we should open a window.”

    (すみませんが、会議室がにおうので窓を開けたほうがいいかもしれません。)

  2. “The situation really stinks; we need to rethink our strategy.”

    (状況は本当にひどいですね。戦略を練り直す必要がありそうです。)

  3. “I don’t mean to raise a stink, but the data seems incorrect.”

    (大ごとにしたいわけではありませんが、そのデータは誤りのようです。)

学術的・フォーマル文脈での例文(3つ)


  1. “Although ‘stink’ is considered a casual term, it appears in certain dialect studies.”

    (「stink」はカジュアルな用語と見なされますが、一部の方言研究で使われることがあります。)

  2. “The chemical reaction caused the mixture to stink, indicating the release of sulfur compounds.”

    (その化学反応は混合物を悪臭化させ、硫黄化合物の放出を示していた。)

  3. “Researchers noted that the area began to stink due to extensive bacterial growth.”

    (研究者たちは、その地域が細菌の大規模な繁殖によって悪臭を放ち始めたと指摘した。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. reek(ひどい悪臭を放つ)


    • “This room reeks of smoke.”(この部屋、煙のにおいがきつい。)

    • 「stink」とほぼ同じ意味だが、やや文語寄りで「~のにおいがプンプンする」という感じ。


  2. smell bad(悪いにおいがする)


    • より中立的でフォーマルにも使える表現。


  3. give off a bad odor(悪いにおいを発する)


    • 科学的・説明口調の場合に使われることが多い。


反意語(Antonyms)


  • smell good / smell nice(いいにおいがする)

  • be fragrant(香りがよい)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA): /stɪŋk/


  • アメリカ英語: [stɪŋk](「スティンク」のように発音)

  • イギリス英語: [stɪŋk](アメリカ英語とほぼ同じ)

強勢(アクセント)の位置:


  • 整体が1音節のため、特に強勢位置は意識しなくてもよいですが、「st」の子音クラスターに気をつけて発音します。

よくある発音の間違い:


  • 「sti」と「sti」をほぼ同じ母音で混同しがち。/ɪ/ を正確に短く発音することを意識してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルの間違い:


    • “stick” や “sting” と混同しやすい。

    • 「stink」は「i→n→k」で終わることを確認。


  2. 過去形・過去分詞形の取り違え:


    • 過去形は “stank”,過去分詞は “stunk” という不規則形。

    • “stunk” を過去形だと思ってしまう学習者も多い。


  3. カジュアルすぎる表現へ注意:


    • 「stink」は砕けた表現なので、ビジネス文書やフォーマルな場面ではできる限り別の表現を使うことを意識する。


  4. 試験対策:


    • TOEICや英検などの問題では頻出ではありませんが、日常表現として読解問題などで出る場合があります。不規則動詞の一例として覚えておくとよいでしょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「stink」という単語は、鼻をつまみたくなるような「くさい」イメージが強いです。

  • スペリングのポイント: 「s + t + i + n + k」で“ス”+“ティ”+“ンク”という感じで覚えましょう。

  • 「Stink」の過去形 “stank” は「スタンク」と音が似ていて混同しがちなので、リズムをつけて「stink, stank, stunk」と声に出して練習すると覚えやすいです。


以上が、動詞「stink」の詳細な解説です。

日常的にもユーモアを交えながら使いやすい単語ですが、不規則活用や場面(フォーマル・カジュアル)の使い分けに注意して身につけましょう。

意味のイメージ
stink
意味(1)

悪臭を放つ;(…で)臭い《+of+

意味(2)

《話》非常に劣っている

意味(3)

〈場所など〉‘を'いやな臭いにする《+up+

意味(4)

《話》鼻持ちならない,ひどく評判が悪い

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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