最終更新日:2024/06/12

私は開ける前にボトルを振りました。

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I have shaken the bottle before opening it.

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元となった辞書の項目

shaken

IPA(発音記号)
動詞

shakeの過去分詞

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解説

以下では、英単語「shaken」をできるだけ詳しく解説します。特に「shaken」は動詞 “shake” の過去分詞形として使われることが多く、形容詞的にも用いられます。学習者に分かりやすいように、ステップごとに説明していきます。


1. 基本情報と概要

英単語: shaken

品詞: 過去分詞(動詞 “shake” の過去分詞形) / 形容詞的用法もあり

意味(英語・日本語)


  • 英語: Shaken generally means “disturbed,” “rattled,” or “moved (physically or emotionally) by shaking.”

  • 日本語: もともとは「振る、揺さぶる」の過去分詞で、「振られた」「揺すられた」「心を乱された」といった意味を表します。例えば、「ショックを受けた」「動揺した」というニュアンスを伴うことも多いです。

「shake」は「振る・揺さぶる」という動作を表し、その結果生じた状態や心情を表すのが “shaken” です。日常でもイディオムや成句で使われる頻度が高いので、しっかり押さえておきたい単語です。

活用形


  • 現在形: shake

  • 過去形: shook

  • 過去分詞形: shaken

他の品詞例


  • 名詞形: shake(「振ること」「シェイクドリンク」など)

  • 形容詞的用法: shaken(shaken up や shaken の形で感情を乱された・動揺しているという意味でも使われる)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    「shake」は頻出動詞であるためA2〜B1レベルで学ぶ学習者も多いですが、過去分詞形「shaken」は受動態や完了形で使うため、ある程度文法が進んだ学習段階(中級)でしっかり押さえると良いでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • shake(語幹) + -en(過去分詞を形成する接尾語)

“shake” は「振る」「揺れる」という動詞で、-en が付くことで過去分詞形 “shaken” となります。

派生語や類縁語


  • shake(動詞/名詞)

  • shaky(形容詞): “unstable” 「不安定な、揺れる」

  • shaken up(形): 「ひどく動揺している、ショックを受けている」

    ※“up” が付くと「かなり動揺している」というニュアンスが強調されます。

コロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. be shaken by ~(~に動揺する)

  2. shaken confidence(揺らいだ自信)

  3. shaken to the core(心の底から動揺する)

  4. shaken and upset(動揺して取り乱している)

  5. shaken with fear(恐怖で震えている)

  6. visibly shaken(見て分かるほど動揺している)

  7. shaken awake(揺すって起こされる)

  8. deeply shaken(深く動揺している)

  9. shaken faith(揺らいだ信仰心・信頼)

  10. “shaken, not stirred”(カクテルの有名フレーズ:「ステアせずシェイクしてください」の意)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “shake” は古英語の “sceacan” に由来し、「揺らす」「揺れる」という意味をもっていました。そこから時代を経て、現在の “shake” が生まれ、その過去分詞として “shaken” が使われます。

使用時の注意点・ニュアンス


  • “shaken” は特に「ショックを受けた」「動揺した」という心の動きを強調するときに使われます。

  • 場面としてはカジュアルからフォーマルまで幅広く使用されます。

  • 気持ちを強調する場合は “I’m really shaken up.” など “up” を同時に使うと、より「大きく動揺している」ニュアンスが出ます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 過去分詞としての用法


    • 完了形(現在完了・過去完了など)や受動態で使われます。

      例: “I have shaken the bottle.” → “The bottle has been shaken.”


  2. 形容詞的用法


    • “He looked shaken.”(彼は動揺しているように見えた)のように、補語として使われることが多いです。


  3. イディオム・表現


    • “shaken, not stirred” = ジェームズ・ボンドのカクテルの決まり文句。

    • “shake it off” は “shaken” ではなく動詞 “shake” を使ったイディオムですが、「嫌なことをサッと振り払う」意味があります。



5. 実例と例文

バリエーション豊かな場面での例文です。

日常会話(カジュアル)


  1. “I’m still shaken from that horror movie last night.”

    (昨夜のホラー映画のせいで、まだちょっと怖くて動揺してるよ。)

  2. “She looked really shaken after the scary roller coaster ride.”

    (あの怖いジェットコースターに乗ったあと、彼女は本当に動揺しているように見えた。)

  3. “He was shaken up when he saw the accident.”

    (彼は事故を目撃して動揺していた。)

ビジネス(ややフォーマル)


  1. “The team was shaken by the sudden resignation of the CEO.”

    (突然のCEO退任にチームは動揺していた。)

  2. “Her confidence was shaken by the negative feedback from the client.”

    (クライアントからの否定的なフィードバックで、彼女の自信は揺らいだ。)

  3. “He remained calm, even though everyone else was visibly shaken.”

    (他のみんなが明らかに動揺していたのに、彼は冷静さを保っていた。)

学術的・公的な文脈(フォーマル)


  1. “Historical records suggest that public trust was severely shaken following the crisis.”

    (歴史的記録によると、その危機の後、市民の信頼は大きく揺らいだことが分かる。)

  2. “The institution’s foundation was shaken by the scandal.”

    (そのスキャンダルによって、その機関の基盤は揺らいだ。)

  3. “Observers noted that the community was deeply shaken by the earthquake.”

    (観察者たちは、地震によって地域社会が深く動揺していたと述べた。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. disturbed(かき乱された、動揺した)


    • shaken が物理的・精神的に強い衝撃を受けたイメージに対し、disturbed は「落ち着きを失う」感覚が強い。


  2. upset(取り乱した、気分を害した)


    • upset は怒りや悲しみで気分を乱された時に使うことが多い。shaken はよりショックや驚きのニュアンスが強い。


  3. rattled(動揺した、ガタガタにされた)


    • 「ガタガタと動かされた」というニュアンス。口語的によく使われる。


  4. startled(驚いた、びっくりした)


    • 短い驚きの感じを指す。shaken はより長く続く動揺を示すことが多い。


反意語 (Antonyms)


  • composed(落ち着いている)

  • calm(平静な)

  • steady(安定した)


7. 発音とアクセントの特徴

IPA


  • shaken: /ˈʃeɪkən/

アメリカ英語とイギリス英語


  • 発音はほとんど同じです。

  • アクセントは “shake” の “shéɪk” の部分にきます。

  • 語末の “-en” は曖昧母音(シュワー /ə/)になり、「シェイカン」に近い発音です。

よくある発音の間違い


  • “shake” を /ʃæk/ のように発音しないように注意。 “a” は「エイ」に近い音です。

  • 語末の /kən/ が「カン」とはっきりなりすぎると日本語っぽい発音になりますので、やや弱めにします。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “shaken” を “shaken” と書かずに “shacken” や “shakeen” としてしまうケースがあるので注意。

  • 同音異義語との混同: 特に “shaken” とまったく同音の単語はありませんが、似た形の “shaken” と “shaken up” のニュアンスの違いに注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などで、動詞の活用(shake–shook–shaken)の問題としてよく出ます。過去分詞を問われる場合は “shaken” が正解です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “shake” のイメージは「シェイクドリンクを振る」や「地震でシェイクされる」という状況を想像すると覚えやすいです。

  • 過去分詞形である “shaken” は、「振った結果、何かが大きく変化した状態」という流れでイメージすると理解が深まります。

  • “Shaken, not stirred.”(映画『007』で有名なカクテルのフレーズ)から覚えるのもおすすめです。実際に耳にする機会も多く、記憶に残りやすいです。


以上が、“shaken” の詳細な解説です。「shake」の過去分詞として文法のなかで重要となるほか、形容詞的にも「動揺している」「ショックを受けた」という意味で日常的に使われる表現なので、しっかり理解しておくと会話でも文章でも役立ちます。

意味のイメージ
shaken
意味(1)

shakeの過去分詞

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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