最終更新日:2025/08/10

I try to lessen my carbon footprint by using public transportation.

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私は公共交通機関を利用することで自分の二酸化炭素排出量を少なくしようとしています。

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元となった辞書の項目

carbon footprint

名詞

カーボン・フットプリント, 二酸化炭素排出量

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私は公共交通機関を利用することで自分の二酸化炭素排出量を少なくしようとしています。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: carbon footprint

品詞: 名詞 (noun)

CEFRレベル目安: B2(中上級)

意味(英語)

The total amount of carbon dioxide (CO₂) and other greenhouse gases emitted by the activities of an individual, organization, or product.

意味(日本語)

ある個人や組織、製品などが活動によって排出する二酸化炭素(CO₂)やその他温室効果ガスの総量を指します。環境問題について話すときによく使われる言葉で、「どれだけ地球温暖化に影響を与えているか」を示す指標としても使われます。

活用形


  • 名詞なので、動詞のような活用は基本的にありませんが、複数形では “carbon footprints” と表現できます。

  • 「carbon footprint」を動詞として使うことは一般的ではありません。

他の品詞例


  • 「footprint」は「足跡」を意味する名詞ですが、それが「carbon(炭素)」と組み合わせられた複合名詞が「carbon footprint」です。

  • 「carbon」はそのまま形容詞的に使われることがあります(例:carbon emissions, carbon tax など)。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • carbon: 炭素、または炭素に関わるものを指す語

  • footprint: 足跡、またはある活動が残す痕跡

「carbon footprint」は、直訳すれば「炭素の足跡」という意味となり、「ある活動が環境へ与える炭素排出の痕跡(影響)」を表しています。

派生語や類縁語


  • carbon trading(炭素排出権取引)

  • carbon offset(炭素排出量の相殺)

  • carbon neutral(炭素中立/カーボンニュートラル)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. reduce your carbon footprint

    (あなたのカーボンフットプリントを削減する)

  2. offset your carbon footprint

    (カーボンフットプリントを相殺する)

  3. measure one’s carbon footprint

    (カーボンフットプリントを測定する)

  4. carbon footprint calculation

    (カーボンフットプリントの算定/計算)

  5. corporate carbon footprint

    (企業のカーボンフットプリント)

  6. product’s carbon footprint

    (製品のカーボンフットプリント)

  7. total carbon footprint

    (カーボンフットプリントの総量)

  8. carbon footprint assessment

    (カーボンフットプリントの評価)

  9. personal carbon footprint

    (個人のカーボンフットプリント)

  10. carbon footprint reduction initiatives

    (カーボンフットプリント削減の取り組み)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「footprint」は「足跡」を表す語で、そこから転じて「活動が残す痕跡」を指します。

  • 「carbon(炭素)」と組み合わせて「活動による炭素排出量(痕跡)」を意味するようになりました。

  • 2000年代以降、環境問題や地球温暖化への意識が高まるにつれ、報道や政策、ビジネスの現場で急速に普及した言葉です。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 環境や持続可能性に関する文脈で使われるのが一般的です。

  • 口語的にも使われますが、新聞や論文、ビジネス文書などのフォーマルな文脈でも頻繁に登場する比較的新しい用語です。

  • 日常会話で使うときは「CO₂排出量」や「環境負荷」に近い意味を伝えると分かりやすいでしょう。


4. 文法的な特徴と構文

文法ポイント


  • 可算・不可算: 「footprint」に当たる部分は可算名詞なので「a large carbon footprint(大きいカーボンフットプリント)」「two different carbon footprints(2つの異なるカーボンフットプリント)」のように扱われます。

  • 一般的に「reduce one’s carbon footprint(自分のカーボンフットプリントを削減する)」のように使われます。

イディオムや構文


  • “to leave a carbon footprint”

    (ゲストや訪問者が「足跡を残す」というイメージで、環境への影響を残すこと)

  • “to shrink one’s carbon footprint”

    (カーボンフットプリントを縮小する、削減する)

フォーマル/カジュアル


  • ビジネスや学術の場ではフォーマルに使われますが、日常会話でも広まっているためカジュアルに使われることも多いです。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m trying to reduce my carbon footprint by biking to work instead of driving.”

    (車ではなく自転車で通勤することで、カーボンフットプリントを減らそうとしてるんだ。)


  2. “Do you know your carbon footprint? There’s an online calculator you can use.”

    (自分のカーボンフットプリントを知ってる? オンラインの計算ツールがあるよ。)


  3. “Using less plastic is one way to cut down my carbon footprint.”

    (プラスチックを減らすのも、カーボンフットプリントを削減する一つの方法だよ。)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our company’s goal is to lower its carbon footprint by 20% within five years.”

    (当社は、5年以内にカーボンフットプリントを20%削減することを目標としています。)


  2. “We’re launching a new project aimed at reducing the carbon footprint of our supply chain.”

    (サプライチェーンのカーボンフットプリントを削減することを目的とした新しいプロジェクトを立ち上げます。)


  3. “Investors are increasingly interested in companies with a smaller carbon footprint.”

    (投資家は、カーボンフットプリントの小さい企業にますます関心を寄せています。)


学術的・公的文脈での例文(3つ)


  1. “Recent studies highlight the role of individual behavior in reducing the global carbon footprint.”

    (最近の研究では、地球規模のカーボンフットプリントを削減するうえで、個人の行動が果たす役割が強調されています。)


  2. “Accurate measurement of a product’s carbon footprint is essential for life-cycle assessments.”

    (製品のカーボンフットプリントを正確に測定することは、ライフサイクルアセスメントに不可欠です。)


  3. “Policy makers are introducing legislation to limit the national carbon footprint.”

    (政策立案者は、国全体のカーボンフットプリントを抑制するための法律を制定しつつあります。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. environmental impact(環境影響)


    • 環境全般への影響を示す広い言葉


  2. ecological footprint(エコロジカル・フットプリント)


    • 土地や海洋など自然資源消費を含む総合的な生態系への影響


  3. greenhouse gas emissions(温室効果ガス排出量)


    • CO₂以外の温室効果ガス(メタンやフロン類)も含めた排出量


  4. carbon emissions(炭素排出量)


    • 炭素(CO₂)に特化して量を示す場合


反意語

厳密な反意語はありませんが、以下は対比される概念です:


  • carbon neutrality(カーボンニュートラル)


    • 排出するCO₂の量と吸収・除去するCO₂の量が差し引きでゼロになる状態


類義語は「carbon footprint」と比べると、対象範囲やニュアンスが違う場合が多いので、文脈に合わせて使い分けましょう。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • carbon: /ˈkɑːr.bən/ (米), /ˈkɑː.bən/ (英)

  • footprint: /ˈfʊt.prɪnt/ (米・英共通)

アクセント・発音のポイント


  • carbon は最初の音節 “car-” にアクセントがあります。

  • footprint も同様に最初の “foot-” にアクセントがきます。

  • 「carbon footprint」を続けて言う場合は、全体として「CAR-bon FOOT-print」のようにそれぞれの単語にアクセントが置かれます。

  • アメリカ英語・イギリス英語で大きなアクセントの違いはありませんが、母音の発音がやや異なる場合があります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “carbon” は “carbo*n*”、最後に “n” を忘れがちな人も。

    • “footprint” は “foot” + “print” の2語がくっついている形。


  2. 同音異義語との混同


    • “carbone” などの単語は英語には存在しないので混同しないように。


  3. TOEIC・英検などでの出題傾向


    • 環境問題やSDGsなどのテーマで出題されることが増えています。

    • 特にビジネス関連の文章で「企業の環境配慮」を扱うときに “carbon footprint” が登場することがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「carbon(炭素)+ footprint(足跡)」=「炭素の足跡」と覚えるとイメージしやすいです。

  • 「足跡を残すように、自分の活動がCO₂排出をどれだけ増やしているか」を意識すると理解に繋がります。

  • 単語カードを作る際、地球のイラストと足跡のイラストを組み合わせて描くなど、視覚的に覚えると効果的です。

  • 企業や個人のカーボンフットプリントを「どれだけ削減できるか」という話題は、近年ニュースなどで頻繁に耳にするため、関連情報を集めて一緒に学ぶと定着しやすいでしょう。


以上が “carbon footprint” の詳細な解説です。環境問題やビジネス、日常生活まで幅広く使われる重要なキーワードなので、ぜひ文脈に合わせて活用してみてください。

意味のイメージ
carbon footprint

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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