最終更新日:2024/06/18
正解を見る

Don't talk so loud.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

loud

IPA(発音記号)
副詞

大声で, 声高に

このボタンはなに?

そんな大声で話すな!

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: loud

品詞: 副詞(ただし、形容詞としても非常によく使われる)

英語での意味: in a loud manner; with a high volume

日本語での意味: 大声で、音量が大きい状態で

「loud」は「大きな音量で」や「大声で」という意味で使われる副詞です。日常的に「音が大きく聞こえる」「声の大きさを強調する」などの場面で使われますが、特に口語では形容詞の “loud” がそのまま副詞的な役割を果たすケースが多い点に注意が必要です。文法書や試験などでは、より正式な副詞形として “loudly” の使用が推奨されることもあります。

活用形


  • 副詞としては “loud” そのものが基本形です。(“loudly” がより文法的に正式な副詞形です)

  • 形容詞: loud (例: a loud noise)

  • 形容詞の比較級: louder (例: This speaker is louder than the other one.)

  • 形容詞の最上級: loudest (例: That was the loudest performance I’ve ever heard.)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級)

    日常会話で頻出する語彙であり、英語学習をある程度進めると自然に出会う単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • “loud” は特に接頭語や接尾語を持たず、単一の語幹として成立しています。

  • もともと「大きい音」の状態を表す形容詞ですが、口語ではそのまま副詞としても用いられます。

  • 正式な副詞形は “loudly” ですが、「loud」のまま副詞的に使われることも非常に多いです。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. speak loud → (声を)大きく話す

  2. play music loud → 音楽を大音量でかける

  3. laugh out loud → 声に出して笑う

  4. think out loud → 考えを口に出す

  5. loud enough → 十分に大きい音(声)で

  6. loud and clear → はっきりと、大きく明瞭に

  7. turn it up loud → 音量を大きくする

  8. a loud bang → 大きな爆発音・物音

  9. loud cheering → 大きな声援

  10. loud protest → 声高な抗議


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の “hlūd” に由来し、「音響がはっきり聞こえる」「響きわたる」という意味をもっていました。

  • 歴史的に「音が強く響くさま」を意味し、現代でも「主張がはっきりと聞こえる」「騒がしい」といったニュアンスが含まれます。

  • 口語表現では “loud” を副詞として使うことはよくありますが、エッセイやビジネス文書などフォーマルな文章では “loudly” と書く方が一般的です。また「耳障りなほど大声を出している」というやや否定的・騒がしいニュアンスが伴う場合もあるので、使うシーンには注意が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 副詞用法:

    例) He was talking so loud that I could hear him from the next room.

    → ここでは「大声で」という意味で使われています。(口語的)

  • 形容詞用法:

    例) That is a loud sound.

    → 「大きい音」という意味。

  • フォーマル/カジュアル:


    • カジュアルな会話: “loud” が副詞としてよく使われる

    • フォーマルな文書: “loudly” を使うほうが望ましい



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Don’t speak so loud; you’ll wake the baby.”

    (そんなに大声でしゃべらないで。赤ちゃんが起きちゃうよ。)

  2. “Could you please turn the TV down? It’s so loud.”

    (テレビの音を下げてくれない?すごくうるさいよ。)

  3. “He laughed so loud that everyone in the café turned to look.”

    (彼があまりに大声で笑ったので、カフェの中のみんなが振り返った。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “The construction noise outside is too loud for our meeting.”

    (外の工事の音が大きすぎてミーティングがしづらいです。)

  2. “Please make sure your phone isn’t set to ring loud during the presentation.”

    (プレゼンテーション中に大音量で電話が鳴らないようにしてください。)

  3. “Some employees complained that the new alarm system is way too loud.”

    (新しい警報システムがあまりにも大きすぎると一部の従業員が苦情を言っています。)

学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “When the device operates too loud, it indicates a potential malfunction.”

    (装置があまりに大きな音を立てる場合、故障の可能性が示唆されます。)

  2. “The speaker system should be tested regularly to ensure it does not play audio too loud.”

    (スピーカーシステムが音を過度な音量で再生しないよう、定期的にテストする必要があります。)

  3. “If instructions are not heard loud and clear, miscommunication may result.”

    (指示が大きくはっきりと聞き取れないと、誤解が生じる可能性があります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  • loudly(大きな音で)


    • “He spoke loudly at the conference.” のように、文法上はより標準的な副詞。


  • audibly(聞き取れる程度に)


    • “She sighed audibly, indicating her frustration.” のように、はっきり音として聞こえる状態。


  • boisterously(騒々しく)


    • より騒がしいニュアンスを含む副詞。


反意語(Antonyms)


  • softly(静かに)


    • “He spoke softly so as not to disturb anyone.”


  • quietly(小声で)


    • “She quietly closed the door behind her.”


それぞれ “loud” は「大きい音」、 “softly” や “quietly” は「静かで小さい音」という意味合いの違いがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /laʊd/


    • アメリカ英語もイギリス英語も、大きく変わりはありません。


  • 強勢(アクセント): 単音節語なので特別な強勢の移動はありませんが、母音は二重母音 /aʊ/ で発音されます。

  • よくある発音の間違い: /lɔːd/ または /luːd/ と発音してしまうミスに注意が必要です。母音は /aʊ/ をしっかり意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: lound, laud, lode などと間違えることがあります。スペルは “l-o-u-d” で覚えましょう。

  • 副詞形の混同: 正式には “loudly” が副詞ですが、口語では “loud” だけで副詞的に使われることも多いです。試験やフォーマルな文章では “loudly” を使ったほうが無難です。

  • TOEICや英検などの試験対策: 文法問題では副詞形の使い分けを問われることがあるので、 “loud” と “loudly” の違いを押さえておくとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “loud” の “ou” は「アウ」と伸ばす二重母音なので、「ロックコンサートなどで『アウ!』と大きな音」というイメージで覚えると発音しやすいかもしれません。

  • 「語尾に -ly がついていないけど、副詞として使われていることがある」という点を頭に入れておきましょう。会話では気軽に “loud” だけを使い、よりフォーマルなライティングや試験では “loudly” と使う、という感じで場面ごとに使い分けるとよいでしょう。


大まかにまとめると、“loud” は「大きな音で」という意味の副詞(および形容詞)で、日常会話で頻繁に使われる便利な単語です。ただし、文章や試験では正統的な副詞形 “loudly” が好まれます。使う場面と文体に応じて区別してみてください。

意味のイメージ
loud
意味(1)

大声で,声高に

和英例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★