最終更新日:2025/12/06
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元となった辞書の項目

schedule

動詞

〈他〉…のスケジュール(時間表,一覧表)を作る / をスケジュールに入れる

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解説

以下では、動詞としての「schedule」を、できるだけ詳細に解説していきます。


1. 基本情報と概要

英単語: schedule

品詞: 動詞 (ただし、名詞としても使われる)

意味(英語・日本語)


  • 「to arrange or plan an event or activity to take place at a particular time」

    「特定の日時や時期に行事や活動を計画・手配すること」

「schedule(動詞)」は、「〜の予定を組む」「〜を(いついつに)予定する」という意味合いで使われます。時間や日程を決める、調整する際に用いる表現です。「会議を予定する」「打ち合わせを設定する」など、ビジネスシーンや日常会話でも使われる便利な単語です。

活用形


  • 原形: schedule

  • 三人称単数現在形: schedules

  • 過去形: scheduled

  • 過去分詞形: scheduled

  • 現在分詞形: scheduling

他の品詞形


  • 名詞: a schedule (例: “I have a busy schedule.” = 「スケジュールが詰まっている」)

  • 動詞: schedule (本項で説明)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 日常会話やビジネスなど幅広い場面で使われる基本的な単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語・接尾語は特になし。

  • 語幹は「sched-」に由来します。

派生語や類縁語


  • reschedule (動詞): 予定を変更する

  • scheduler (名詞): スケジュール管理をする人(または管理用の機能・アプリ)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. schedule a meeting(会議を予定する)

  2. schedule an appointment(アポイントを取る)

  3. schedule an event(イベントを予定する)

  4. schedule a call(電話を予定する)

  5. schedule a visit(訪問の日時を決める)

  6. schedule a conference(会議・学会などを予定する)

  7. schedule time off(休暇の予定を入れる)

  8. schedule a release(リリース日を設定する)

  9. schedule a flight(フライトを予約する・設定する)

  10. schedule a check-up(健康診断を予約する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「schedule」という単語は、ラテン語の「schedula」(小さな紙片、リスト)に由来すると言われています。そこから「メモ書き」「予定表」といった意味へと派生しました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「予定を組む」「時刻を割り当てる」といった「事前に計画する」ニュアンスが強いです。

  • ビジネス文書や会話でも頻繁に使われ、フォーマル・カジュアルどちらにも対応可能です。ただし、公式な文書・メールなどでは「arrange」や「plan」を使う場合もあります。


4. 文法的な特徴と構文

使用シーン


  • 他動詞として目的語を取り、「何を」「いつに」予定するかを文中で明示します。

    例: “I scheduled the meeting for 10 a.m. tomorrow.”

  • 名詞としては「スケジュール表・予定表」を指すため、可算名詞として使われます。

    例: “My schedule is packed today.”

一般的な構文・イディオム


  • schedule + 目的語 + for + 時間(日時)

    例: “They scheduled the interview for next Monday.”

  • be scheduled to do

    例: “The train is scheduled to depart at 9 a.m.”

  • (something) is on schedule / behind schedule / ahead of schedule

    例: “We are behind schedule, so we need to work faster.” (名詞用法)


5. 実例と例文

それぞれの場面で3つずつ例文を示します。

日常会話


  1. “I scheduled a haircut this weekend.”

    (今週末に散髪の予約を入れたよ。)


  2. “Let’s schedule time to catch up over coffee.”

    (コーヒーでも飲みながら話す時間を作ろうよ。)


  3. “I need to schedule my dentist appointment soon.”

    (そろそろ歯医者の予約を取らなきゃ。)


ビジネス


  1. “Could you schedule a meeting with the design team?”

    (デザインチームとのミーティングを入れてもらえますか?)


  2. “We’ve scheduled the product launch for early next month.”

    (製品のローンチは来月初旬に予定しました。)


  3. “Please schedule a call with our overseas partners.”

    (海外の取引先との電話会議を設定してください。)


学術的な文脈


  1. “The conference organizers have scheduled a keynote speech on the first day.”

    (カンファレンスの主催者は、初日に基調講演を予定しています。)


  2. “We need to schedule a series of experiments throughout the semester.”

    (学期中に一連の実験のスケジュールを組む必要があります。)


  3. “The professor scheduled the final exam for the last week of December.”

    (教授は期末試験を12月の最終週に予定しました。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. arrange(手配する)


    • より一般的に「手配する」「準備する」という意味。scheduleより幅広いシーンで使われる。

      例: “I arranged a meeting with the director.”


  2. plan(計画する)


    • 時間の指定に限らず、より広い計画を立てるときに使う。

      例: “We plan to launch the new service next year.”


  3. organize(整理する、企画する)


    • 物事を体系立てて管理するイメージ。催しなどを主催、運営する意味でも使われる。

      例: “He organized a charity event for the weekend.”


反意語


  • cancel(取り消す)


    • 予定を取り消すことで、反対の行為にあたる。

      例: “I had to cancel the meeting due to an emergency.”


  • postpone / delay(延期する)


    • 予定そのものは取り消さず先に延ばす行為。scheduleと対比されることが多い。

      例: “We postponed the event until next month.”



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ˈskɛdʒuːl/ または /ˈskɛdʒəl/

  • イギリス英語: /ˈʃedjuːl/

強勢(アクセント)の位置


  • 第1音節「sche」にアクセントが置かれます。

よくある発音の間違い


  • イギリス英語では「シェジュール」に近い発音、アメリカ英語では「スケジュール」に近い発音になります。慣れないうちは発音の違いで混乱することが多いので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • 「scedule」や「schdule」とつづりを間違えることがあるので注意。


  2. 同音異義語との混同


    • 発音は似ていませんが、「school (学校)」や「scheme (計画)」などと混乱しないよう、しっかり確認してください。


  3. 試験での出題傾向


    • TOEICや英検などでは、「会議をいつに予定する」というフレーズで出題されやすい単語です。またリスニング問題でもスケジューリングに関する話題で使われることが多いです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「予定を入れる」=「スケジュールに入れる」というイメージで覚えやすいです。

  • スペリングは「sch(ス/シ)」+「e」+「du(ジュー)」+「le(ル)」で分割してイメージしながら書くとミスを減らせます。

  • 通常、アメリカ英語は「スケジュール」、イギリス英語は「シェジュール」とイメージすると発音の違いが覚えやすいです。


以上が、動詞としての「schedule」の詳細な解説です。ビジネスシーンから日常会話、学術的な文章まで幅広く活躍する単語なので、例文を参考にしながらぜひ身につけてみてください。

意味のイメージ
schedule
意味(1)

…‘の'スケジュール(時間表,一覧表)を作る;…‘を'スケジュールに入れる

意味(2)

《しばしば受動態で》…‘を'予定する

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 4択問題

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